怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

白鳥寄席200回記念

2024-03-21 17:46:12 | Weblog
白鳥庭園では毎月第3水曜日に白鳥寄席を開催している。

清羽亭の座敷で臨時の高座を設けて行うのだが、最初は大須演芸場が差し押さえられ使えなくなった時に名古屋の落語家たち(と言ってもほんの4~5人ですけど)の活動の場がなくなって困っていたことから、それならばと白鳥庭園が自主事業として活動の場を設けたもの。
当初は無料でしたが、それでも最初はPR不足もあってお客は関係者と言うか法被を脱いだ庭園職員の他はちらほらだったとか。
それでも回を重ねるごとに定着してきてお客も満員になってきて、私はその頃ちょうど年金生活になって暇を持て余していたので、毎月都合がつけば行くようになりました。
ところがここでコロナ禍。
せっかく定着してきたのに開催も出来なくなってしまいました。
2年ほどのブランクからやっと再開できたのですが、ソーシャルディスタンスとやらで席は間隔を空けて指定席に。併せて有料となり200円。もっと取ってもいいのですがもともと無料で始めていて元を取ろうと言う感覚がないので座席指定料だけと言うことか。別途庭園入場料が300円入りますしね。
200円という安さから毎回ほぼ席が埋まるようになってきたのですが、遂に3月20日で200回の開催になりました。

200回記念と言うことでレギュラーメンバーの名古屋の落語家たちが5人が出演すると言うので、いつもは1時間ちょっとなのですが、中入りを挟んで約2時間の舞台。
あいにくの雨で強風の悪天候にもかかわらず、宣伝もあってこの日は椅子席だけでは収まらずにかぶりつきの人まで出る超満員。
10時30分前から前座が1席やって、川島白鳥庭園所長さんの挨拶の後開演。
最初は登龍亭福三が名古屋弁新作落語。
続いては登龍亭幸福ですが、まくらの時に前列の人の携帯が鳴る。慌てて止めたみたいですが、電源を切っていなくてマナーモードにもしなかったのですぐにもう一度鳴ると言う高齢者あるあるで席があったまる。
落語の最後は登龍亭獅篭が1席なのですが、不覚にも途中でうとうとしてしまいました。前から4列目でしたが狭い会場なので演者からは寝ているのはよく分かったかも。よく知っている話の名古屋バージョンなので展開が想像ついて眠くなったんだろうな。
ここで中入り。
中入り後は色物で柳家三亀司。いつもはなかなか成功しない独楽回しをやるのですが、かぶりつきまでいてる中では失敗したら危ないと腹話術に。よく見ていると口が動くのが分かるのですが、まあ、これは芸よりもしゃべくりを楽しむものなんでしょう。
トリは旭堂鱗林の講談。でも講談に入るまでの話の方が面白い。講談は続き読み太閤出世物語の第1話なんですが、要は日吉丸が生まれるだけの話なので戦の場面とか切った張ったがないので、後ご期待というものですか。因みに続き読みは毎月やっていて今度はもう第30話になります。
終わると12時15分過ぎ。
終わっても何も音楽が鳴らないのでどうしたのかと思っていたら出演者が5人登場。


200回記念と言うので5人に花束贈呈。
写真撮影も自由でSNSに乗せてPRしてくださいとのこと。一応ブログに載せてPRしておきますが、あまりお客が増えると席が取りにくくなるのが心配です。
終わってから近くのカニ料理の甲羅で昼食を摂ったのですが、この日は祝日だったので満員。加えてお得なランチはなかったのですが、席は待つことなく案内されました。
ところでこの店でスマホを忘れて来てしまい慌てて電話したら預かっていますと言うことですぐにまた駆けつけると言う失態でした。

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