怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

「カツベン」

2019-12-21 10:03:21 | 映画
年末でも特に変わらない日々を送っているので、暇ができて映画を見に行くことに。
お昼を早めに食べて、ミッドランドで12時55分開始の「カツベン」へ。

30分前について席を確保したのですが、余裕でした。でもミッドランドのシンフォニー豊田ビルは待合がないので30分時間をつぶす場所がない。仕方がないので地下街をぐるっと回ってキルザタイム。
席に着くと平日の昼下がりというので高齢者が多い。隣りの人も私よりだいぶ上みたいで、映画が始まると最初は白黒の画面だったのですが、これは白黒の映画かと呟いていました。そんな訳はないでしょう。
で肝腎の映画なんですけど、映画の黎明期に活躍した活動弁士の世界を描いたもので、未知のことばかりで面白く見ることができました。映画で出てくる無声映画は全部今回作り込んで再現したとか。
でも周防監督作品ということで期待値が高かったので、そこまでではなかったかな。
話の展開が狭い地域の物語で、ちょっと不自然ですし、刑事さんはルパン3世の銭形刑事みたいに一人で動き回るのもなんだかな~。ピストルの弾丸は何発あるのか、最後はすごいピストルの腕を見せているのに、もっと前になんで撃ちあいにならないのか。
細かいところは結構突っ込みどころがあるのですが、暗い映画館で作品に浸っていると気にならずに楽しめるんですけど、見終わって振り返るとう~ん、と思うことなくはなし。
終わって明るくなると果たして観客は7割ぐらいの入りですけど多くは高齢者でした。
何と高校の同級生もいて、私も含めて平日の昼間に暇な人ばかりでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする