今年2月、女流棋士採用試験(関西総本部)に合格した加藤千笑初段(16)は多くの新聞で取り上げられた。生まれつき骨が弱い病気、「骨形成不全症」を抱えた加藤は車イスを使う生活で、移動には常にお母さんが付き添う。そんな彼女が難関のプロ試験を突破したのだ。話題になるのも当然と言える。
「破顔千笑、関西で夢がスタート」
(週刊碁より抜粋)
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今週の「週刊碁」最終面は「新初段シリーズ・第6戦/彦坂直人九段 VS 加藤千笑初段」。
序盤から順調なスタートの加藤さんでしたが、後半はベテラン彦坂九段の前に消極的な着手で無念の投了でした。
加藤さんは中部総本部の院生になって名古屋を拠点に勉強していたのですが、合格したのは関西総本部の採用試験。日本棋院の規定で、今回の試験は関西の順番でした。
身体的なハンディの上に所属が関西とは・・・。逆境をバネに頑張ってほしいですね。
小学校6年で少年少女囲碁全国大会に優勝したとき、私も群馬代表選手の引率で会場にいて加藤さんを見かけました。
車イスでの対局は大変そうでしたが、 【意志堅固】 な雰囲気が伝わってくるようでしたね。
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