事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

↓続き

2015-03-16 12:14:45 | 本と雑誌
この世界は地球的な変動なのか地域的なものがわからないが寒冷化して(今風に言えば)スノーボール化が進んでいる(これがタイトルの由来)、当然各地で食糧危機が起こり(たぶんそのせいで)戦争が絶えない、主人公の私もどうやら軍事に関する仕事をしているらしいのだが、仕事より彼女を追っかける方が優先(そんなんで大丈夫なのかね?)、またそれとは関係なくインドリという歌うキツネザルに惹かれていていつかそいつらの住む南の島を訪れたいとも思っている、だが彼女はインドリの声を嫌っていた(インドリは実在の動物で歌うのもホント、マダガスカルに住んでいる、もっとも作者はどこにいようが知ったこっちゃないと思ってるっぽい)

7-9.私は彼女の失踪に関わったとして裁判(軍法会議じゃなく?)にかけられたりもしたが、カフカのKほど悲惨なことにはならず偶然と(たぶん)誤解にも助けられて長官と少女に再会する、私は何とかして彼女を連れ出そうとするが彼女はそれを拒否して一人で逃げ出し私は後を追う
10-12.たどりついたのは寒い上に恐ろしく治安の悪い地域、彼女は難民収容所にいた、私は今度は彼女を連れての脱出に成功し、まだ寒くもなく戦争もない街に落ち着いた、だがもう仕事に戻った方がいいと判断したようで彼女をおいて街を出、念願のインドリに会った後、傭兵として(また何で?)ゲリラ戦に参加した、司令部に例の長官がいると聞いて・・・
13-15.長官は私が少女を捨てて来たと聞くと自分が彼女を迎えに行くと言って私を叩きのめす、私は収容された病院を脱走し軍用車を強奪して(タフ!!)全速力であの街へ向かった、街は戦争で荒れ果てた上すぐそこに氷が迫っていた、私は「ここであなたを待っていた」という少女と共にクルマでどこか(いったいどこだろ?)へ向かう・・・・完