ゲストハウス・プリ / Guest House Puli

日月潭、廬山温泉、合歓山(登山)等へ向かう拠点になる町≪埔里≫で生活する日本人オーナーの個人日記。

『地理中心』台湾の中心地点

2021年06月09日 | 名所案内


【台湾の中心地点 (東経120度58分25.975秒、北緯23度58分32.340秒)】
1906年12月13日に台中州埔里街(現・南投県埔里)の虎頭山山頂部に東京天文台技師が一等三角点を設置し、
中央山脈の三角点設置のための基準点とした。   出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


私のブログ内で何度もご紹介している埔里の観光名所です。
中心地点は、長い上り坂か400段近い階段を上らないと辿り着けない場所ですが、客人たちはほとんどが歩かずに私が送迎している場合が殆どです。
(運動がてらに歩く人は別ですが。)早朝や夕方には多くの埔里住民が運動や散歩を兼ねて歩いています。(自転車の人もけっこういます。)


【中心地点のすぐ横からも夕陽を見る事ができます。】






ここは虎頭山と言う小高い山の上ですが、ここまでは山の入口にある『地理中心碑(石碑)公園』から階段を
400段ぐらい登って来る事も可能です。時間にして、私なら15分ぐらいで汗まみれになって上がれます。



日本統治時代には、この辺りにとても規模の大きな神社『能高神社』がありましたが、第二次世界大戦敗戦後に
埔里市内の醒靈寺へ石造の狛犬や灯篭等を移しました。
『能高神社』の大部分の建材は、破壊されてそのままこの虎頭山に放置されています。


灯篭の頭部分の様です。
この様に大量の残骸が今でも階段脇に捨てられたままです。(こういう所が台湾人ですね。)



「能高神社」:             出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1920年(大正9年)、虎頭山山頂に無格社の能高社が建立。
1925年(大正14年)に山麓の現・中心碑付近に「能高神社」として移設されることになり、1927年竣工。
1939年8月14日 工事終了。



【道端で面白いものを発見しました。】


台湾では’美人樹’と呼ばれているキワタ系の木の種です。よく見ると綿の中に種が入っています。
(私も種を持ち帰って発芽させて植木鉢で育てています。)



≪追記≫
地理中心地点から更に三キロほど上がった場所には、パラグライダーの練習場があります。








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