怪食一家 支店

食い散らかして経験値を上げていきます。
トライアスロン・マラソンを通じた肉の引き締めも同時並行します。

長良川国際トライアスロン バイク編

2006-08-10 20:33:57 | Un dou kai

今回、バイクは片道5kmの河川敷コースを4往復で40km。行きが川沿いに上流へと向かい、帰りが下流へという風的に言うと行きはよいよう帰りは、、、って想定。慣れっこになったお着替えも終えて、トランジションエリアから飛び出してみると、心配してた風もあまり強くなく、絶好のバイク日和に真っ平らなコース。やるしかないねとスイムで軽く疲れ気味ながら気合が入りなおす。事前のプランとしては、

・順風なので少し惜しいのですが、最初の5kmは足馴らしで抑えめにペダルを回す。
・最終周回は疲れでスピード落ちるんですが、ラン移行も意識して無理しない。
・スピードよりもケイデンス(1分あたりのペダル回転数)の増減を見てでこまめにギアチェンジを。
・2本装着の500mlのボトルは、小刻みな給水で前後半20kmで1本ずつ消費ペースで。
・どこかでカーボショッツのみたいな。


この5つ。本当に坂皆無なんで、前回の七尾でまず意識した、「下り坂では傾斜変換目指して必死こいてペダル回す」はいらなそう。暑さは、、、いや暑いんでしょうけどバイクの場合は風が発生するんでまだ体感温度は下がるんでたぶん大丈夫なはず、、、かな。

しかし、一周目しょっぱなから想定外の出来事が。

伸びた草か何かがペダルに接触して、ケイデンスが測れなくなってしまいました。ケイデンスっていわばタコメーターみたいなもんでして、下手したらスピードメーター以上に重要なもの。。。まいった。とりあえず、表示意図は変わってくるものの、ケイデンスとスピードメーターの組み合わせから、スピードメーターと平均スピードという組み合わせにチェンジ。つまり、「今のスピードで貯金は作れているのか」ということ。平均より速ければ順調な推移を示しますし、平均以下だとペースダウンといいう理解をするよう切り替えを。

バイクではそれなりに抜かれていきますが、このまっすぐコースではDHバーは必須アイテムなわけでまあしょうがないかな。明らかに3-40万とかするのにみんな乗ってるし。でも参加者の中ではまだまだ若いんだからバイクの優劣なんて関係ないとばかりに追い抜きをかけたいななどと思いながらペダルを回し、時には追い越しなんかも。

そして、二周目。すごい勢いで抜かれていきます。何かつむじ風かなんかというくらいの別次元の速さ。どうやら、この大会連覇された方だった様子で、いやいやトッププロの走りに度肝抜かれてしまった格好。ああは進めないですなぁ。

一周目が18'02で二周目が18'26とそこそこのタイム。皮算用として18分×4なら72分。このあと20分ずつでも76-7分。これでトランジション含めても80分とかになるんで、自己記録更新が見えてくる流れ。よし、このまま、、、

といけないのがいつものことで、やはり脚が重くなっていきます。いちおうここでカーボショッツを飲んで次のランに備える準備もバイクの上で走行中に実行します。いや、簡単に言いますがこれが案外大変なんですよ。時速30kmの自転車の上で、ね、

・袋の封を開けて
・すこし粘度の高い液体をこぼさないよう口に流しいれ、
・水を飲んで中和して胃に送り込み、
・空きボトルの中にカーボショッツの袋を入れる


までの作業を行なっています。もちろん、少しでもこぼそうものならベトベトになるんでここは慎重さを要するところ。keihさんの中の人はあんなに不器用なのに、めずらしくうまくいってしまいました。本来ならカーボショッツ用のフラスクなんてあってそれを使うべきなんですけどね。

そんな三周目でも18'35ほど。補給はともかくメーター見てもペースが落ちているのはわかっていましたが、何とか踏ん張ったな、というタイム。バイクの上で何気に曲芸まがいのことしてたのに不思議だ。

しかし、四周目に入るとさらに苦しくなります。ペダルを軽くして回転数を上げても、せいぜい上がって時速32kmくらいまで。気を抜くとすぐに時速30kmを下回る展開。回したいけど、うまく力が入らず回せない、、、ジレンマというか、坂登れないとかに比べるとなんてことはないレベルなんですが、ここでいうことを聞いてくれない太腿が嫌になるというか。もっとがんばれそうなのに。

そして、帰りの5kmは完全に流してしまいました。脚を残す想定のもととはいえ、、、これでよかったのか。結局最後の10kmは19'58でバイクトータルでは75'01。今までになくいいタイムではありましたが。。。バイク全般の心拍数は168と、糖分を過剰消費するレベルではない心拍に加え、カーボショッツを取れていることからガス欠の恐れはない状態。ここで時間は1時間47分。自己ベストの2時間49分の更新が濃厚という、気分をさらに高揚させながらランへと移行します。

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長良川国際トライアスロン スイム編

2006-08-10 07:31:32 | Un dou kai

予定より三分遅れで、ホーンの音が鳴り響いて競技が開始。

フローティングスタートというわけで、立ち泳ぎというか、ぷかぷか浮かんでしばし待機してた第一ウェーブスタートの8-90人が瞬時かつ一斉にクロール開始。この切り替えの発生とともにみんなで自分の泳ぐ水路確保を懸命に行なうことで、いわゆるバトルと称する場所とり威嚇活動が局地的に発生します。

で、今回はとにかくインのほうを心がけてコース取り。いつも以上に激しいバトル、な気がしました。まあ岐阜の選手権だから必死になる方も多々いらっしゃるわけで。水路がかち合ったら極力競らずに譲るように心がけ。無理に競って心拍数上げる必要はないし、落ち着いたら抜き返せばいいんだしね。と、少しずつペースを上げて行こうとしてた矢先、、、

顔けられたよ。。。

いや、かるくキレそうになっちまいました。沈めるぞコラってな感じ。ってまあ思うのは勝手ですが、もちろんそんな元気の無駄遣いはするだけ損だし、まずもってひ弱だしwww。そもそもアクシデントだからと気を取り直して泳ぎ続けることに。なんでこう思うかって、平泳ぎじゃないと顔なんて蹴られないから。平泳ぎするならスペースのある後方でやってくれ、とは思ったんですね。


―閑話休題―

プールで平泳ぎされる皆さま。ご自身で思われてる以上にキックの際、脚は横に広がります。くれぐれも隣のコースの方とか蹴らないようご注意ください。危険そうに見えるバタフライなんかよりよほど頻繁に接触しますよ。バタフライで波発生させるのも、、、プールでは波立てずに泳ぎましょうね。

―――



で、水中は試泳でわかってはいたものの、視界不良というかもう少し描写すると緑色が視野いっぱいな感じ。具合でいうとクロールで伸ばした指先が見えないくらい。とにかく緑色。まあこれはなんとかなるよきっと、というかなんとかさせよう。

一周目の750mが終わった時点で14'17。。。すこし出遅れたか。まずいなと感じつつ、ゴーグルの曇りをとって二周目へ。

このあたりになると、周りの人もばらけてきて、いいペースでしばらく泳いでて、、、ってところで新たな問題が発生。

不定期に、川向こうからというか泳いでいる真横から、どんぶらこどんぶらこと波が押し寄せてきます。

何回も海水泳やってるので、向かい波追い波斜め波(といっていいのかは知りませんが)は経験ずみというか、もういつもの恒例行事ですので、その度に方向を微調整してまっすぐは進めるわけです。しかしながら、真横からくる波は感覚がわからないとにかく流される。いくら両手同じ力で三回呼吸とかで泳いでたら目瞑っててもまっすぐいけるよなんてうそぶいても、こんなのまっすぐなんて進みやしねぇよ。左手に仕切りのコースロープを見ながらでもこれなんで、横波がいかに難易度高いか、、、思い知らされたよ。というか、こういうのに瞬時に対応して修正を迫られるのは何気に楽しかったりするのですが。

この波は、レース終わったあとでどうやらジェットスキー波じゃないかと判明。人為行為じゃねぇか。まったく迷惑な。


結構長引いたバトルや、横波による蛇行などあってスイムアップの記録ゾーンでのラップで29'45。バイクラックの状況からまあまあの順位は想像できましたが、結構ハードというか、思いのほか泳ぎ甲斐ありましたよ。平均心拍数が165でしたんで、まあ三時間ほどのスタートの30分としてのペースとしてはこんなもんなのかな。

ウェットスーツを上半身だけまくって、トランジットへと走ります。久々の地上は暑いよ。


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