カトリック社会学者のぼやき

カトリシズムと社会学という二つの思想背景から時の流れにそって愚痴をつぶやいていく

教会の誕生日ー聖霊降臨の主日(ペンテコステ)

2020-05-31 12:48:48 | 教会

 緊急事態宣言は解除され、最初の日曜日となる。今週も関口教会のミサに出る。関口の後、山手教会の英語ミサも覗いてみる。
久しぶりの英語ミサだったが、言葉も典礼もなにか古臭い印象が残った。日本語ミサは現代的なのかもしれない。

 聖霊降臨の主日。復活節第8主日とは言わないようだ。明日から「年間第9週」にもどる。ペンテコステとは、歴史的には春の最初の
収穫祭だったようだが、現在は教会の誕生日とされている。教会にとっては重要な主日だ。

 新型コロナウイルス対策の2020年度第2次補正予算案を巡り、「持続化給付金」の対象に教会など宗教法人は含まれないことに
なったようだ。憲法89条違反の疑いとは大げさだが、今回のコロナ禍に各宗教団体がどのように対応したか、いずれはっきりして
くるだろう。

 菊池大司教はお説教の中で、結局、公開ミサの予定についてはなにも触れられなかった。6月以降も今のまま動画配信のミサを
続けるのだろうか。
わたしの教会では13日から地区別の分散ミサが始まるようだが、教区によって公開ミサのあり方は異なってくるのかもしれない。

 今日の朗読はどれも使徒たちを宣教に遣わす話のようだ。

(聖書と典礼)


第1朗読は、使徒言行録 2:1-11(聖霊が降る)
「みなは聖霊に満たされ、霊が語らせるままに、他国のさまざまな言葉で語り始めた」

第2朗読は、一コリント12:3b-7(霊の賜物),12-13(ひとつの体と多くの部分)
「聖霊によらなければ、だれもイエスは主であるとは言えない」

福音書は、ヨハネ20:19-23
「父がわたしをお遣わしになったように、わたしもあなた方を遣わす・・・聖霊を受けなさい。誰の罪であれ、
あなた方が赦せば、その罪は赦され」る。

 ついでと言っては申し訳ないが、鈴木勁介師の川柳もひいておこう。聖霊降臨の主日の句で、わたしの好きな句だ。
 「案ずるな 聖霊がいて 君がいる」(福音せんりゅう A年 39頁)
 なにか元気がでてくる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする