怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

料理の旅人

2013-01-25 23:00:07 | 
主にフランス料理、イタリヤ料理のシェフ(ほとんどがオーナーシェフです)のインタビュー記録です。

ほとんどの人が現地で修行しているのですが、休む間もなく下働きをし、休日があれば食べ歩きと、料理一色の日々を過ごしています。
日本に帰ってシェフになるのですが、みんな自分の店を持て自由に好きな料理を作りたいという思いがあるのか、朝から夜中まで休むことなく働いています。それでもオーナーになるということは経理もしなければいけないし、人事管理もしなくてはいけない。仕入れも考えなくてはいけないと、料理だけが出来ればいいということではありません。内助の功もあるのでしょうが、自分の店を持つ大変さは皆さん語っています。
フランスとかイタリアで修行して、本物の食材を使ったフランス料理、ピザとスパゲッティだけでないイタリア料理を出す店として認知され経営的に成り立つまでの苦労は、今となってはみんな淡々と語っていますが、大変さは良く分かります。店が軌道に乗るまではほとんどの人が休日なしの働きづめ、泊まりこむこともしょっちゅう。子供に「店はやめたいといっても料理はやめたいとは言ったことがなかった」と言われている人もいましたが、自分の思い通りの料理を作ることが本当に好きでないと出来ないことですね。
それにしてもフランス料理でもイタリア料理でもいいものを出そうとすると素材に行き着くようで、イタリヤ料理などは野菜にオリーブオイルをかけただけでどうだとなっていくと、やたらこてこてした料理という概念が変わります。例に出てくる緑健のトマトというのはそういう料理を選択するしかないほどすごいうということなのでしょうか。
残念ながら、ほとんどが東京のオーナーシェフの店なので、店も知りませんで行けそうもありません。語っているシェフの名前も日本料理の「分けとく山」の野崎さん以外誰も知りません。そこら辺がちょっと親しみというか出てこないのでいまいちですが、語られていることは日本料理でも一緒でしょう。
注に関係あるようなないような関連記事が載っているのですが、字が小さくてもう少し読みやすくしてほしいものですし、独立したコラムのようにしたほうがいいと思うのですが・・・
それでもインタビュー記事は読みやすいし、ひとつのことを極めた人に共通する生き方が透けて見えてきて、図書館で見つけたら読んでみたらどうでしょう。
コメント
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