怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

広島・呉・岩国・宮島旅行1日目は呉・広島

2016-11-13 17:01:00 | Weblog
金曜日・土曜日と広島へ行って行きました。
天気は運よく2日とも高気圧に覆われて晴れ
金曜日はゆっくりと11時30分名古屋発ののぞみ。
お昼は名古屋駅で買ったひつまぶし巻き。

ちゃんとちゃんとウナギも入っていて美味しい。
広島へ着くとすぐに呉線の快速に乗り換えて呉へ15時過ぎには着きました。
そこから大和ミュージアムに行こうとするのですが、駅は山側が玄関。駅前に出てぐるっと回りこんだのですが、ちゃんと駅から回り込むように連絡通路が出来ていました。

でもちょっと分かりにくいというか、上を見ないと見逃してしまいます。
大和ミュージアムは売り物の戦艦大和の巨大模型がやっぱり迫力あります。

明治の初めまでは呉はさびれた漁村だったのですが、海軍工廠が出来てからは開発が進み人口もどんどん増えます。日本海軍の名だたる軍艦はほとんどここ呉で造船されていました。結果、戦前は人口40万人だったとか。
当然ながら徹底的な空襲を受けたのですが、復興した現在も造船の街です。
窓から見える港の風景にも巨大なクレーンが見えています。

軍艦の模型だけでなくゼロ戦も展示してありましたが、これは琵琶湖の底に沈んでいたものを復元したものとか。当時世界最高水準の戦闘機だったのですが、間近で見ると頼りないほどちゃっちい。なんかペラペラの機体の感じです。

運動性能を確保するために余分な部品を極力削ってしまい、そのためパイロットを守るべき防御は無視されていた。厳しい訓練によって養成されたパイロットの安全を犠牲にする設計思想には、人材と熟練を軽視する日本軍の体質がうかがえます。

戦艦大和はその力を存分に発揮したことはなく、時代遅れの最新鋭艦として活躍する場所がないまま最後は海軍のメンツで特攻攻撃を挙行して沈没。同じく展示されている回天とかを見るにつけ、本当に効果を測定して作戦を立てていたのだろうか、愚行の博覧会です。
1時間ちょっと見てから隣の海上自衛隊呉史料館「海のクジラ館」へ。

ここは海上自衛隊のいわば宣伝なので入場無料。
退役した嘱託のような自衛官の方が親切に説明してくれます。
潜水艦の中にも入れるのですが、想像通り居室とか狭いですね。閉所恐怖症の人は絶対に潜水艦乗りにはなれません。
艦長室でも本当に狭い。

操舵室は計器が一杯並んでいて何が何やら。外を見ながら操縦という訳ではないのでよくどこを進んでいるのかわかるものです。

まあ、仮に外が見えても視界は悪いのでほとんど役に立たないでしょうけど。
結構意外だったのは食事の種類も多くてそれなりに豪華だったということ。

係りの人にいいもの食べていますね、料理する人は大変ではと聞いたら、食べることしか楽しみはないし、料理人はプロですからという答えでした。う~ん、さすが。
水兵服を試着できるコーナーもあり、これも無料。お土産は艦内で出るカレーがたくさん並んでいました。これはそこそこの値段でしたけどね。
呉から広島へ帰るのですが帰りは快速がなくて各駅停車なので45分ほどかかりました。
広島駅前からは路面電車で紙屋町へ。市内は一律160円なのですが、信号のたびに停まり駅間も短いので、これだと自転車のほうが早いのでは。
ホテルで荷物を置いてまだ夕食までには時間があるので暗くなったのですが平和公園まで行っていきました。


アーケード街をぶらぶら散策してからホテルに帰って、この日は33階のレストランで食事。
オードブル盛り合わせはどれも美味しい。

さすがホテル。量は少ないのですが、洗練された味です。
サラダにはサンマが入っていたのですが、全く臭みはなく美味しい。

スパークリングワインに白、赤ワインを飲んでいい気分になってきます。
それにしても周りのテーブルを見ると女子会が多いこと。
最後は牛ヒレカツサンドなのですが、肉が柔らかくてさすが。

たまにはこういうのもいいか、でも1年に1回で十分かなという夕食でした。



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