NHKテキスト/囲碁講座に「中部発!尾張なき旅」という連載コーナーがあります。
今月号(2021/7月号)では羽根直樹九段の記事、一部を紹介。
中部総本部で失敗しないイメージがある棋士と言えば、やはり羽根直樹九段。ただこの先生の場合、大門未知子(テレビドラマ『ドクターX』の主役)とは違い、自信満々に「わたし、失敗しないので」なんて言うことは絶対ない。
どちらかというと、「この展開ならしかたがないね」とか、「これくらいなら我慢できるね」とか、マイナスじゃなきゃいいというようなニュアンスの言葉が多い。
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ナルホド、焦らずに自分のペースを貫くことが大切なんですね。
ただ、「言うは易く行うは難し」・・・
羽根九段は一昨日(7/8)、名人戦リーグでトップを1敗で追う許家元・十段を降しリーグ残留決定。一力二冠の挑戦権獲得に貢献したことになりますか。
この大一番のように、注目棋士(井山+令和三羽烏など)に一泡食わせるような勝利が多く、楽しませてくれますね。
このコーナーを書いているのは下島陽平八段。「囲碁フォーカス講座・上野愛咲美のハンマーパンチ」で進行役を努めており、テレビ・動画・エッセイなどで囲碁普及に大忙しのようです。
この文の最後に
羽根先生、もっと教えてくださいな。このままでは自分の決めゼリフが「わたし、失敗しかしないので」になってしまいそうだから。
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