国勢調査、すぐに投函

高校時代だった記憶ですが、当時教師が日本の統計について話していて、世界的に見て非常に詳細かつ正確と評価していました。ただしこれはいいことばかりではなくて国民の中にプライバシーの意識がないから。欧米では誰もこんな調査に喜んで協力はしない。フランスなんかはお上の調査にまともに答えようとしないだろう。
当時高校生の私は、頭の中はすぐに下ネタに結び付けていたので、フランス人は恋も多くて不倫も派手なので、まともに答えられないのだろうと思っていました。その頃はプライバシーなどと言う言葉は後ろめたいことがある人の理屈ぐらいに思っていました。
あれから半世紀ぐらいたって、時代は変わって、日本でもプライバシーはやかましく言われるようになりました。
昔は対面で根掘り葉掘り聞きとっていた国勢調査も今や郵便受けに投函されていて、回答はネットか郵送でとなってきました。

我が家にも先日郵便受けに入っていて、早速記入して郵便で投函。ネットで回答とも思ったのですが、ざっと読んでみたら簡単に記入できそうなので紙ベースで回答して郵送することにした次第。このコロナ禍の影響かマンション付属のネット環境が通信過多でよく切断するようになったこともあります。昨日補強工事をやっていますのでいくらかは改善されたかも。
独り暮らしの母のところにも当然ながら調査は来ているのですが、母はまったく状況が理解できないので、代わりに私が記入して投函することに。まあ、母は結婚以来住所は変わっていないし、働いていないので記入は簡単。すぐに書けたので即投函。

ところで郵送のあて先はなぜか大阪。西日本と東日本で分けているのでしょうか？市町村は関係なく集中的に処理するみたいです。
その昔、病院の係長の時に看護婦寮の国勢調査は私が担当で、と言ってもほとんどは履歴書からこちらでチェックできるのですが、記入する内容も簡単なもので、ほとんど手間いらず。取りまとめて区役所に持って行くと調査員の報酬をもらえて、私としては仕事の一環なので受け取れませんと断ったのですが、向こうは受け取ってもらわないと面倒なことになるのか「いいから、いいから、もらっておきなさい」と言ってくれたので、みんなの飲み代になりました。
今の調査員はヤッターマンの話を聞いても昔とは格段に世話なしになったので、いいアルバイトと言えるのでしょうか…