山田正紀

こちら、このヒトはSF作家だけどミステリ作家でもあって今までもちょっとは読んでたけど、これはけっこう行けてるんじゃないかと思う、どこが行けてるって、酒場「チェシャキャット」の常連、兎さん、帽子屋さん、眠りくんの三人が怪しいマダムに乗せられてどんどん犯罪の深みにはまっちゃうってこと(あ、完全にネタバレ)、考えてみれば(みなくても)元ネタのイカレたヤツらがその後どうなったのか、あんましいいことはなさそうだもんね・・・

作者の後書きによればブロンソン/ドロンの「さらば友よ」がヒントになったとのこと(いいかげんな要約)、残念ながら私はそれ知らないのだ、20代のある日、TVで見たという先輩たちがストーリーを話し合ってたのを聞いた記憶はまちがいなくあるんだが・・・あれ、その頃にはこのヒト(私より2年上)作家になってなかったかなあ?(調べるの面倒)

とまあいうわけで(どういうわけでだ?)とりあえずアップ、明日もまだ仕事は続く、悪いことじゃないんだ、これはホント!!