予定より三分遅れで、ホーンの音が鳴り響いて競技が開始。
フローティングスタートというわけで、立ち泳ぎというか、ぷかぷか浮かんでしばし待機してた第一ウェーブスタートの8-90人が瞬時かつ一斉にクロール開始。この切り替えの発生とともにみんなで自分の泳ぐ水路確保を懸命に行なうことで、いわゆるバトルと称する場所とり威嚇活動が局地的に発生します。
で、今回はとにかくインのほうを心がけてコース取り。いつも以上に激しいバトル、な気がしました。まあ岐阜の選手権だから必死になる方も多々いらっしゃるわけで。水路がかち合ったら極力競らずに譲るように心がけ。無理に競って心拍数上げる必要はないし、落ち着いたら抜き返せばいいんだしね。と、少しずつペースを上げて行こうとしてた矢先、、、
顔けられたよ。。。
いや、かるくキレそうになっちまいました。沈めるぞコラってな感じ。ってまあ思うのは勝手ですが、もちろんそんな元気の無駄遣いはするだけ損だし、まずもってひ弱だしwww。そもそもアクシデントだからと気を取り直して泳ぎ続けることに。なんでこう思うかって、平泳ぎじゃないと顔なんて蹴られないから。平泳ぎするならスペースのある後方でやってくれ、とは思ったんですね。
―閑話休題―
プールで平泳ぎされる皆さま。ご自身で思われてる以上にキックの際、脚は横に広がります。くれぐれも隣のコースの方とか蹴らないようご注意ください。危険そうに見えるバタフライなんかよりよほど頻繁に接触しますよ。バタフライで波発生させるのも、、、プールでは波立てずに泳ぎましょうね。
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で、水中は試泳でわかってはいたものの、視界不良というかもう少し描写すると緑色が視野いっぱいな感じ。具合でいうとクロールで伸ばした指先が見えないくらい。とにかく緑色。まあこれはなんとかなるよきっと、というかなんとかさせよう。
一周目の750mが終わった時点で14'17。。。すこし出遅れたか。まずいなと感じつつ、ゴーグルの曇りをとって二周目へ。
このあたりになると、周りの人もばらけてきて、いいペースでしばらく泳いでて、、、ってところで新たな問題が発生。
不定期に、川向こうからというか泳いでいる真横から、どんぶらこどんぶらこと波が押し寄せてきます。
何回も海水泳やってるので、向かい波追い波斜め波(といっていいのかは知りませんが)は経験ずみというか、もういつもの恒例行事ですので、その度に方向を微調整してまっすぐは進めるわけです。しかしながら、真横からくる波は感覚がわからない。とにかく流される。いくら両手同じ力で三回呼吸とかで泳いでたら目瞑っててもまっすぐいけるよなんてうそぶいても、こんなのまっすぐなんて進みやしねぇよ。左手に仕切りのコースロープを見ながらでもこれなんで、横波がいかに難易度高いか、、、思い知らされたよ。というか、こういうのに瞬時に対応して修正を迫られるのは何気に楽しかったりするのですが。
この波は、レース終わったあとでどうやらジェットスキー波じゃないかと判明。人為行為じゃねぇか。まったく迷惑な。
結構長引いたバトルや、横波による蛇行などあってスイムアップの記録ゾーンでのラップで29'45。バイクラックの状況からまあまあの順位は想像できましたが、結構ハードというか、思いのほか泳ぎ甲斐ありましたよ。平均心拍数が165でしたんで、まあ三時間ほどのスタートの30分としてのペースとしてはこんなもんなのかな。
ウェットスーツを上半身だけまくって、トランジットへと走ります。久々の地上は暑いよ。
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