講演会の講師はあまり魅力的ではなかったのですが、そこは隠居生活の暇人ですので取り合えず名証IRセミナーin名古屋を申し込んでおいたのですが見事当選。
正直知らない企業もあったのですが、早速行ってきました。
会場はナディアパーク。以前はロフトが入っていたのですが、今はアルペンの基幹店が入っています。
最初は企業説明会。
トップバッターは「セントラルフォレストグループ」。以前にも説明会を聞いた記憶ですが、2019年にトーカンと国分中部の2社の持ち株会社として設立された会社ですので、知らなくても仕方ない。
お土産に自社製品の塩ラーメンをつけてくれました。これはポイントです。
トーカンは外食・給食とコンビニ・スーパーへの卸が中心で国分中部は酒類と加工食品をスーパー・ドラッグストアーに卸しています。その面では2社余り競合せずお互いの強みを生かした関係強化と基幹システムの共通化で物流・管理業務の効率化省人化を図っています。
因みに国分グループ本社は約40%の大株主で、グループの中部北陸地区を担っています。
2番目は「三ツ知」。失礼ながら全く知らない会社でしたが、自動車部品を中心とした「カスタムファスナー」(ボルトとかナット)の製造・販売の会社です。
冷間鍛造技術によって高付加価値製品の小ロット多品種に対応できる強みがあるとか。
技術力はあるみたいですが、研究開発の陣容は年間5千万円の開発費で研究員は2人、大学との産学連携をしていると言うことですけど、下請けで売り上げ130億円というとこれぐらいがやっとかも。自動車関連の下請けは安定していても利益率は低い。独自開発の製品は利益率は高くても継続性に問題あるとか。
プレゼンターは社長さんですが、質問に生真面目に答え自社の技術にを信頼して頑張っていますと言う姿勢は下町ロケットの佃製作所はこんな感じなのかとふと思ってしまいます。
因みに記念品はボールペンでこれもまじめすぎると言うかもう一工夫欲しいところ。
最後は「朝日インテック」。
プレゼンターは急遽変更になって副社長さんに。社長さんの弟さんかな?丁度前日だったかNHKで取り上げられていた記憶です。
医療用の循環器系に使われるPCIガイドワイヤーは世界トップシェア(52%)で売上高の4割を占める主力製品。日本では82%のシェアでほぼ独占状態。素材から完成品まで自社一貫生産体制を確立しています。もともとは堺でワイヤー製造していた会社なのですが、心疾患の慢性完全閉塞を治療できる経皮的冠動脈形成手術のガイドワイヤーを開発。世界をリードする製品になっている。欧米においてまだまだ拡大余地は大きく米国でシェア50%(24年3月で41%)が目標。循環器系だけでなく、より高単価の脳用、末梢用とか腹部用のガイドワイヤーへの拡大も目指している。新規事業としてプラズマワイヤーシステムの製品化を目指している。
質疑で株価が今のところ低迷しているところはどうしてと聞かれたがちょっと憮然として業績は順調なのだが円安で時価総額が下がってМSICから外れたことも一因か?とのこと。そうであるのなら買い時かも。ここの記念品は小さなライト付き拡大鏡。洒落ていました。
3社いずれもそれなりに魅力的で投資の検討に値するのではと思いました。
休憩を挟んでの講演は、コモンズ投信株式会社の伊井哲朗さん。名古屋出身で以前も一回講演を聞いた覚えがあります。
資料を基にいろいろ話されましたが、つまるところアメリカの金融資産は00年から3・4倍に、イギリスは2・3倍になっているのに日本は1.4倍にしかなっていない。これは日本の家計金融資産の半分以上が現預金だから。今の世界情勢に対応した投資信託に投資しましょう。どこに投資するについてはコモンズ30などはいいですよと言うことです。
先日亡くなった山崎元さんに言わせればアクティブ投資よりインデックス投資の方がいいと言うのでしょうけどね。
正直知らない企業もあったのですが、早速行ってきました。
会場はナディアパーク。以前はロフトが入っていたのですが、今はアルペンの基幹店が入っています。
最初は企業説明会。
トップバッターは「セントラルフォレストグループ」。以前にも説明会を聞いた記憶ですが、2019年にトーカンと国分中部の2社の持ち株会社として設立された会社ですので、知らなくても仕方ない。
お土産に自社製品の塩ラーメンをつけてくれました。これはポイントです。
トーカンは外食・給食とコンビニ・スーパーへの卸が中心で国分中部は酒類と加工食品をスーパー・ドラッグストアーに卸しています。その面では2社余り競合せずお互いの強みを生かした関係強化と基幹システムの共通化で物流・管理業務の効率化省人化を図っています。
因みに国分グループ本社は約40%の大株主で、グループの中部北陸地区を担っています。
2番目は「三ツ知」。失礼ながら全く知らない会社でしたが、自動車部品を中心とした「カスタムファスナー」(ボルトとかナット)の製造・販売の会社です。
冷間鍛造技術によって高付加価値製品の小ロット多品種に対応できる強みがあるとか。
技術力はあるみたいですが、研究開発の陣容は年間5千万円の開発費で研究員は2人、大学との産学連携をしていると言うことですけど、下請けで売り上げ130億円というとこれぐらいがやっとかも。自動車関連の下請けは安定していても利益率は低い。独自開発の製品は利益率は高くても継続性に問題あるとか。
プレゼンターは社長さんですが、質問に生真面目に答え自社の技術にを信頼して頑張っていますと言う姿勢は下町ロケットの佃製作所はこんな感じなのかとふと思ってしまいます。
因みに記念品はボールペンでこれもまじめすぎると言うかもう一工夫欲しいところ。
最後は「朝日インテック」。
プレゼンターは急遽変更になって副社長さんに。社長さんの弟さんかな?丁度前日だったかNHKで取り上げられていた記憶です。
医療用の循環器系に使われるPCIガイドワイヤーは世界トップシェア(52%)で売上高の4割を占める主力製品。日本では82%のシェアでほぼ独占状態。素材から完成品まで自社一貫生産体制を確立しています。もともとは堺でワイヤー製造していた会社なのですが、心疾患の慢性完全閉塞を治療できる経皮的冠動脈形成手術のガイドワイヤーを開発。世界をリードする製品になっている。欧米においてまだまだ拡大余地は大きく米国でシェア50%(24年3月で41%)が目標。循環器系だけでなく、より高単価の脳用、末梢用とか腹部用のガイドワイヤーへの拡大も目指している。新規事業としてプラズマワイヤーシステムの製品化を目指している。
質疑で株価が今のところ低迷しているところはどうしてと聞かれたがちょっと憮然として業績は順調なのだが円安で時価総額が下がってМSICから外れたことも一因か?とのこと。そうであるのなら買い時かも。ここの記念品は小さなライト付き拡大鏡。洒落ていました。
3社いずれもそれなりに魅力的で投資の検討に値するのではと思いました。
休憩を挟んでの講演は、コモンズ投信株式会社の伊井哲朗さん。名古屋出身で以前も一回講演を聞いた覚えがあります。
資料を基にいろいろ話されましたが、つまるところアメリカの金融資産は00年から3・4倍に、イギリスは2・3倍になっているのに日本は1.4倍にしかなっていない。これは日本の家計金融資産の半分以上が現預金だから。今の世界情勢に対応した投資信託に投資しましょう。どこに投資するについてはコモンズ30などはいいですよと言うことです。
先日亡くなった山崎元さんに言わせればアクティブ投資よりインデックス投資の方がいいと言うのでしょうけどね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます