怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

梅雨空でキノコの森に

2019-07-15 21:30:24 | Weblog
梅雨空でうっとおしい天気が続いています。
こうなると湿気が好物のキノコの出番。
我が家のマンションの入り口の立木の根元にもキノコが生えていてちょっとびっくり。

見た目はそこらのスーパーの売り場にありそうな感じ。

まあ、危険ですから食べないようにですし、もちろん誰も採る様子はありません。
その昔、中国人夫婦が東山公園でキノコ狩りをして毒キノコを食べて中毒になってなくなったという事件もあったような記憶があります。
人間が数あるキノコのうちどれが食べられるかを選んできたのは、科学的知見もなく分析方法も知らないのなら、とりあえず食べてみて異常があるかないかを体で調べていくしかなかったはずです。
人間は嘔吐するという素晴らしい能力を持っているので、とりあえず口にしてみて異常があれば無理やりにでも嘔吐すれば何とか命はとりとめられ、キノコへの知見をひとつ積み重ねられていきます。あまり調味料を使うと異常が感じられないので、出来るだけシンプルに食べる必要があるでしょうけどね。
因みに動物で嘔吐の能力を持っているのはハダカデバネズミとか。土の中で生活しているので視覚、嗅覚で判別ができないので取りあえず食べてみて受付なければ嘔吐するという生き方が適応だったのか。実験動物ではそういう能力はあまりないみたいです。
神宮東公園へ散歩に行くと木陰にはあちこちでキノコが生えて、キノコの森になっているところも。

小さいのでちょっとかわいい。
枯れ木に生えている如何にも不気味なキノコはさすがに見ただけで食べられないと思います。

猿の腰掛はもっと茶色だったかな。

確か小学生の頃の理科の時間にはキノコの見分け方とかがあって、毒キノコの一覧表もあったような。
てんぐだけとかベニテングダケとかツキヨタケとか如何にも恐ろしげな名前のキノコが毒々しく載っていましたね。

少年マガジンだったかで読んだ記憶ですが、笑いタケなるキノコがあって食べると笑い続けて死んでしまうなんて言うのがあるとか恐ろしくっておかしな毒キノコがたくさんあるとおどろおどろしく書いてあって、知らないキノコは絶対に食べてはいけないと刷り込まれてきました。
それにしても食べられるキノコを試行錯誤と経験で見極めてきた先人の知恵と勇気はすごい。
梅雨時は外へ出る機会がどうしてもないですが、少し雨が止んだらキノコ探索に行くのも、年金生活の暇つぶしにはちょうどいい。
今度、原色キノコ図鑑でも借りてこようかな。

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