趙治勲十段(50)に山下敬吾棋聖(28)が挑戦する「第45期十段位決定五番勝負」の第1局が、3月8日、新潟市の岩室温泉「高島屋」で行われ、白番の趙十段が中押し勝ちし、3連覇へ向けて好スタートを切った。
第2局は3月29日、愛知県蒲郡市の西浦温泉「銀波荘」で行われる。
(産経囲碁Webより抜粋)
超スローペースの序盤戦で、趙十段がやや強引にみえる仕掛けからペースを掴み、その後も快調な打ち回しで一度もリードを奪われることなく最後まで押し切った。
(週刊碁より抜粋)
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趙十段が独特の打ち回しで、山下棋聖を圧倒しました。この一局を見ると往年の「最強:趙治勲」の世界がよみがえる思いです。
さきの棋聖戦で小林覚九段に4連勝で防衛を果たし勢いに乗る山下棋聖でしたが、本局では趙十段の力投にフルスイングできず、押さえ込まれた一戦となりました。
趙十段の強さが光った第1局でしたが、第2局以降はどんな流れになるか。世代間の戦いに注目が集まります。
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今回の対局地は新潟市の岩室温泉「高島屋」。前日から雪が降り、当日も雪が舞っていたそうです。雪景色の中、和風旅館での対局、絵になるでしょうね。
北国の趣きは雪景色の中にあるようで、冬の北国を旅してみたいと思います。でも寒い時期の外出は億劫ですね。
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