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遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

色覚

2019-09-23 23:48:43 | 本と雑誌
なぜヒト(というかサル)は3つの色を見分けられるのか、これぞ奇跡、まさに奇跡、どれほど奇跡なのか考えたくないよ・・・おっと日付変わる前にアップ

トランスポゾンというDNAの一部は勝手に染色体を飛び出しては別の場所へ割り込む、そこがどこであろうと知ったこっちゃない、そうやって多くの遺伝子を破壊し致命的な遺伝性疾患の元になった、これが「利己的な遺伝子」タハさうだったのか・・・ってホント?これは元ネタを読まねば

というこいつのおかげでご先祖様のX染色体は2つの色覚タンパクを持つことになりそれらがそれぞれに変異して別々の波長(赤と緑)に反応することになった・・・だがね、ホントの奇跡はここじゃないんだよ、2つのタンパクは網膜の別々の細胞で発現し別々の神経細胞が脳の別々の神経細胞へ情報を送ることになった、おかげでアタマは対象の「色が違う」ことを認識できるようになった、DNAがあったってそれが翻訳されてタンパクにならにゃ、それもそのタンパクが働くべき細胞の働くべき場所(この場合は網膜の細胞膜)に存在せにゃ何の役にも立たん、3種類の色覚タンパクが3種類の色覚細胞でそれぞれ発現しそれらの細胞が正しい神経細胞(色覚細胞よりずっと数少ない)に混線することなく情報を送り中枢の細胞は末梢の細胞から1対1に情報を受け取る、だから動物はものの色と形がわかるのだ、いったい何でこんなことができるのかね、ヒトのアタマが欠陥品だなんて誰が言った?いやそらまた別の話てことはよくわかってるんだけどさ、色覚タンパクが2つになったのは進化的にはついこの前のことなのに網膜が2種類の細胞を分化させた上に神経細胞との配線も正しく構築したって・・・それホントにホントに淘汰だけの結果?何かそこに必然性ってないの?今の今まで進化は偶然って、たまたま都合のいいモノだけが生き残り都合の悪いモノは捨てられた結果って信じて来たけど「色を見分けられるサル」が生き残れた確率っていったい何%だと思う?(考えたくない)