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怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

株式投資ウインターセミナー2

2012-03-22 20:14:58 | Weblog
時間休暇が取れたので名古屋証券取引所のウインターセミナーにまた行ってきました。
第一部の企業説明会は「サーラ住宅」と「シーキューブ株式会社」です。
サーラ住宅は豊橋本社で中部ガスの関連会社。外断熱の住宅が売りです。地域密着で愛知県を中心に固めています。
シーキューブは元の名前が中部通信建設。NTT工事を中心に伸びてきました。多角化を進めているのですが、それでもNTT工事が売り上げの40%を超えている。社長もNTT西日本の東海事業本部長からの転身です。いかにも大企業からの転身と言う感じでちょっと官僚臭さが出ています。プロパーの部長を2人引き連れてきたのですが、紹介だけして2人の出番はなし。なんだかな~。
まあ今回はどちらの会社も投資するには私としてはいまいちの感じでしたが、今回の私の期待は武者陵司の講演でした。ちょうど円安に転換して株も上がっています。まさに武者氏の見通しがズバリ。
その講演は17時10分から「金融危機からの生還、無視できぬ株の割安さ」と題して18時までの予定だったのですが、なかなか終わらず予定時間を超え18時15分ぐらいまでやる聞いてるほうも力が入るような熱のこもった講演でした。
米国、ドイツブラジルと比べて日本の株価が遅れているのは、まさに円高の影響。円安になればキャッチアップしていく(まさに今上がっています)。米国経済の復調が明らかになってきていて円高の基調は転換して円安になってくる。武者氏が熱く語るのはアメリカ経済のあらゆる指標が新たな成長を準備していること。シェールガス革命でエネルギー需給も大幅に好転して住宅販売も底を打ち、第3段階の世界共和国の長期上昇が間近に見えてきている。円高による日本封じ込めの時代が終わり日米同盟再構築による中国封じ込めの時代に地政学レジームも変わってくる。
語りだすととどまること知らずで時間を気にすることなく話し続ける姿には迫力を感じます。そうまでアメリカ一辺倒でいいのかと若干不安になりますが、膨大な資料(72シート)を駆使しての話によく分からないままなんとなく納得するのです。
とにかく今は空前の株安で米国経済回復で日本株長期上昇というのがこの日の講演の結論みたいです。
前回の鈴木一之さんは構造的変動は何が起こるかよく分からないけど循環的変動では確実に上昇基調ということでした。今回の武者氏は循環的変動なんてのはぶっ飛ばして構造的に長期上昇の局面に来ているという考えで、どちらも上昇予想。どちらも元気が出る講演でした。
コメント
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