2022年9月24日(土)に梅村昌弘司教を講師とするカテキスタ会の公開講座(第24回)が雪の下教会で開かれたようだ。わたしは急用で出席できなかったが、90名ほどの出席者があったという。いずれ詳しい報告がなされるだろうが、新しいミサ式次第がすぐに始まる。
横浜教区典礼委員会はその冊子「典礼の風」(No.27)などで周知を図っているようだが、わたしの所属教会ではこの冊子すら配布されず、神父様もお説教で11月からミサが変わることに一言の言及もない。さすが来月にはミサの練習がおこなわれるだろうが、他教会では準備が始まっているところもあると聞く。コロナ対策でミサは相変わらず地域割り・名簿順割が続き、練習どころではないのかもしれない。
横浜教区典礼委員会は「新しいミサ式次第」の研修用動画を公開しているので大体の様子はわかるが、文言が大分変わるようだ。同委員会によると、
「今年の11月27日日曜日(待降節第一主日)から新しい「ミサの式次第」の使用が始まります。それに伴い、横浜教区典礼委員会では新しい「ミサの式次第」実施に向けての準備のために、2つの研修用動画(①新しい「ミサの式次第」を使った模擬ミサ、②新しい「ミサの式次第」についての解説)を作成いたしました(各約30分)。以下のリンクあるいはQRコードからご視聴いただけますので、ご利用いただければ幸いです。」とある。
https://youtu.be/Il82flgJxYI
https://youtu.be/W1CD0SpKeiM
【新しいミサ式次第】
カトリック中央委員会は『新しい「ミサ式次第と第一~第四奉献文の変更箇所』を昨年10月に出版しているので(1)、ミサではこれを使うのだろうが、なにかもっと簡単に持ち運びできるものが欲しいところだ。
変更箇所は多岐にわたるようだが、研修用動画を見た限りではあまり違和感は感じなかった。さすが「また司祭とともに」が「またあなたとともに」とか「あわれみ」が「いつくしみ」に変わるとか「パンを割る」が「パンを裂く」になるとか、慣れるまで時間がかかるだろうが、わたしが一番印象深かったのは、4つの賛歌にラテン語表記が戻ったことだ。
いつくしみの賛歌(キリエ)・栄光の賛歌(グロリア)・感謝の賛歌(サンクトゥス)・平和の賛歌(アニュス・ディ)
さすが メア・クルパ(わが過ち)はないだろうが、「キリエ、エレイソン・・・」は復活するのかもしれない。
などなど色々知りたいこともあるが、他教会の様子がわからないのですこし愚痴を連ねたてみた。カト研の皆さんの教会ではどういう状況でしょうか。
注
1 新しいミサの式次第については昨年11月21日のブログにもその時の印象を投稿している。