kenharuの日記

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オロロン街道を南下

2019-09-27 | 旅行記
稚内で朝を迎えた。


ここまで来ると、次は南下するしか無い。
国道40号線を豊富町まで走り、サロベツ原野の湿原センターへ立ち寄った。

サロベツ湿原には懐かしい記憶がある。
10年ほど前に、国内では絶滅寸前の小鳥シマアオジを探して、一人で歩き回った場所である。
あの時の木道を歩いてみた。


湿原で小鳥がさえずるのは6~7月。
今は草原性の野鳥など居ない枯れた原野に過ぎないが、思い出をたどることは出来た。

湿原センターを後にして、海沿いのオロロン街道に出た。
日本海を右に、牧草地帯を左に見ながら、南下。


街道名物の風力発電機が見えてくる。


風車の整列を通り過ぎると、今度は振り返って撮影した。

全部で30基近くある。


カミさんがフクロウらしいのが飛んでいると言い出した。
遠いので小さくしか見えないのだが、「ワシタカのような首が見えない」と言う。
急いで望遠撮影し、画像を拡大して確認すると、なるほどコミミズクというフクロウである。

コミミズクなら晴天の11時半に飛び回っても不思議ではない。

コミミズクは、シベリアなどで繁殖し、日本では冬鳥である。
今日は9月27日で、冬鳥が現れるには少し早すぎるような気がする。
「もしかしたら国内繁殖?」などと勝手に想像を膨らませた。


遠別町を通り過ぎて、旭温泉へ立ち寄った。
北海道の日本海側にある温泉の中では、ここが一番のお気に入りである。


2種類の湯があって、露天は紅茶色のモール泉。

ツルツル泉質である。

屋内の大浴槽はオレンジがかった茶色の湯。

色が濃くて透明度は5センチほど。

温泉を堪能した後は、今夜のねぐらである道の駅「しょさんべつ」に入った。
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