【黄金果/英語名:Abiu,Caimito】
台北ではほとんど入手できない果物です。
原産はアマゾン川上流の熱帯雨林で、マレーシア一帯に持ち込まれた後に台湾にも伝わったそうです。
台湾では、生産地を除いてほとんど出回らない理由に『果実は軽くぶつけてもすぐに中実が痛む』事にある様です。
現状の問題として、運送する事が非常に困難だそうです。
(美味しいのに、非常に残念!)
黄金果を二つ買ったら、一つ’痛んだ商品にならない果実’を食べさせてくれました。
(上記写真から分かる様に、少しぶつけただけでも内部が傷んでしまいます。)
食感はグレープフルーツをコラーゲン質にした様な感じ。
この独特の食感は、他の果物にはありません。
それでいて非常に甘くてジューシー(表現が難しい...)。
とにかく本当に美味しいです。今年の値段は一つ30元ほど。
一緒にいた宿泊中のお客さんも大満足の様でした。
《続いて、『樹葡萄』を食べて来ました。》
台湾では『樹葡萄』と呼ばれていますが、中国語での正式名称は『嘉寶果』です。
日本語では英語名Jabuticabaをそのままカタカナに直訳して『ジャポチカバ』です。
もともと南米産の果物で、樹の幹に直接できる葡萄みたいな形から台湾では『樹葡萄』と呼ばれる事が多いです。
(外見は葡萄そのもの。でも、果実中央には種が入っています。)
味はしっかりと肥料を与えたものと、適当に育てたものとでは全く別物です。
こちらの嘉寶果の樹にはネットをかけて鳥予防対策をしていました。
無農薬で時間を掛けてしっかりと育てているので、甘みが強く非常に美味しかったです。
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