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経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■【心de経営】 社風は会社の心 1 自然にそうなる理由

2015-01-25 19:30:00 | 【心 de 経営】 藤原流

■■【心de経営】 社風は会社の心 1 自然にそうなる理由


 新シリーズの【心de経営】は、「経営は心deするもの」という意味になります。それとともにフランス語の前置詞であります「de(英語のof)」を活かしますと、「経営の心」すなわち、経営管理として、あるいは経営コンサルタントとして、企業経営をどの様にすべきか、経営の真髄を、筆者の体験を通じて、毎月第二金曜日21時に発信いたします。

 当面は、毎週金曜日21時にお届けします。

【筆者紹介】 特定非営利活動法人日本経営士協会 藤原 久子

 北海道札幌市出身、20年間の専業主婦を経て、会計事務所に約4年半勤務。その後平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し、代表取締役として現在に至る。従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、企業の永続的発展を願う。
 平成22年には横浜型地域貢献企業の最上位を受賞、続いてグッドバランスの受賞により、新聞、雑誌の掲載をはじめ、ラジオやWebTV(日本の社長100・神奈川県社長t v)に出演したりして、各種メディアで紹介されている。

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■ はじめに

自社の経営に当たりまして、何かと忙しい経営者に安心して事業に専念してほしいとの想いと、そして忙しい経営者に、私たちからは「もっと心の通いあうサービス提供を」という原点を忘れてはならないと常に考えております。また、「顧客第一主義」と「企業は人なり」の精神を揺るぎないものとして持ち続けることも大切です。

その信念に「学び」をプラスして更なる人間的魅力を形成してはじめて、従業員やお客様から信頼されるのです。そのためにも、まず自分自身を磨くことが大切です。

人にはそれぞれ自分なりの生き方があります。このメールマガジンを通して、当メールマガジンの購読者であります経営者様をはじめ、これから経営者として歩み始めるみなさまや日本経営士協会会員の気づきや学ぶ機会になれば、これほどに嬉しいことはございません。


■ あるエピソード

初回にあたり、最近ありましたあるエピソードをお届けすることに致します。

ある交流会での出来事です。その交流会を紹介してくださった友達の友達が経営する会社の経理事務員が、最近退職してしまいました。そのために、経理業務支援の依頼が、私たちの会社に突然舞い込んできました。

お話を聞いてみますと、その会社では、一人しかいない経理の人が既にやめてしまっていたのです。一方では、40名弱の会社の現場では、平常どおりに作業は進んでいます。その状況下で、1週間が経過しました。その経営者は、経理業務に支障が起こることを予感し、私たちの会社に、経理事務員の派遣を要請してこられたのです。

企業におきまして、受注対策という観点から、平素の人脈造りという行動が、いかに重要かを痛感しました。

■ 突然の業務依頼への対策

私たちの会社におきます業務の一つが、経理業務の人材派遣業です。しかし、経理がわかる社員を単に派遣するのではなく、私たちの会社の方針をキチンと理解し、教育をした社員を派遣しています。

このお客様への派遣業務にどのように対処すべきか、新規の引き合いがあるときにいつもするように従業員に相談をかけました。ある社員から「社長は今まで多くの困った人達に手をさしのべてきました。今度は私たち社員が協力してその会社を助けてあげないといけないと考えます。」という声がごく自然に上がってきました。

その時、勇気を出して手を挙げた別の社員が出てきました。その社員にとって、その会社の派遣業務を引き受けるということは、自分の負荷が増大することにつながります。現在担当している会社の対処に支障をきたすかもしれません。

すると、その社員とは別の従業員が、自ら、その会社をサポートしたいと名乗り出てきてくれました。そのおかげで、何とかこの新規の引き合いを受け入れる体制になり、安堵することができました。


■ 会社の仕組み

私たちの会社では、日頃からローテーションを組んで業務処理を行っています。そのために、社員同士がお互いの業務を理解しており、どのような仕事にも対処できるシステムになっていて、ここにそれが活かされたのです。

まだ2か月程の経過ではありますが、そのお客様からは大変喜ばれて、支援の遣り甲斐に結び付いております。また社内におきましても一層の結束力が深まり、チームワークの良さに拍車がかかっているように思われます。

今回のこのことは、私が指示を出したわけではなく、何よりも従業員同士で話し合い、自らで決めた、このプロセスを誇りに感じます。


■ 社風の質と重要性

企業経営で重視していることの一つに「思い遣りの心」があります。また人との繋がりもその連鎖であり、優しさに溢れた心で経営をしたいと願って25年歩んで参りました。

「その真理はどういうことか」を心の視点から紐解いてみましょう!

それは社風。社風は文化、暖かい経営にはあたたかい心が心髄にあります。たがいに補い合い、支え合う、相手を想う心、そこにある優しさ、愛おしさに包まれた環境の中で、次第に社風が構築されてゆくのです。

これから暫くの間、【心で経営】をテーマにして、お届けして参りたいと思います。これからもご愛読くださるようお願いします。


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■■【心de経営】 実践編 15 巧言令色には、鮮いなか仁

2015-01-25 17:32:00 | 【話材】 ビジネス関連

■■【心de経営】 実践編 15 巧言令色には、鮮いなか仁


 【心de経営】は、「経営は心deするもの」という意味になります。それとともにフランス語の前置詞であります「de(英語のof)」を活かしますと、「経営の心」すなわち、経営管理として、あるいは経営コンサルタントとして、企業経営をどの様にすべきか、経営の真髄を、筆者の体験を通じて、毎月第二火曜日12時に発信いたします。

【筆者紹介】 特定非営利活動法人日本経営士協会理事長 藤原 久子 氏

 北海道札幌市出身、20年間の専業主婦を経て、会計事務所に約4年半勤務。その後平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し、代表取締役として現在に至る。従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、企業の永続的発展を願う。
 平成22年には横浜型地域貢献企業の最上位を受賞、続いてグッドバランスの受賞により、新聞、雑誌の掲載をはじめ、ラジオやWebTV(日本の社長100・神奈川県社長t v)に出演したりして、各種メディアで紹介されている。

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 本メルマガで【心で経営】の新シリーズが始まり数か月が経過しました。混濁した世の中を生き抜く術・視点は何処にあるのかを私なりにお伝えする事ができればと願いつつ、企業経営の心髄に論語の精神が重なっている事に気付かされ、渋沢栄一に共鳴し、論語が私の愛読書の一つとなっています。

 中国、戦国時代の思想書「大学」におきましては、治国平天下(ちこくへいてんか:国を治め天下を平和に保つこと)の方が主体でありますが、私の論語への想いは、個人的規範が主体になっています。自らの修養の為に論語を学んでゆくのが最適であると考えたのです。

 何時の時代にあっても、また時代の変化の中でも、いわゆる不倒翁(「おきあがりこぼし」と同意)として行き抜いて、人間の持っていた自らの修養と経験に基づくものが、企業経営をしてゆく上で極めて重要であると確信しています。

 ここでご紹介する渋沢栄一の生涯は『論語』との出会いにあります。「明治維新を作った徳川時代的教養とはどういうものであったでしょうか。徳川時代は、一般的な民においても職字率が非常に高く、当時の世界的水準のトップではなかったかと言われております。『雨夜譚』をみますと、6歳のときに父の市郎右衛門から教育を受けていたとあります。その前の5歳のときから既に文章を読む事を教えられていて、学ぶという基礎を幼児に叩き込まれた渋沢栄一が一番親しんだのは、論語でした。7歳の頃に読み始め亡くなるまで読み続けていた渋沢栄一は、84才から2年余かけて膨大な『論語講義』を遺しました。この点ではまさに不易(ふえき:いつまでも変わらないこと)です。

 

■ 渋沢栄一の論語講義 : 学而第I-III3 ■ 

  巧言令色(こうげんれいしょく)には、鮮(すくな)いなか仁


 謹んで新春のご祝詞を申し上げます。
 旧年中は格別のご厚情に預かり心より御礼申し上げます。
 本年も一層のご高配を賜ります様、宜しくお願い申し上げます。

 当メールマガジンにおいては【心で経営】の新シリーズが始まり、数か月が経過しました。混濁した世の中を生き抜く術・視点は何処にあるのかを私なりにお伝えする事ができればと願っています。その下で、企業経営の心髄に論語の精神が重なっている事に気付かされ、渋沢栄一に共鳴し、論語が愛読書の一つとなっています。

 中国、戦国時代の思想書「大学」におきましては、治国平天下(治国平天下:国を治め天下を平和に保つ事)の方が主体でありますが、論語は個人的規範が主体になっています。そのことから自らの修養の為に論語を学んでゆくのが最適であると考えたのです。

 何時の時代にあっても、また時代の変化の中でも、いわゆる不倒翁(「起き上がりこぼし」)と同意として行き抜いて、人間の持っていた自らの修養と経験に基づくものが、企業経営をしてゆく上で極めて重要であると確信しています。

 ここでご紹介する渋沢栄一の生涯は『論語』との出会いにあります。「明治維新を作った徳川時代的教養とはどういうものであったか。徳川時代は一般的な民においても職字率が非常に高く、当時の世界的水準ではトップではなかったかと言われております。

 『雨夜譚』をみますと、6歳のときに父の市郎右衛門から教育を受けていたとあります。その前の5歳のときから既に文章を読む教養を教えられていて、学ぶという一番基礎を幼児に叩き込まれた渋沢栄一が一番親しんだのは、論語でした。7歳の頃に読み始め亡くなるまで読み続けていた渋沢栄一は、84才から2年余かけて膨大な『論語講義』を遺しました。この点ではまさに不易(ふえき:いつまでも変わらないこと)です。


■学而第I-III3  巧言令色(こうげんれいしょく)には、鮮(すくな)いなか仁

 子曰く、巧言令色(こうげんれいしょく)には、鮮(すくな)いなか仁

【口語訳】

 子曰く、猫撫で声でお世辞笑いする人間に、最高道徳の仁はもとめられない。


【解説に出てくるキーワード】

 「仁」は孔子の思想のキーワードになり、孟子の思想のキーワードは「義」になります。この二つを合わせたものが「仁義」であります。それでは「仁」とはどういう状態をいうのでしょう。解説者の山本七平さんによれば、孔子はそのことを具体的に言っていないとしながら、その人の行為が仁にどれだけ近いかということで、西郷隆盛の例を挙げています。

 西郷隆盛が渋沢栄一邸に乗り込んで、制度の見直しを迫ったエピソードを、自署の『青淵回顧録』で次のように述べています。

 「大蔵省では相馬藩「仁」の興国安民法を廃止しようという意見であるそうだが、この法は二宮尊徳以来の藩是で至極適切な制度であると思う。せっかくの良法が廃藩置県の実施によって廃絶せしめられるのは惜しいから、何とか存続できるようにしていただきたい」又、「今日の時勢は相馬一藩における興国安民法の存廃を顧慮するよりもさらに一歩を進めて国家の為に興国安民法を構ずるのが、いっそう急務であると信じます」

 あたかも政府を双肩に担われ國政料理の大任に当たっておられる貴方が、一小局部の相馬藩の為に遺法を存続されようと奔走せられるが、一国の公国安民法をお認めくださらないで一藩の為に心を労せられるのは、本末転倒の甚だしきものでその意を得ぬように考えられます」と無遠慮に申しあげた。

 「成る程、聞いてみると君の意見も尤ものように思うが、ただし儂(わし)は今日は君にものを頼みにきたので、議論を聞きに来たのではない。兎も角よく考えてできるならばなるべく都合よくしてくれるように頼む」と莞爾(かんじ)として笑われ、別に私の無礼を咎(とが)めずに帰られたが、その寛仁大度は実に敬服の至りであって・・・とありました。

                参考文献 論語と渋沢栄一 プレジデント社

 上述から、理路整然とした考えの下、寛容の精神で何事にもあたること、人々の間で愛情と尊敬を守るために、他人を愛し、時には憎む場合でも全てのひとに開かれた人となって、いつでも慈しみ深く、まずは、他人の意見を真摯に受け止めることと同時に自らを省みる重要性についても学んだ一項であります。

 経営士・コンサルタントにおいても基本となる人間性のうえに学術的に研鑚を重ね、社会人として必要とされる人間性を磨いてゆきたいと、年頭に当たり心新たに致した次第です。

 

 

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■■【新米コンサルタント起業日記】15年1月4週 あらすじ・総集編 0118

2015-01-25 11:46:11 | 【専門業】 新米経営コンサルタントの独立起業日記

■■【新米コンサルタント起業日記】15年1月4週 あらすじ・総集編 0118

  2013年からのあらすじと、最近の日記、およびこの日記を読むための登場人物紹介


 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。


  【あらすじ】 【登場人物】 【作者紹介】 ←クリック

 

【小説 新米経営コンサルタント竹根の起業日記】 経営コンサルタントのありし日 

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント

 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンです。産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 最近、部長とぶつかることが多い竹根である。商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。しかし、転職を直前にして、心が揺れる竹根である。どうするのか・・・

 【初めてお読みになる方】

 初めての方で、これから経営コンサルタントを目指そうという場合には、初回からお読みになることをお勧めします。このブログは、20時30分頃発信するようにしていますが、翌朝7時過ぎに、再掲載もしています。

 

 【 2014年12月までのあらすじ 】 

 かねてより経営コンサルタント業に興味を持っている竹根好助は2013年、35歳の商社マンであった時の通勤途上で、「経営コンサルタント」をキーワードとしてグーグルで検索した。Wikipediaの上にトップに表示された「経営コンサルタントへの道」というページが妙に気になり、毎日のように開くようになった。
 そのサイトを通じて知修塾という若手経営コンサルタントの独特な研修会を知り、次第に日本経営士協会という団体に興味を持つようになった。「中小企業診断士だけが経営コンサルタント資格ではない」というショッキングな表現が目に留まった。日本経営士協会が公認会計士制度誕生の折に、日本で最初にできた経営コンサルタント組織であることがわかった。入会し、研修を受けて、アシスタントコンサルタントの資格である「経営士補」の資格をようやくのことでとることができた。
 ヘッドハンティングにあい、2013年11月末で日本を代表する竹之下経営というコンサルティング・ファームに転職。商社とは全然異なる仕事ぶりに戸惑うばかりか、その実態はカルチャーショックでさえある。コンサルティング・ファームのすごさを見せつけられる一方、企業診断や社員研修等の仕事に偏重し、何となく違和感も覚えるようになった。平均年収が一千万円に満たない経営コンサルタントが50%近くもいるという経営コンサルタント業界の厳しさも知った。
 本来竹根がやりたいと思っている中小企業に入り込んで、顧問としてコンサルティングをするというやり方が少ないことに嫌気をさし、遂にコンサルティング・ファーム生活に、2014年2月末で見切りを付けて独立起業した。
 独立・起業をしたもののクライアントが見つからず心許なさは募るばかりであったが、日本経営士協会のチュータリングサービスのタスクを通じてなにか曙光が見えてきた。自分自身の経営コンサルタントとしての生き方を改めて考え直す契機となった。クリティカル・シンキングという経営コンサルタントに取って不可欠なスキル県産を毎日欠かさずお濃い続けた性かでもある。
 ようやく匠製本機械というクライアント第一号を獲得できた竹根であるが、なかなか次のクライアントも見つからず焦りもあるが、匠製本機械の仕事も面白く、新規クライアント開拓と並行してすすめた。
 新規クライアント開拓の電話作戦で警官から職務質問にあい、あわや逮捕されるのかという怖い経験もした。JETRO会員になって、その会員にアプローチをしかけたりする日々である。そのような中、IP電話やSKYPEの利用ということも学びながら、経営コンサルタントとしての地がためをしている。
 竹根は、クライアント開拓のために「手紙作戦」を手を変え、品を替えの手法で、工夫を凝らしながらの試行錯誤を続けている。新規クライアント開拓に力を注いでいるものの、その成果が結果として表れない。「量の作戦から質の高さに」と戦略変更を迫られてきた。
 唯一のクライアントである匠製本機械にアメリカの知人から自社商品ではないが、小型断裁機の問合せがあった。仕入れ価格に40%以上もの差があり、現実の厳しさに直面し、メーカーに折衝することもした。顧客には、価格の見直しを、メーカーにはライセンス生産の提案を、クライアントには自社製造の可能性検討をお願いし、契約がまとまる。満を持して送付した見本機は、先方から改良希望が出された。いったんは、意気消沈したが、改良にと組み始めた。
 経営コンサルタントとして独立起業して半年になるにもかかわらず、クライアントは一社しかない。唯一のクライアント匠製本機械でのコンサルティングを通じて、経営士・コンサルタントのおもしろさが見えてきた。
 一方、日本経営士協会のチュータリングサービスサービスで講師から「経営コンサルタントに取って情報発信の重要性」を学び、そのことから「情報は、発信するところに集まる」という言葉を聞き、ブログを書くことにした。
 そのような中、商社時代に面識のあったセント光学の社長が面会を申し出てくれた。クライアント第二号にするために全力を尽くそうとしている。

■ 2015年1月4週までのあらすじ

 満を持して出荷し、期待した見本機が着くや否や、改良希望が寄せられた。一瞬落胆したものの、先方がそれだけ真剣であることを悟る。思うようには改良が進まなかった改良も、レバー部を除いて何とかなりそうである。しかし、海外ビジネスは難しいと再認識させられる竹根。紆余曲折を経ながらも、改良見本機を送ることができ、それを基に市場調査を兼ね、営業活動をしてくれることになった。

 唯一のクライアントである匠製本機械は、製本機械メーカーとしては老舗であるが、印刷業界の先行きを考えるとこの業界以外の商品開発の必要性を痛感している。その一つとして3Dプリンターに竹根は興味を持つ。ただし、資金不足や自社にないNC技術をどうするのか、これからの課題は大きい。

 一方、第二のクライアントとして期待できるセント光学への提案書を提出したが六回目の改訂も突き返され、七回目の改訂提案書は出さずに帰宅した。社長と話をしている内に、自分がプロフェッショナルとして、まだまだ甘い思いを感じ、それを提出せず、挨拶だけで辞した。八回目の提案書は、今までの原稿をベースにした改訂ではなく、新たに自分で一から書き直した。

 断裁機ビジネス、新たなのクライアントの可能性のあるセント光学、経営コンサルタントらしい動きも見えてきた。しかし、受け入れられない提案書の打開策は見つかるのか。

■■ 2015年1月4週総集編 八回目の提案書の結果は? 0118

 早朝散歩 150141

 早朝散歩の時に、住宅街のあるお宅の玄関先のワンちゃんに時々会う。首を傾げる可愛いしぐさを私に投げかけてくれる。推定年齢は、わからないが、十歳は大分超えている老健である。
 今朝は、わざわざ購入したワンちゃん用のビーフジャーキーを上げた。ポンと投げると直ぐにそちらに向かって食べ始めた。食べ終わると、こちらを見ている。「もっと欲しいのか」と訊いても、当然のこと返事はないが、こちらを見て首を傾げる可愛い動作を見せてくれた。
 今朝は、余分に持ってきたので、それを三回に分けて投げ与えた。

 匠製本機械小型断裁機の改良見本機到着  150142

 先週完成した小型断裁機の改良見本機が、顧客のUSGM社に届き、満足したという嬉しい知らせがメールで入ってきた。今後は、それを基に、フィージビリティ・リサーチ(市場性調査)をすると言ってきた。
  唯一のクライアントである匠製本機械であるが、製本機械メーカーとしては老舗であっても、印刷業界の先行きを考えるとこの業界以外の商品開発の必要性を痛感している。その一つとして、かねてより考えていた3Dプリンターの開発製造に関する提案書を社長に提出した。また、それに関して助成金申請書に関する書類も添付した。
 最近、とみに感じているのが売上の伸び悩みである。そこで、国内営業強化支援についても社長に口頭で提案をしてみた。大変乗り気であるが、一方で社内管理体制のあり方が不安であるという声も聞けた。

 セント光学八回目の提案書  150143

 八回目の提案書は、今までの原稿をベースにした改訂ではなく、新たに自分で一から書き直した。いつ、契約ができても契約書を交わせることができるように、セント光学向けの契約書を鞄の中に入れておいた。社長は、契約書をザッと見ただけで、日付を手書きで入れ、押印してくれた。
 七回の提案惨敗の後だけに、あまりにもあっけなく顧問契約書にサインしてくれた。何が起こったのだろう。あれほど剣もホロロだったのに、なぜ、サインをしてくれたんだろう。
 私は、最後に出した提案者のどこが、最初のものと違うのか、そこに書いてあることは大差ないように思っていた。私の心を見透かされたように、社長から「なぜ、契約する気になったのかわかりますか?」と言われた。
 「正直なところ、なぜなのかわからず、狐につままれた気分です」と答えた。
 その時には、わからないままで、帰途に就いたのです。突き返されても、突き返されても、提案し続けられたのは、「なぜ、ダメなのだろう?」ということを自問自答してきたなかで、私が書き直すときに、配慮をしたことを思い出した。誰もが解る表現と、どうしたら魅力を感じてもらえるかという”殺し文句”とに神経を使ったことを思い出したのである。
 契約書を受け取って、どのようにして辞去したのか、玄関を出てから駅までどのようにしてたどり着いたのか、記憶が定かではない。十五分から二〇分に一本しかない、私鉄の支線の駅のベンチに腰を下ろして、改めに契約書を見直した。確かに、向坂社長のサインがあり、契約印も押してある。
 電車が入線してきたことにも気がつかず、契約書に穴が空くほど凝視していた。電車に気づいて乗った。現実かどうかを確かめるために、頬をつねるということが良くいわれる。つねると確かにいたい。ようやく、事実を認めることができたのは、中央線に乗り換えてからである。
 電車の中で自然と笑みが浮かんできてしまう。押さえようとしても停まらない。社内の人が、自分が一人笑いをしているのを見て薄気味悪く思っているのではないかと、気になった。
 家にたどり着いて、妻に二番目のクライアントとの契約成立を告げると、「あっ、そう」だけであった。あまりにも素っ気ない反応に、不満を覚えた。
 夕食には、小さいながらも鯛の尾頭付きである。素っ気なく思ったのは、自分のひがみで、本当は心から喜んでいてくれたのである。
 食後、自分の机に向かいながら、改めて考えてみた。

 顧客開拓  150144

 JETROの会員になって何か月も経ってしまったが、あまり活用していない気がしている。せっかく会費を払っているのだから利用しなければと思い、サイトを開いてみた。
 引き合い案件が載っているページがあったので、そのページからめぼしいところを見つけることにした。メールアドレスのあるところから手を付け、時間があるときに、URLをベースにしてコンタクトをすれば、一層海外のクライアント探しや、場合によると顧問先が見つかると思う。
 海外企業の日本向け輸出を希望しているところがあれば、その会社の顧客開拓を支援しながら、日本のクライアント探しに繋げることもできるかもしれない。
 このような作業をしている内に、何となくクライアントが見つかるような明るい気持ちになった。
  http://www.jetro.go.jp/ttppoas/indexj.html

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 バックナンバーは、上記をクリックして、【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】のカテゴリーで読みたい日のブログをクリックすると読むことができます。当該日を開いた後、そのブログの最後に「同じテーマの記事」の下に3日前までのブログのリンクが貼られていますので、それをクリックしますと3日間のバックナンバーを読むことができます。

 

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 上記ブログにて、バックナンバーを見ることができます。毎日、20時以降にお届けしていますので、ぜひご愛読下さい。

 

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 「小説 新米経営コンサルタント竹根の起業日記」にも、しばしば登場する「クリティカル・シンキング」であるが、経営コンサルタントのみならず、ビジネスパーソン、学生、家庭の主婦など誰にも通じて必要なスキルを図解を中心にやさしく解説している。

   「クリティカル・シンキングのポイントが解る本
    今井信行著 秀和システム 1,400円+税

 

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■■【時代の読み方・日曜版】 この一週間の映像

2015-01-25 09:53:38 | 【話材】 ビジネス関連

■■【時代の読み方・日曜版】 この一週間の映像

 時代の流れを時系列的に見ると、見えないものが見えてきます。NHKの放送や新聞・雑誌などを見て、映像も交えて、お節介心から紹介しています。

1月19日(月)

政府日銀:鉱工業生産指数・稼働率指数(経産省)、消費動向調査(内閣府)
民間:全国百貨店売上高


■【今日のブログ】
 午前零時 【今日は何の日
 午前発信 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記
 正午発信 【経営マガジン
 夜間発信 【トップ+コンサルタント情報

【映像に見る今日の話題】 映像 
円安が中小企業にどのような影響を与えているか?

今週に入ってやや円高基調ですが、依然として円安状態であることには変わりがありません。以前より、貿易赤字の時に、円安はマイナス面に配慮が必要であることをお伝えしてきました。その円安が、中小企業にどのような影響を与えているのでしょうか。

20日(火)

政府日銀:閣議、日銀金融政策決定会合
民間:経団連春季労使交渉指針決定、全国コンビニエンスストア売上高
米国:住宅市場指数
欧州:独景気予測指数
その他:中国GDP・工業生産高・小売売上高

【時事用語解説】
GDP:Gross Domestic Product。国内総生産。一年間に国内で生産された付加価値の合計をさす。Grossとは減価償却などの固定資本減耗を含めた値、という意味で国内純生産と区別される。(Hatena Keyword)

■【今日のブログ】
 午前零時 【今日は何の日
 午前発信 【経営マガジン
 正午発信 【経営コンサルタントからのメッセージ
 夜間発信 【トップ+コンサルタント情報

【映像に見る今日の話題】 映像 消費増税で冷えた購買意欲は?

内閣府が「消費者態度指数」を発表しました。今後半年間の消費者の購買意欲などの見通しを示す数値です。原油価格の下落でガソリン価格が値下がりしています。購買意欲の動向はどうでしょうか?

21日(水)

世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)
政府日銀:景気動向指数(内閣府)、QUICK短観、日銀金融政策決定会合・黒田総裁記者会見
民間:スーパー売上高、マンション市場動向
米国:住宅着工件数
欧州:英中銀金融政策委員会議事要旨・失業率
その他:ニュージーランド・マレーシアCPI、カナダ・ブラジル中銀政策金利発表

【時事用語解説】

CPI:消費者物価指数(Consumer Price Index)は、消費者が実際に購入する段階での、商品の小売価格(物価)の変動を表す指数。(Wikipedia)
日銀短観:全国約1万社を対象に調査。景気が「良い」から「悪い」と答えた企業の割合の差。

■【今日のブログ】
 午前零時 【今日は何の日
 午前発信 【今日のマガジン】(休載もあります)
 正午発信 【経営コンサルタントの本棚
 夜間発信 【トップ+コンサルタント情報

【映像に見る今日の話題】 映像  
建設作業もICTで効率化

失業率の高いときでも建設業界は人手不足に悩まされてきました。今、建設機械大手企業の間ではICT(情報通信技術)を使って、熟練の技術が必要な作業を機械が支援する新たな事業を始める動きが出ています。ドローン(全自動飛行ロボット)を使ったり、自動運転をしたりと、変貌を始めています。

22日(木)

政府日銀:金融経済月報(日銀)
民間:パソコン国内出荷実績、民生用電子機器国内出荷実績
欧州:ECB理事会・ドラギ総裁記者会見

【時事用語解説】

ECB:欧州中央銀行、European Central Bankのこと。ユーロ圏17か国の金融政策を担う中央銀行(Wikipedia)

■【今日のブログ】
 午前零時 【今日は何の日
 午前発信 【今日のマガジン(休載もあります)
 正午発信 【時代の読み方
 夜間発信 【トップ+コンサルタント情報

【映像に見る今日の話題】 映像 
ロボット産業の日本における戦略

 ロボットというと、夢ではなく、現実の世界に今日ではなっています。しかも日本の産業ロボットは世界的なシェアも高い反面、災害ロボットなどの面では、福島第一原発で実用性が疑われる実態を見せつけられました。
 アベノミクスの一環として、政府は、人口減少や少子高齢化が進むなか、ロボットを活用推進に前向きです。ロボット産業で日本経済の成長を実現しようということですが、その中身は?

23日(金)

政府日銀:閣議
民間:電力需要実績
米国:景気先行指標総合指数、半導体製造装置BBレシオ
欧州:ユーロ圏・独・仏PMI、英小売売上高
その他:シンガポールCPI、中国PMI

【時事用語解説】

CPI:消費者物価指数(Consumer Price Index)は、消費者が実際に購入する段階での、商品の小売価格(物価)の変動を表す指数。(Wikipedia)
PMI:Purchasing Managers’Index 購買担当者景気指数 / 製造業購買担当者景気指数。景気の先行きを示す指標のひとつであり、製造業の購買担当者に生産意欲などをアンケートして指数化したもの(出典:m-Words)

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【映像に見る今日の話題】 映像 ビッグデータ活用で自動車事故減少へ

「ビッグデータ」という言葉も次第に馴染みになってきました。それを自動車の運転状況や修理の履歴などをもとにする「トレーサビリティーサービス」の導入などを目指すことになりました。
 はたして、ビッグデータを利用することにより、世の中は住みやすくなるのでしょうか。国交省は、ビッグデータをどの様に活用しようとしているのでしょうか。

【今日は何の日】 初地蔵 -おばあちゃんの原宿 01/24

 昔から毎月二十四日は、各地で地蔵講が開かれます。年の初めの二十四日を初地蔵といいます。、亡くなった子供が鬼にいじめられているのをお地蔵さまが賽の河原で救ったという伝承から子供の守り神として広く信仰されています。仏像の中でももっともわれわれの身近な存在ですし、親しみを感じます。
 東京の人は・・・・・<続き

24日(土)

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【映像に見る今日の話題】 映像 春闘を引っ張る自動車メーカーの要求は?

 春闘の季節がやってきます。それを占う自動車メーカーの労働組合は、足並みを揃えるのでしょうか?
 安倍政権が、アベノミクス達成のために、企業に給与を上げることを求めています。大企業優先の安倍政権ですが、中小企業にまで、いつ潤いが回ってくるのでしょうか。


■【経営コンサルタントの独り言】

 Googleで「経営コンサルタントになるには」をキーワードで検索すると、「経営コンサルタントへの道」がトップ表示されます。
 このページおよび当サイトのホームページを、タブレットでも見やすくレイアウトの変更を行いました。また、ホームページより、とりわけお薦めのメニューとその概要がわかりやすいように、トップに「お薦めメニュー一覧」を追加しました。

【今日は何の日】 初地蔵 -おばあちゃんの原宿 01/24

 昔から毎月二十四日は、各地で地蔵講が開かれます。年の初めの二十四日を初地蔵といいます。、亡くなった子供が鬼にいじめられているのをお地蔵さまが賽の河原で救ったという伝承から子供の守り神として広く信仰されています。仏像の中でももっともわれわれの身近な存在ですし、親しみを感じます。
 東京の人は・・・・・<続き

25日(日)

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【映像に見る今日の話題】 映像 動画で観る「中小企業庁の施策」

 政府予算の中で、年間5000億円が中小企業の施策に使われています。これを利用しないのはもったいないです。このページでは、次のような中小企業向けの国の支援策のポイントを、映像で紹介しています。
 ①被災地の復旧・復興
 ②消費税転嫁対策
 ③小規模企業への支援策


【 注 】
【今日のブログ】は、閲覧と発行時間が異なる場合には、掲載ブログとは異なるブログが表示されることがあります。時間を変えてご覧下さるようお願いします。


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■■【時代の読み方】 和菓子にみる東西の違い<3/3> 2015/01/24

2015-01-24 17:55:29 | 【話材】 ビジネス関連

■■【時代の読み方】 和菓子にみる東西の違い<3/3> 2015/01/24

 時代の流れを時系列的に見ると、見えないものが見えてきます。NHKの放送や新聞・雑誌などを見て、お節介心から紹介しています。


独善解説

■ 和菓子にみる東西の違い 2015/01/23

 テレビを見ていましたら「和菓子にみる東西の違い」という番組に興味を持ちました。虎屋文庫研究主査の森田環氏が解説していましたので、ご紹介します。

  ◇1 お汁粉vsとぜんざい

  ◇2 雑煮に見る東西の違い

3 東西の桜餅

 春を思わせる桜の季節の和菓子といえば、塩漬けの桜葉の香りが楽しめる桜餅を連想します。

 東京では、小麦粉生地に薄いピンク色の着色をし、薄く焼いて、餡を巻いたものをいいます。関西では、道明寺、すなわち、もち米を原料とし、それを蒸して餡を包んだものです。

 東京の桜餅は、江戸・隅田川の川岸に植えられた桜の葉を利用して売り出され、花見客に、隅田川名物として広まっていきました。ところが始めは米粉で作っていたのが葛粉の生地に替わり、その後小麦粉生地にかわったようです。

 江戸で人気を博した桜餅は、関西にも伝わって道明寺になったようです。土佐屋という菓子屋が隅田川の桜餅を模して、冬と春には片栗粉、夏と秋には葛粉を薄く溶いた生地を焼いて売ったと記録があります。今日の道明寺の起こりは、明治30年頃、奥村又兵衛という人物が「嵯峨名物桜餅」として発売した、と記されています。意外に新しい和菓子なのですね。

 このような地域差は、各地域の風土や嗜好の影響などが複合的に影響しているのでしょうが、東京育ちの私の目にも、関西の方が上品さと歴史の長さを感じます。

 

■ 和菓子にみる東西の違い 2015/01/23

 テレビを見ていましたら「和菓子にみる東西の違い」という番組に興味を持ちました。虎屋文庫研究主査の森田環氏が解説していましたので、ご紹介します。

  ◇1 お汁粉vsとぜんざい

 

2 雑煮に見る東西の違い

 わが家では、醤油味のお澄ましに、焼いた長方形をした切り餅が入っています。関西では、白味噌仕立てが一般的なようで、しかも丸餅が入っているようですね。

 室町幕府の料理人が記した「山内料理書」があるそうで、餅を入れた味噌を使った調味料で整えた料理を雑煮と言ったようですから、関西の像にはこの流れを汲んでいると考えます。江戸の雑煮は、江戸時代中頃の「黒白精味集」という料理書に、「薄醤油仕立よし」という記述が見られます。歴史的にも時代の差があるのですね。

 丸餅と四角い切り餅と、形に違いがあるのも面白いですね。

 餅は神聖な食べものとして、鏡餅は丸い形をしていています。神事に用いる鏡をかたどって丸くなっています。関西の雑煮が丸餅を使うのは、このような伝統的な習慣が残っているのでしょう。

 それに対して、江戸っ子は気が短く、餅をひとつひとつ丸めるのではなく、平らにのして一気に切ったことが、四角い切り餅として根付いたのでしょう。

 

■ 和菓子にみる東西の違い 2015/01/22

 テレビを見ていましたら「和菓子にみる東西の違い」という番組に興味を持ちました。虎屋文庫研究主査の森田環氏が解説していましたので、ご紹介します。

1 お汁粉vsとぜんざい

 日本を東と西に分け、風習や人々の気質などを比較することは興味深く、古くから文献にも取り上げられてきました。食べものも例外ではないようで、材料や調理方法の違いが目立つようです。

 食べ物と言いましても範囲が広いですので、和菓子を中心に、見るだけでも大は違いがあります。

 寒くなると和菓子の代表の一つが、温かい「汁粉」や「ぜんざい」です。少々脱線しますが、江戸時代には、汁粉は、夏の食べ物だったと聞いています。

 汁粉もぜんざいも小豆を使った甘い食べものですが、東京育ちの私には、粒餡で汁気の多い、とろっとした中に焼き餅が入っています。このようなおしるこを「小倉汁粉」と言うのだそうです。

 これを関西では「ぜんざい」と呼ぶようですが、これに対して、こし餡で汁気の多いものは、東京では「御膳汁粉」、関西では、これを「しるこ」と呼んでいます。私が食べてきた小倉汁粉は、「田舎汁粉」とも言われ、少々さげすまされた食べ物のようです。

 「ぜんざい」といいますと、餅の上に、汁気のない餡をかけたものをいうと教えられてきました。東京に育ったと言いましても東京の西部でしたので、都心に出かけることを「東京に行く」と言っていました。子供の頃、デパートでぜんざいを食べさせてもらったときに、栗が入っていて、「東京はやはり高級なのだ」と思ったことを覚えています。 <続く>

 

■ 日韓国交回復50年 改善ができるのか?<2/2> 2015/01/21

 日本と韓国が国交を回復してからことしで50年となり、出石直NHK解説委員のお話を中心に考えてみました。

 前回は「◇1 50年目の転機」でした。今日は後半の2~3、完結編です。

2 なぜ、関係が冷え切ってしまったのか?

 イ・ミョンバク前大統領の竹島訪問や天皇陛下に対する発言が、一つの契機です。また、中国の台頭で、日本の国際的に相対的重要度低下も影響しているでしょう。

 しかし、何といっても歴史認識、とりわけ慰安婦の問題が大きいのです。さらに、歴史認識をめぐる葛藤が、相手国に対する世論を悪化させ、悪化した世論が政治的な歩み寄りを阻むという悪循環を生んでいます。

 例えば、2013年年末に安倍総理大臣が靖国神社を参拝した折に、韓国側が強く反発しました。それに対して、日本で韓国に対する反発が強まり、そうした動きが韓国に伝わると韓国側の反日世論が高まります。その繰り返しになっています。

 このように政治レベルで対話が進まなければ、国内の世論も改善しません。

3 2015年は節目で、チャンス

 「日韓国交回復から50年」、「戦後70年」、韓国からみれば「植民地支配解放から70年」、そして「南北分断から70年」と節目の年です。節目の年をきっかけに関係修復を図りたいという点では、日韓の外交当局者の考えも一致しています。

 日韓双方とも世論の大半は「日韓関係は重要だ」と考えているという調査結果もあります。

 ヘイトスピーチなどで相手の気持ちを魚出るようなことを行えば、ナショナリズムの高まりで、感情的になりK世論がさらに過熱しかねません。

 日韓両国でも様々な催しが企画されています。こうした行事を通して相互交流や相互理解を深めたいですね。

 日韓両国はここに戦後20年に亘る空白を埋めて、友好親善の新しい時代に入るべきですし、それを行うのは「今でしょう」。 < 完 >


 

■ 日韓国交回復50年 改善ができるのか? 2015/01/20

 日本と韓国が国交を回復してからことしで50年となり、出石直NHK解説委員のお話を中心に考えてみました。

1 50年目の転機

 経済界や若者の交流などは活発に行われていますが、近年、日本と韓国の国同士の関係は、こじれにこじれてしまっているように見えます。

 関係は”異常に”冷え切ったままで、安倍総理とパク・クネ大統領との首脳会談は、オバマ大統領を交えた会談を除いてまだ一度も実現していません。外相会談は行われていますが、これもすべて第三国での会談です。隣国同士ですので、相互の国を訪れての会談があってしかるべきです。

 では、なぜ政治レベルの対話が進まないのでしょうか。

 関係改善の主な障害となっているのが、慰安婦などの歴史認識や領土問題、そして両国の国民感情です。

 出石氏によりますと、韓国側のハードルが高過ぎるという見方です。韓国政府が、「慰安婦問題で一定の前進や歩み寄りがない限りは首脳会談には応じられない」という姿勢を崩していません。

 日本政府は、色々難しい課題はあっても、いや課題があるからこそ首脳会談を行って意志疎通を図りたいとしています。しかし、国内世論は冷めています。

 内閣府が2014年10月に行った世論調査では、韓国に「親しみを感じる」と答えた人は
31.5%で、一年前より10ポイント以上減っています。逆に「親しみを感じない」と答えた人は66.4%で、一年前より8ポイント以上も増えています。

 数年前の韓流ブームで日本から大勢の観光客が韓国を訪れたり、韓流スターが人気を集めたりした頃と較べますと、様変わりです。 <続く>

 
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■■中小企業診断士と経営士の違い 【経営コンサルタント道場】

2015-01-24 15:02:00 | 【話材】 ビジネス関連

■■中小企業診断士と経営士の違い 【経営コンサルタント道場】

 

 「中小企業診断士と経営士は、どのように違うのでしょうか?」という質問をよく受けます。

 

 どちらも経営コンサルタントの資格であることは共通しているのですが、細かく見てゆくと異なるところが結構あります。

 

 この違いを理解するには、歴史を振り返ってみることが正しい理解に繋がると考えます。

 

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■■起業ビジネスのアイディア創出法1 【独立起業・転職支援】

2015-01-24 14:34:08 | 【専門業】 コンサルタント・士業成功術

■■起業ビジネスのアイディア創出法1 【独立起業・転職支援】

 

 これから起業をしたい人、起業をしたけれども経営がなかなか軌道に乗らない人、それが一般企業であっても、経営コンサルタントなど士業であっても、悩みは類似していますし、解決策も類似して、応用が利きます。

 ここでは、イレギュラーな発行となりますが、当ブログで質問に対して、独断と偏見で回答して参ります。参考にしていただければ幸いです。

 独立起業に関する無料相談有料相談をお受けしています。

 

 【 注 】一部重複掲載することがあります。

 

 

【質問】起業ビジネスのアイディア創出法1 

 

 起業に当たって、自分のやりたいことと適性などを考えていますが、企業を成功させるためのアイディアをどのように生み出していったらよいのでしょうか?

 

【回答】

 

 新しく事業を創造するには、「ビジネスアイデア」を創出することからはじまります。闇雲に起業したところで、ビジネスが成功するほど生やさしい社会ではありません。 顧客から見て魅力的、かつ競合と差別化できているのかが重要です。

 

 そもそも自分自身が、どんな一体ビジネスをやりたいのかという事業理念を、明確にすることが大事です。理念の実現のためには、まず「ビジネスアイデア」を創出することが重要です。 「ビジネスアイデア」は、事業を持続的に成長させていくうえで、非常に重要です。 「ビジネスアイデア」とは、さまざまな創出パターンが存在しています。

 

 ベンチャー企業には、大企業では成しえない「ビジネスアイデア」を創出し、それを実現することこそが求められています。それでは、新しいビジネスの創造において、「ビジネスアイデア」をどのように創出したいったらよいのでしょうか? 「ビジネスアイデア」の創出方法として、大きな2つの観点に基づいて捉えることができます。 具体的には、「個人的観点」と「社会的観点」といった大きな2つの観点を基に、「ビジネスアイデア」を創出することができます。

 

<続き> J-NET21

 

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■■【経営コンサルタント道場】 社員研修担当者の落とし穴 

2015-01-23 20:02:00 | 【話材】 ビジネス関連

■■【経営コンサルタント道場】 社員研修担当者の落とし穴 

 厳しい経営環境が続く中で、言い古された「少数精鋭主義」という考え方が再評価されています。

 企業が持っている経営資源には限界があります。この限られた経営資源を有効活用することが、根治にの経営の重要な課題です。経営資源の中でもとりわけ「ヒト」という経営資源の重要性を無視することはできません。

 そのために、企業は社員研修を継続的にやらざるを得ません。ところが、一方で「雇用の流動化」で社員を教育してもすぐに辞めていってしまうという悩みがあります。

 愚痴を言っていても始まりません。社員が辞めていくということは、その企業に魅力がないからです。企業に魅力を持たせるには、経営資源の良質化、すなわち「経営品質」を高める必要があります。

 「ヒト」という経営資源を良質化するためには、良質な社員を採用することと、手持ちの社員を教育していくという方法があります。そこで上述のように社員研修がクローズアップされてきているのです。

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■■【時代の読み方】 和菓子にみる東西の違い<2/3> 2015/01/23

2015-01-23 17:19:32 | 【話材】 ビジネス関連

■■【時代の読み方】 和菓子にみる東西の違い<2/3> 2015/01/23

 時代の流れを時系列的に見ると、見えないものが見えてきます。NHKの放送や新聞・雑誌などを見て、お節介心から紹介しています。


独善解説

■ 和菓子にみる東西の違い 2015/01/23

 テレビを見ていましたら「和菓子にみる東西の違い」という番組に興味を持ちました。虎屋文庫研究主査の森田環氏が解説していましたので、ご紹介します。

  ◇1 お汁粉vsとぜんざい

 

2 雑煮に見る東西の違い

 わが家では、醤油味のお澄ましに、焼いた長方形をした切り餅が入っています。関西では、白味噌仕立てが一般的なようで、しかも丸餅が入っているようですね。

 室町幕府の料理人が記した「山内料理書」があるそうで、餅を入れた味噌を使った調味料で整えた料理を雑煮と言ったようですから、関西の像にはこの流れを汲んでいると考えます。江戸の雑煮は、江戸時代中頃の「黒白精味集」という料理書に、「薄醤油仕立よし」という記述が見られます。歴史的にも時代の差があるのですね。

 丸餅と四角い切り餅と、形に違いがあるのも面白いですね。

 餅は神聖な食べものとして、鏡餅は丸い形をしていています。神事に用いる鏡をかたどって丸くなっています。関西の雑煮が丸餅を使うのは、このような伝統的な習慣が残っているのでしょう。

 それに対して、江戸っ子は気が短く、餅をひとつひとつ丸めるのではなく、平らにのして一気に切ったことが、四角い切り餅として根付いたのでしょう。

 

■ 和菓子にみる東西の違い 2015/01/22

 テレビを見ていましたら「和菓子にみる東西の違い」という番組に興味を持ちました。虎屋文庫研究主査の森田環氏が解説していましたので、ご紹介します。

1 お汁粉vsとぜんざい

 日本を東と西に分け、風習や人々の気質などを比較することは興味深く、古くから文献にも取り上げられてきました。食べものも例外ではないようで、材料や調理方法の違いが目立つようです。

 食べ物と言いましても範囲が広いですので、和菓子を中心に、見るだけでも大は違いがあります。

 寒くなると和菓子の代表の一つが、温かい「汁粉」や「ぜんざい」です。少々脱線しますが、江戸時代には、汁粉は、夏の食べ物だったと聞いています。

 汁粉もぜんざいも小豆を使った甘い食べものですが、東京育ちの私には、粒餡で汁気の多い、とろっとした中に焼き餅が入っています。このようなおしるこを「小倉汁粉」と言うのだそうです。

 これを関西では「ぜんざい」と呼ぶようですが、これに対して、こし餡で汁気の多いものは、東京では「御膳汁粉」、関西では、これを「しるこ」と呼んでいます。私が食べてきた小倉汁粉は、「田舎汁粉」とも言われ、少々さげすまされた食べ物のようです。

 「ぜんざい」といいますと、餅の上に、汁気のない餡をかけたものをいうと教えられてきました。東京に育ったと言いましても東京の西部でしたので、都心に出かけることを「東京に行く」と言っていました。子供の頃、デパートでぜんざいを食べさせてもらったときに、栗が入っていて、「東京はやはり高級なのだ」と思ったことを覚えています。 <続く>

 

■ 日韓国交回復50年 改善ができるのか?<2/2> 2015/01/21

 日本と韓国が国交を回復してからことしで50年となり、出石直NHK解説委員のお話を中心に考えてみました。

 前回は「◇1 50年目の転機」でした。今日は後半の2~3、完結編です。

2 なぜ、関係が冷え切ってしまったのか?

 イ・ミョンバク前大統領の竹島訪問や天皇陛下に対する発言が、一つの契機です。また、中国の台頭で、日本の国際的に相対的重要度低下も影響しているでしょう。

 しかし、何といっても歴史認識、とりわけ慰安婦の問題が大きいのです。さらに、歴史認識をめぐる葛藤が、相手国に対する世論を悪化させ、悪化した世論が政治的な歩み寄りを阻むという悪循環を生んでいます。

 例えば、2013年年末に安倍総理大臣が靖国神社を参拝した折に、韓国側が強く反発しました。それに対して、日本で韓国に対する反発が強まり、そうした動きが韓国に伝わると韓国側の反日世論が高まります。その繰り返しになっています。

 このように政治レベルで対話が進まなければ、国内の世論も改善しません。

3 2015年は節目で、チャンス

 「日韓国交回復から50年」、「戦後70年」、韓国からみれば「植民地支配解放から70年」、そして「南北分断から70年」と節目の年です。節目の年をきっかけに関係修復を図りたいという点では、日韓の外交当局者の考えも一致しています。

 日韓双方とも世論の大半は「日韓関係は重要だ」と考えているという調査結果もあります。

 ヘイトスピーチなどで相手の気持ちを魚出るようなことを行えば、ナショナリズムの高まりで、感情的になりK世論がさらに過熱しかねません。

 日韓両国でも様々な催しが企画されています。こうした行事を通して相互交流や相互理解を深めたいですね。

 日韓両国はここに戦後20年に亘る空白を埋めて、友好親善の新しい時代に入るべきですし、それを行うのは「今でしょう」。 < 完 >


 

■ 日韓国交回復50年 改善ができるのか? 2015/01/20

 日本と韓国が国交を回復してからことしで50年となり、出石直NHK解説委員のお話を中心に考えてみました。

1 50年目の転機

 経済界や若者の交流などは活発に行われていますが、近年、日本と韓国の国同士の関係は、こじれにこじれてしまっているように見えます。

 関係は”異常に”冷え切ったままで、安倍総理とパク・クネ大統領との首脳会談は、オバマ大統領を交えた会談を除いてまだ一度も実現していません。外相会談は行われていますが、これもすべて第三国での会談です。隣国同士ですので、相互の国を訪れての会談があってしかるべきです。

 では、なぜ政治レベルの対話が進まないのでしょうか。

 関係改善の主な障害となっているのが、慰安婦などの歴史認識や領土問題、そして両国の国民感情です。

 出石氏によりますと、韓国側のハードルが高過ぎるという見方です。韓国政府が、「慰安婦問題で一定の前進や歩み寄りがない限りは首脳会談には応じられない」という姿勢を崩していません。

 日本政府は、色々難しい課題はあっても、いや課題があるからこそ首脳会談を行って意志疎通を図りたいとしています。しかし、国内世論は冷めています。

 内閣府が2014年10月に行った世論調査では、韓国に「親しみを感じる」と答えた人は
31.5%で、一年前より10ポイント以上減っています。逆に「親しみを感じない」と答えた人は66.4%で、一年前より8ポイント以上も増えています。

 数年前の韓流ブームで日本から大勢の観光客が韓国を訪れたり、韓流スターが人気を集めたりした頃と較べますと、様変わりです。 <続く>

 
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■■【海外ビジネス情報】 セミナーや各種情報

2015-01-23 15:00:40 | 【話材】 ビジネス関連

■■【海外ビジネス情報 セミナーや各種情報 2015/01/23改訂

icon30 公的機関から入手した、海外向けのセミナーや各種情報を、各機関の指定条件を下にお届けします。

海外ビジネス情報 
海外ビジネスに関し、主に公的機関からの情報をお届けします。

 

◆グローバル知財戦略フォーラム2015~明日のグローバル知財活用戦略を考える~を開催します

(独)工業所有権情報・研修館(INPIT)では、中小企業やベンチャー企業などの企業各層の競争力強化に必要な「グローバル知財活用戦略」について、取組事例紹介などのフォーラムを開催します。

[日 時]平成27年
1月26日(月)10:00~17:30
         
1月27日(火)10:00~17:20
[場 所]セルリアンタワー東急ホテル(東京都渋谷区)
[参加費]無料(事前申込制) 

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chizai-forum2015.com/

◆《セミナー》ベトナムビジネスセミナーを開催します

中小機構では、ベトナムに関する最新の施策情報、投資環境、中小企業の進出における留意点など中小企業のベトナム進出のポイントを解説するベトナムビジネスセミナーを開催します。

<東京会場>
[日 時]2月3日(火)10:00~12:00
[場 所]大手町サンケイプラザ(東京都千代田区)

<福岡会場>
[日 時]2月6日(金)10:00~12:00
[場 所]アクア博多(福岡市博多区)

[参加費]各日とも無料

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/ceo/vietnam/085975.html

◆中小企業の海外展開を支援する投資組合が組成されました

中小機構では、新事業開拓促進出資事業(ファンド出資事業)において、著しい成長が期待されるASEAN及びイスラム市場への海外展開支援をテーマにした、我が国で初めてのイスラム法(シャリア)適格PEファンドに対し、中小機構出資分として24億円を出資することで合意し、組合契約を締結しました。本出資は、中小機構が行っていた「中小企業海外展開支援出資事業」の公募に対して応募があったものです。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/fund/chosa_joho/press/087720.html


◆認定支援機関向け海外展開支援研修の申込みを開始しました

(独)中小企業基盤整備機構では、認定支援機関を対象に、海外展開支援のスキル向上を目的とした研修を実施します。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/kokusai/2014/140820kensyuu.html

◆海外人材の確保・定着支援事業への参加企業を募集します

中小企業庁・全国中小企業団体中央会では、中小企業と外国人留学生を結びつけるマッチングや海外人材の育成及び定着までを一体的に実施する取組を支援します。海外展開を担うグローバル人材の確保等にご関心ある中小企業の皆様はぜひご参加ください。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.japanesedream.jp/

◆「海外展開支援アドバイザリー事業」を開始しています

国土交通省では、建設・不動産企業等の海外展開を支援するため、海外プロジェクトに詳しい専門家から、海外事業に必要な知識・ノウハウのアドバイスを受けることができる「海外展開支援アドバイザリー事業」を開始しました。

[開催日時]平成26年11月5日(水)~平成27年3月20日(金)

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.ocaji.or.jp/seminar/seminar.php?id=105


◆「展示会の落とし穴~知的財産の流出リスクとその対策~」を発行しました

近畿経済産業局では、中小企業の円滑な海外展開を支援するため、「海外ビジネスに向けた展示会出展の事前準備ガイドブック『展示会の落とし穴-知的財産の流出リスクとその対策-』」を発行しました。展示会の準備段階から、出展時に起きうるリスクについて、具体的に対策を検討できる内容となっておりますので、是非、ご活用ください。

詳しくはこちらから

http://www.kansai.meti.go.jp/2kokuji/chizai2013/tenzikainootoshiana.html


中小サービス業における海外展開を支援します

一般財団法人海外産業人材育成協会では、現地人材を国内に招き、日本式サービス手法(おもてなしの精神など)に係る研修や、現地に講師を派遣し、現地人材に対するサービス品質の向上や経営管理等に係る指導を通じて、現地中核人材の育成を支援します。サービス業の海外展開にご関心のある方はぜひご利用ください。

[事業の種類]
1.受入研修(現地人材を日本に受け入れて行う研修)
2.専門家派遣(専門家を現地に派遣して行う指導)
http://www.hidajapan.or.jp/jp/smehosei/index.html

◆関東地域における人材戦略ベストプラクティス集

関東経済産業局では、海外人材が活躍している企業を特集した「関東地域における人材戦略ベストプラクティス集第2号(平成25年度版)~海外人材活躍企業~」を作成しました。海外人材の採用と活躍を促すための取組みをご紹介
していますので、ぜひご活用ください。

http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/humanresources/25fy_bestpractice2go.html


◆「海外展開を成功させるための方法

中小機構では、海外進出後の海外事業の見直し方法や海外子会社管理についての考え方やチェックリストなどをまとめた「海外展開を成功させるための方法」を作成しましたので、ぜひご活用ください。

http://j-net21.smrj.go.jp/expand/overseas/


「海外事業者との投資提携事例集~協業で未来を拓く~」

経済産業省では、海外事業者と投資提携を行うことで成功している日本の中堅・中小企業の事例を収集し、投資提携により得られたメリットや知っておくべきリスクも掲載した「海外事業者との投資提携事例集」を作成しました。ぜひご活用ください。

http://www.meti.go.jp/policy/investment/5references/jirei.html


「展示会の落とし穴~知的財産の流出リスクとその対策~」

近畿経済産業局では、中小企業の円滑な海外展開を支援するため、「海外ビジネスに向けた展示会出展の事前準備ガイドブック『展示会の落とし穴-知的財産の流出リスクとその対策-』」を発行しました。展示会の準備段階から、出展時に起きうるリスクについて、具体的に対策を検討できる内容となっておりますので、是非、ご活用ください。

詳しくはこちらから
http://www.kansai.meti.go.jp/2kokuji/chizai2013/tenzikainootoshiana.html


中小サービス業における海外展開を支援

一般財団法人海外産業人材育成協会では、現地人材を国内に招き、日本式サービス手法(おもてなしの精神など)に係る研修や、現地に講師を派遣し、現地人材に対するサービス品質の向上や経営管理等に係る指導を通じて、現地中核人材の育成を支援します。サービス業の海外展開にご関心のある方はぜひご利用ください。

[事業の種類]
1.受入研修(現地人材を日本に受け入れて行う研修)
2.専門家派遣(専門家を現地に派遣して行う指導)
http://www.hidajapan.or.jp/jp/smehosei/index.html


◆海外ビジネス関連セミナー紹介

公的機関が開催します海外ビジネスに関するセミナーや情報を一括して紹介しています。
  http://www.glomaconj.com/consultant/3keikonhenomichi/keikon.htm#kaigai
 ←クリック

◆海外展開の準備状況を簡単にチェック!

10の質問に答えるだけで、自社の現状認識や海外展開推進力などを簡単に診断できます!課題の解決に役立つ情報もあわせて提供しています。
http://j-net21.smrj.go.jp/expand/overseas/selfcheck/

◆外国人留学生のインターンシップ受入企業を募集します


全国中小企業団体中央会では、外国人留学生を対象とした中小企業での職場実習(インターンシップ)を実施することを通じて、中小企業のグローバル人材の確保を支援しております。海外市場を開拓するための人材をつかむチャンスでもありますので、ご関心のある企業の皆様はぜひご参加ください。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.japanesedream.jp/shinsotsuouen/project.html

◆ 在アフリカ進出日系企業の実態調査結果について

ジェトロでは、平成25年9月13日から10月23日まで、アフリカのジェトロ事務所所在5カ国(南アフリカ、エジプト、ケニア、ナイジェリア、コートジボワール)に進出している日系企業に対し、経営実態等に関するアンケート調査を実施しました。ご関心のある方は、ぜひご覧ください。

http://www.jetro.go.jp/news/releases/20140108224-news

海外展開のお悩み「ワンストップ」で解決!

中小機構では、中小企業海外展開ワンストップ相談窓口を設置しています。

ナビダイヤル番号(全国共通) 0570-073-600
受付時間 9:00~17:45(祝日、休日を除く平日のみ)
http://www.smrj.go.jp/keiei/kokusai/063793.html

中小サービス業における海外展開を支援します

(一財)海外産業人材育成協会では、現地人材を国内に招き、日本式サービス手法(おもてなしの精神など)に係る研修や、現地に講師を派遣し、現地人材に対するサービス品質の向上や経営管理等に係る指導を通じて、現地中核人材の育成を支援します。サービス業の海外展開にご関心のある方はぜひご利用ください。

[事業の種類]
1.受入研修(現地人材を日本に受け入れて行う研修)
2.専門家派遣(専門家を現地に派遣して行う指導)
http://www.hidajapan.or.jp/jp/smehosei/index.html


  出典: e-中小企業ネットマガジン

  

 
経営コンサルタント独立起業の必読書

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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】1月4週3 顧客開拓  150144

2015-01-23 13:08:17 | 【専門業】 新米経営コンサルタントの独立起業日記

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】1月4週3 顧客開拓  150144




 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント

 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンです。産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 最近、部長とぶつかることが多い竹根である。商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのでしょうか、それとも、別な道があるのでしょうか。
 迷った挙げ句、部長に退職願を提出した。心機一転してコンサルティング・ファーム竹之下経営に入社したが、戸惑うばかりである。こんなことも体験・・・

【 注】 日記から週記へ
 2013年11月24日から、日記ではなく「週記」になりました。週のうちに数回新規記事をアップロードします。また、逐次部分改訂をしますので、引き続き毎日ご覧下さると幸いです。

 

 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部は翌朝の発行となることもあります。

【注】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

 【あらすじ】 【登場人物】 【作者紹介】 ←クリック
 


 2015年1月4週3 顧客開拓  150144

 早朝散歩 150141

 匠製本機械小型断裁機の改良見本機到着  150142


 セント光学八回目の提案書  150143

 



■ 顧客開拓  150144

 

 JETROの会員になって何か月も経ってしまったが、あまり活用していない気がしている。せっかく会費を払っているのだから利用しなければと思い、サイトを開いてみた。

 

 引き合い案件が載っているページがあったので、そのページからめぼしいところを見つけることにした。メールアドレスのあるところから手を付け、時間があるときに、URLをベースにしてコンタクトをすれば、一層海外のクライアント探しや、場合によると顧問先が見つかると思う。

 

 海外企業の日本向け輸出を希望しているところがあれば、その会社の顧客開拓を支援しながら、日本のクライアント探しに繋げることもできるかもしれない。

 

 このような作業をしている内に、何となくクライアントが見つかるような明るい気持ちになった。

 

  http://www.jetro.go.jp/ttppoas/indexj.html

 

 

【詳細あらすじ】 ←クリック
 上記より詳細な、これまでの内容をダイジェストで見ることができます。

 

 お勧め書籍 クリティカル・シンキングのポイントが解る本」今井信行著 秀和システム

 

「小説 新米経営コンサルタント竹根の起業日記」にも、しばしば登場する「クリティカル・シンキング」であるが、経営コンサルタントのみならず、ビジネスパーソン、学生、家庭の主婦など誰にも通じて必要なスキルを図解を中心にやさしく解説している。

 前号の【経営コンサルタント竹根の起業日記】 ←クリック
  【 注】 切り替えタイミングによって、前号掲載がないことがあります。

 

■【主な登場人物・会社団体】

 

◇ 竹根好助 若き日の私にそっくりな男、35歳の商社マン、2013年4月1日に経営コンサルタントとしての独立起業を考える。

◇ 愛コンサルタント
 日本経営士協会理事長である愛氏が経営する会社。愛氏は経営コンサルタント歴四十年の大ベテラン

◇ 日本経営士協会 経営コンサルタント業界で最初にできた資格付与・育成の団体。首都圏で「知修塾」という若手コンサルタント育成講座を毎月開催している。

◇ 笹本 日本経営士協会知修塾コーディネーター


◇ 秋元 商社マン、竹根の大学時代からの親友。教育学部で数学を専攻

 


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■■【経営コンサルタント道場】 社員研修担当者の落とし穴 

2015-01-23 09:16:05 | 【話材】 ビジネス関連

■■【経営コンサルタント道場】 社員研修担当者の落とし穴 

 厳しい経営環境が続く中で、言い古された「少数精鋭主義」という考え方が再評価されています。

 企業が持っている経営資源には限界があります。この限られた経営資源を有効活用することが、根治にの経営の重要な課題です。経営資源の中でもとりわけ「ヒト」という経営資源の重要性を無視することはできません。

 そのために、企業は社員研修を継続的にやらざるを得ません。ところが、一方で「雇用の流動化」で社員を教育してもすぐに辞めていってしまうという悩みがあります。

 愚痴を言っていても始まりません。社員が辞めていくということは、その企業に魅力がないからです。企業に魅力を持たせるには、経営資源の良質化、すなわち「経営品質」を高める必要があります。

 「ヒト」という経営資源を良質化するためには、良質な社員を採用することと、手持ちの社員を教育していくという方法があります。そこで上述のように社員研修がクローズアップされてきているのです。

・・・・・MORE ←クリック


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■■【時代の読み方】 和菓子にみる東西の違い<1/3> 2015/01/22

2015-01-22 17:43:47 | 【話材】 ビジネス関連

■■【時代の読み方】 和菓子にみる東西の違い<1/3> 2015/01/22

 時代の流れを時系列的に見ると、見えないものが見えてきます。NHKの放送や新聞・雑誌などを見て、お節介心から紹介しています。


独善解説

■ 和菓子にみる東西の違い 2015/01/22

 テレビを見ていましたら「和菓子にみる東西の違い」という番組に興味を持ちました。虎屋文庫研究主査の森田環氏が解説していましたので、ご紹介します。

1 お汁粉vsとぜんざい

 日本を東と西に分け、風習や人々の気質などを比較することは興味深く、古くから文献にも取り上げられてきました。食べものも例外ではないようで、材料や調理方法の違いが目立つようです。

 食べ物と言いましても範囲が広いですので、和菓子を中心に、見るだけでも大は違いがあります。

 寒くなると和菓子の代表の一つが、温かい「汁粉」や「ぜんざい」です。少々脱線しますが、江戸時代には、汁粉は、夏の食べ物だったと聞いています。

 汁粉もぜんざいも小豆を使った甘い食べものですが、東京育ちの私には、粒餡で汁気の多い、とろっとした中に焼き餅が入っています。このようなおしるこを「小倉汁粉」と言うのだそうです。

 これを関西では「ぜんざい」と呼ぶようですが、これに対して、こし餡で汁気の多いものは、東京では「御膳汁粉」、関西では、これを「しるこ」と呼んでいます。私が食べてきた小倉汁粉は、「田舎汁粉」とも言われ、少々さげすまされた食べ物のようです。

 「ぜんざい」といいますと、餅の上に、汁気のない餡をかけたものをいうと教えられてきました。東京に育ったと言いましても東京の西部でしたので、都心に出かけることを「東京に行く」と言っていました。子供の頃、デパートでぜんざいを食べさせてもらったときに、栗が入っていて、「東京はやはり高級なのだ」と思ったことを覚えています。 <続く>

 

■ 日韓国交回復50年 改善ができるのか?<2/2> 2015/01/21

 日本と韓国が国交を回復してからことしで50年となり、出石直NHK解説委員のお話を中心に考えてみました。

 前回は「◇1 50年目の転機」でした。今日は後半の2~3、完結編です。

2 なぜ、関係が冷え切ってしまったのか?

 イ・ミョンバク前大統領の竹島訪問や天皇陛下に対する発言が、一つの契機です。また、中国の台頭で、日本の国際的に相対的重要度低下も影響しているでしょう。

 しかし、何といっても歴史認識、とりわけ慰安婦の問題が大きいのです。さらに、歴史認識をめぐる葛藤が、相手国に対する世論を悪化させ、悪化した世論が政治的な歩み寄りを阻むという悪循環を生んでいます。

 例えば、2013年年末に安倍総理大臣が靖国神社を参拝した折に、韓国側が強く反発しました。それに対して、日本で韓国に対する反発が強まり、そうした動きが韓国に伝わると韓国側の反日世論が高まります。その繰り返しになっています。

 このように政治レベルで対話が進まなければ、国内の世論も改善しません。

3 2015年は節目で、チャンス

 「日韓国交回復から50年」、「戦後70年」、韓国からみれば「植民地支配解放から70年」、そして「南北分断から70年」と節目の年です。節目の年をきっかけに関係修復を図りたいという点では、日韓の外交当局者の考えも一致しています。

 日韓双方とも世論の大半は「日韓関係は重要だ」と考えているという調査結果もあります。

 ヘイトスピーチなどで相手の気持ちを魚出るようなことを行えば、ナショナリズムの高まりで、感情的になりK世論がさらに過熱しかねません。

 日韓両国でも様々な催しが企画されています。こうした行事を通して相互交流や相互理解を深めたいですね。

 日韓両国はここに戦後20年に亘る空白を埋めて、友好親善の新しい時代に入るべきですし、それを行うのは「今でしょう」。 < 完 >


 

■ 日韓国交回復50年 改善ができるのか? 2015/01/20

 日本と韓国が国交を回復してからことしで50年となり、出石直NHK解説委員のお話を中心に考えてみました。

1 50年目の転機

 経済界や若者の交流などは活発に行われていますが、近年、日本と韓国の国同士の関係は、こじれにこじれてしまっているように見えます。

 関係は”異常に”冷え切ったままで、安倍総理とパク・クネ大統領との首脳会談は、オバマ大統領を交えた会談を除いてまだ一度も実現していません。外相会談は行われていますが、これもすべて第三国での会談です。隣国同士ですので、相互の国を訪れての会談があってしかるべきです。

 では、なぜ政治レベルの対話が進まないのでしょうか。

 関係改善の主な障害となっているのが、慰安婦などの歴史認識や領土問題、そして両国の国民感情です。

 出石氏によりますと、韓国側のハードルが高過ぎるという見方です。韓国政府が、「慰安婦問題で一定の前進や歩み寄りがない限りは首脳会談には応じられない」という姿勢を崩していません。

 日本政府は、色々難しい課題はあっても、いや課題があるからこそ首脳会談を行って意志疎通を図りたいとしています。しかし、国内世論は冷めています。

 内閣府が2014年10月に行った世論調査では、韓国に「親しみを感じる」と答えた人は
31.5%で、一年前より10ポイント以上減っています。逆に「親しみを感じない」と答えた人は66.4%で、一年前より8ポイント以上も増えています。

 数年前の韓流ブームで日本から大勢の観光客が韓国を訪れたり、韓流スターが人気を集めたりした頃と較べますと、様変わりです。 <続く>

 
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■■【経営コンサルタントのセミナー】 暗黙知の継承 他

2015-01-22 14:51:28 | 【話材】 ビジネス関連

■■【経営コンサルタントのセミナー 暗黙知の継承 他

 経営コンサルタントが主催するセミナーを中心にご紹介します。

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、お届けしています。

 

  セミナー・講演会 開催予定
 このページでは、当該月を中心に直近のセミナー等をご紹介しています。それ以外の期間やセミナーにつきましては、次をクリックしてください。
    日本経営士協会主催・共催(時系列)  公的団体主催
 協会主催・共催(時系列)は、新規企画誕生毎に随時改訂しています。
 テーマの下に書かれています「経営者・管理職」とは「コンサルタント」(各種士業)という表記は、主にどの様な方に適しているかをご参考に掲載しています。当然、その表記に適さない場合でも、テーマに関心がありましたり、他の理由でありましたりしてもご参加をすることはできます。 また「会員限定」という表記がありましても、ご関心のある方はお問い合わせ下さい。 <セミナーに関する非会員様お問い合わせ窓口> 

 

 

 

 
 
 

開催日/曜/地

平成27年2月7日 (土) 開催地:東京

開催時間

13時30分 ~19時30分

       認定講習

対象科目

第一部:入会時講習会

取得単位

 0.5 単位

第二部:コンサルティング技術

取得単位

 0.5 単位

第三部:営業・マーケティング

取得単位

 1 単位

 テーマ

 会員
 入会ご希望者様


 
☆平成26年度 下期 首都圏入会者講習会
 ☆新春賀詞交歓会


 第一部
13:30~14:10
 入会者講習会 
(当協会会員・入会希望者・会員紹介者オリエンテーション)
 第二部
14:20~15:20
 
講演会      
暗黙知の継承
講師名:経営士 榎本昭雄 氏(日本経営士協会 理事)
 第三部
15:30~17:00
 
講演会      
電子取引情報"授受の保存義務と要件確保の解説
講師名:文書情報管理士 上級 益田康夫 氏
(公益社団法人 日本文書情報マネジメント協会法務委員会 副委員長 e-文書推進WGリーダー)
 第四部
17:30~19:30
新春賀詞交歓会

開催日/曜/地

平成27年2月18日 (水) 開催地:東京

開催時間

19時00分 ~20時45分

         -

対象科目

製造・開発・資材

取得単位

   - 

 テーマ

経営者・管理職

JMCA経営コンサルティングチー
 「中小企業経営革新塾」
協賛:公益財団法人 大田区産業振興協会
会場:大田区産業プラザPIO
  中小企業を強くするビジネスモデル特許
~ビジネスモデル特許を取得して、他社との差別化を図り経営改革を実現しましょう~

 講師名

  経営士  角田成夫 氏
  経営士  小沢広文 氏
 
 
 

開催日/曜/地

平成27年2月15日 (日) 開催地:大阪

開催時間

13時30分 ~ 15時30分

 

対象科目

 経営情報

取得単位

  - 

 テーマ
 会員
 入会ご希望者様
 経営者・管理職
  

関西東海支部・スキルアップ研修会

3Dプリンターで、何ができるか
 <誰でも簡単に自宅ではじめられる製造業>

 講師名

経営士 西原 玉久 氏 
(日本経営士協会 新大阪経営支援センター長)

関西支部主催セミナー情報一覧
 
 
 
 
 

開催日/曜/地

平成27年2月14日 (土) 開催地:福岡

開催時間

14時00分 ~ 16時00分

 

対象科目

 経営情報

取得単位

  - 

 テーマ
 会員
 入会ご希望者様
 経営者・管理職

今知っておきたい経営に役立つIT最新情報

 コスト削減に向けたIT活用
 集客増・顧客増・売上増に向けた施策
 IT活用成功事例や最新クラウドサービスの紹介

 講師名

田辺 久豊 氏(経営士、ITコーディネーター、株式会社ネットウェイズ代表取締役)

九州支部主催セミナー情報
 
 
 

開催日/曜/地

平成27年2月14日(土) 開催地:WEB

開催時間

10時15分 ~11時45分

認定講習

対象科目

経営管理、コンサルティング技術

取得単位

 1 単位

 テーマ

 塾員登録会員

「経営士塾」 真のプロを自育・共育 (当協会会員限定)

統一テーマ: コンサルティング実践講座

 経営士・コンサルタントの数字の読み方

 コンサルティングツールで実践力を高める

 塾長・主宰者

今井 信行 氏(日本経営士協会 会長)

 顧     問

藤原 久子 氏(日本経営士協会 理事長)
 塾 事 務 局 槙本 昭雄 氏(日本経営士協会 理事)
 【 注 】
 1   「認定講習会」とは、当協会への入会や、会員による昇格に必要な単位取得ができる講習会で、当協会認定講師や当協会が認めた人が講師を担当します。
 2   このページでは、当該月を中心に直近のセミナー等をご紹介しています。それ以外の期間やセミナーにつきましては、次をクリックしてください。
    日本経営士協会主催・共催(時系列)  公的団体主催
 

 

 

 

■■【公的機関のセミナー 】 出典: e-中小企業ネットマガジン

2月開催予定

 

  中小機構主催・共催その他(後援等)
1日    
2日
3日  
4日
5日
6日
7日  
8日    
9日  
10日
11日
12日
13日  
14日  

 

15日    
16日  
17日  
18日
19日
20日  
21日  
22日    
23日    
24日

 

25日

 

26日  
27日  
28日    


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■■【経営コンサルタント道場】 カリスマ経営者

2015-01-22 10:32:00 | 【話材】 ビジネス関連

■■【経営コンサルタント道場】 カリスマ経営者

 

 世の中には「カリスマ社長」と言われる評価の高い経営者がいて、マスコミを賑わしたりしています。私も経営士・コンサルタントとしてカリスマ社長とマスコミにもてはやされたベンチャー企業の経営者と一時仕事をしていました。

 その社長は理科系出身の人で、経営のことがわからないからといって私が顧問に招じ入れられました。頭の切れる方で、私がお話することを吸収するだけではなく、ご自身のものにし、立派な経営者に成長しました。

 しかし・・・MORE ←クリック


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