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経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■【新米コンサルタント起業日記】14年12月5週 あらすじ 6度目も失敗、なぜ?

2015-01-03 14:38:20 | 【専門業】 新米経営コンサルタントの独立起業日記

■■【新米コンサルタント起業日記】14年12月5週 あらすじ 6度目も失敗、なぜ?

 

  2013年からのあらすじと、最近の日記、およびこの日記を読むための登場人物紹介

 


 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。


  【あらすじ】 【登場人物】 【作者紹介】 ←クリック

 

【小説 新米経営コンサルタント竹根の起業日記】 経営コンサルタントのありし日 

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント

 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンです。産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 最近、部長とぶつかることが多い竹根である。商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。しかし、転職を直前にして、心が揺れる竹根である。どうするのか・・・
 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部は翌朝の発行となることもあります。

 

 <プロジェクトX風に読む>

 

 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記である。私の分身とも言える友人が、文才のない私に代わって書いてくれることになった。
 これから経営コンサルタントとして独立起業をしようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語る。
 ただし、ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係のないことである。また、この日記を参考にして生じた君もしくは君の関係者に発生した問題については、当方は一切関知しない。
 では、諸君の成功を祈る。

 

 【ご挨拶】

 小説・経営コンサルタント竹根好助シリーズは、私の生涯の友人で、私の経営コンサルタント業について、私以上に詳しく理解している作家千平紗門氏の作です。当ブログでも彼の作品の一つを連載したことがあります。
 この度、千平紗門氏が、竹根好助の若かりし頃を現代に置き換え、これから経営コンサルタントを目指す人、経営コンサルタント業を始めたばかりの人を対象に、日記風に紹介して下さります。
 上記の人だけではなく、すでに経営コンサルタントとしてご活躍の先生や企業の経営者・管理職の方々にも何らかの示唆があると思います。
 私の昔話が、現代に置き換わって紹介されるのを読ませていただき、何となくこそばゆい思いをしています。
 日記ですので、小説のように起承転結があるわけではないですが、日々、何かを読者の皆さんに感じ取っていただければ幸いです。

 

【初めてお読みになる方】

 初めての方で、これから経営コンサルタントを目指そうという場合には、初回からお読みになることをお勧めします。このブログは、20時30分頃発信するようにしていますが、翌朝7時過ぎに、再掲載もしています。

 

 【 これまでのあらすじ 】

 

 かねてより経営コンサルタント業に興味を持っている竹根好助は2013年、35歳の商社マンであった時の通勤途上で、「経営コンサルタント」をキーワードとしてグーグルで検索した。Wikipediaの上にトップに表示された「経営コンサルタントへの道」というページが妙に気になり、毎日のように開くようになった。
 そのサイトを通じて知修塾という若手経営コンサルタントの独特な研修会を知り、次第に日本経営士協会という団体に興味を持つようになった。「中小企業診断士だけが経営コンサルタント資格ではない」というショッキングな表現が目に留まった。日本経営士協会が公認会計士制度誕生の折に、日本で最初にできた経営コンサルタント組織であることがわかった。入会し、研修を受けて、アシスタントコンサルタントの資格である「経営士補」の資格をようやくのことでとることができた。
 ヘッドハンティングにあい、2013年11月末で日本を代表する竹之下経営というコンサルティング・ファームに転職。商社とは全然異なる仕事ぶりに戸惑うばかりか、その実態はカルチャーショックでさえある。コンサルティング・ファームのすごさを見せつけられる一方、企業診断や社員研修等の仕事に偏重し、何となく違和感も覚えるようになった。平均年収が一千万円に満たない経営コンサルタントが50%近くもいるという経営コンサルタント業界の厳しさも知った。
 本来竹根がやりたいと思っている中小企業に入り込んで、顧問としてコンサルティングをするというやり方が少ないことに嫌気をさし、遂にコンサルティング・ファーム生活に、2014年2月末で見切りを付けて独立起業した。
 独立・起業をしたもののクライアントが見つからず心許なさは募るばかりであったが、日本経営士協会のチュータリングサービスのタスクを通じてなにか曙光が見えてきた。自分自身の経営コンサルタントとしての生き方を改めて考え直す契機となった。クリティカル・シンキングという経営コンサルタントに取って不可欠なスキル県産を毎日欠かさずお濃い続けた性かでもある。
 ようやく匠製本機械というクライアント第一号を獲得できた竹根であるが、なかなか次のクライアントも見つからず焦りもあるが、匠製本機械の仕事も面白く、新規クライアント開拓と並行してすすめた。
 新規クライアント開拓の電話作戦で警官から職務質問にあい、あわや逮捕されるのかという怖い経験もした。JETRO会員になって、その会員にアプローチをしかけたりする日々である。そのような中、IP電話やSKYPEの利用ということも学びながら、経営コンサルタントとしての地がためをしている。
 竹根は、クライアント開拓のために「手紙作戦」を手を変え、品を替えの手法で、工夫を凝らしながらの試行錯誤を続けている。新規クライアント開拓に力を注いでいるものの、その成果が結果として表れない。「量の作戦から質の高さに」と戦略変更を迫られてきた。
 唯一のクライアントである匠製本機械にアメリカの知人から自社商品ではないが、小型断裁機の問合せがあった。仕入れ価格に40%以上もの差があり、現実の厳しさに直面し、メーカーに折衝することもした。顧客には、価格の見直しを、メーカーにはライセンス生産の提案を、クライアントには自社製造の可能性検討をお願いし、契約がまとまる。
することにした。ライセンス生産の契約と共に、アメリカの顧客との代理店契約も並行して進めることになった。
 経営コンサルタントとして独立起業して半年になるにもかかわらず、クライアントは一社しかない。唯一のクライアント匠製本機械でのコンサルティングを通じて、経営士・コンサルタントのおもしろさが見えてきた。
 一方、日本経営士協会のチュータリングサービスサービスで講師から「経営コンサルタントに取って情報発信の重要性」を学び、そのことから「情報は、発信するところに集まる」という言葉を聞き、ブログを書くことにした。
 そのような中、商社時代に面識のあったセント光学の社長が面会を申し出てくれた。クライアント第二号にするために全力を尽くそうとしている。

 

■ 2014年12月5週 6度目も失敗、なぜ?

 小型断裁機の中心的部品である刃物の見本も入手し、他の部品もそろい、対米輸出用の小型断裁機の見本機用の組立が完成した。これがアメリカのUSGMに受け入れられれば経営コンサルタントとして初めての大きな実積となる。

 満を持して出荷し、期待した見本機が着くや否や、改良希望が寄せられた。一瞬落胆したものの、先方がそれだけ真剣であることを悟る。思うようには改良が進まなかった改良も、レバー部を除いて何とかなりそうである。しかし、海外ビジネスは難しいと再認識させられる竹根。

 一方、第二のクライアントとして期待できるセント光学への提案書を提出したが突き返された。なぜ受け入れられなかったのか、自分なりに考えて改案を持って再度訪問した。しかし、何度も受け入れられない中、相手が望むことを提案していないことをようやく臭わせてくれた。いったんはめげそうになったこともあるが、それをヒントにふたたび提案書を改訂する気持ちになった。しかし、六回目の提案も拒否された。相手が望むべきと思っている提案をしているはずです。でも、結果は惨敗。頑固親爺め、なぜか、どこに問題があるのか、悩む竹根である。

 断裁機ビジネス、新たなのクライアントの可能性のあるセント光学、経営コンサルタントらしい動きも見えてきた。なかなか進展しない新規クライアント開拓作戦も新たなアイディアを思いついたりしている。
 小型断裁機の中心的部品である刃物の見本も入手し、他の部品もそろい、対米輸出用の小型断裁機の見本機用の組立が完成した。これがアメリカのUSGMに受け入れられれば経営コンサルタントとして初めての大きな実積となる。

 満を持して出荷し、期待した見本機が着くや否や、改良希望が寄せられた。一瞬落胆したものの、先方がそれだけ真剣であることを悟る。改良に取りかかるが、思うようには改良が進まない。海外ビジネスの難しさを思い知る。

 一方、第二のクライアントとして期待できるセント光学への提案書を提出したが突き返された。なぜ受け入れられなかったのか、自分なりに考えて改案を持って再度訪問した。しかし、何度も受け入れられない中、相手が望むことを提案していないことをようやく臭わせてくれた。いったんはめげそうになったこともあるが、それをヒントにふたたび提案書を改訂する気持ちになった。しかし、五回目の提案も拒否された。どこに問題があるのか悩む竹根である。

 断裁機ビジネス、新たなのクライアントの可能性のあるセント光学、経営コンサルタントらしい動きも見えてきた。なかなか進展しない新規クライアント開拓作戦も新たなアイディアを思いついたりしている。

 

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 【詳細あらすじ】 ←クリック
 上記より詳細な、これまでの内容をダイジェストで見ることができます。

 

 【登場人物・団体・企業】

◇ 竹根好助 若き日の私にそっくりな男、35歳の商社マン、2013年4月1日に経営コンサルタントとしての独立起業を考える。
 愛コンサルタント
 日本経営士協会理事長である愛氏が経営する会社。愛氏は経営コンサルタント歴四十年の大ベテラン
◇ 日本経営士協会 経営コンサルタント業界で最初にできた資格付与・育成の団体。首都圏で「知修塾」という若手コンサルタント育成講座を毎月開催している。
 匠製本 東京文京区にある、従業員10数名の製本機械メーカー
 橋上社長 匠製本機械社長、一流国立大学卒、理論家
 萩野専務 営業・輸出担当

◇ 竹之下経営
 日本を代表するコンサルティング・ファーム、竹根がサラリーマンからの転職でお世話になった

 

【バックナンバーの読み方】 ←クリック
 バックナンバーは、上記をクリックして、【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】のカテゴリーで読みたい日のブログをクリックすると読むことができます。当該日を開いた後、そのブログの最後に「同じテーマの記事」の下に3日前までのブログのリンクが貼られていますので、それをクリックしますと3日間のバックナンバーを読むことができます。

 

【バックナンバー】 Yahooブログ  アメブロ ブログ人  社長ブログ
 上記ブログにて、バックナンバーを見ることができます。毎日、20時以降にお届けしていますので、ぜひご愛読下さい。

 

■■ 経営コンサルタント参考図書 ←クリック                               

 「小説 新米経営コンサルタント竹根の起業日記」にも、しばしば登場する「クリティカル・シンキング」であるが、経営コンサルタントのみならず、ビジネスパーソン、学生、家庭の主婦など誰にも通じて必要なスキルを図解を中心にやさしく解説している。

   「クリティカル・シンキングのポイントが解る本
    今井信行著 秀和システム 1,400円+税

 

■■ 経営コンサルタントへの道  ←クリック

経営コンサルタントを目指す人の60%が閲覧する必須のWebサイト



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■■【経営情報・セミナー案内】公的機関主催 1月2日改訂

2015-01-03 07:27:19 | 【話材】 ビジネス関連

■■【経営情報・セミナー案内】公的機関主催 1月2日改訂

icon30 経営コンサルタント歴40年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を毎日お届けしています。

 【経営情報・セミナー案内】号は、e-中小企業ネットマガジンの転載ルールに基づき、公的機関主催のセミナーや各種情報をお届けしています。


icon22
【今日のブログ】 ←クリック

 本日お届けした、その他の記事が掲載されています。

 

 

経営情報・セミナー案内
◆ 公的機関(e-中小企業ネットマガジン他)からの情報を、掲載条件に基づいてお届けしています。
  ご利用者様のご判断と責任で行動してくださるようお願いします。



 

今月の呼びかけ:「個人間でやりとりする写真や動画もネットに公開しているという認識を!」

~ スマートフォンの不正アプリによる性的脅迫被害に注意 ~

2014年9月以降、IPAの安心相談窓口に不正アプリにより窃取された電話帳情報とプライベートな動画を脅迫のネタにされたという相談が寄せられるようになりました。被害者のプライベートな写真や動画を入手して、それをばらまくなどと脅迫する行為は「セクストーション(性的脅迫)」と呼ばれています。2014年6月には広島県警察が注意喚起を出しており、同様の被害が増加傾向にあると考えられます。今月の呼びかけではセクストーションの手口と、被害に遭わないための対策を紹介しています。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
https://www.ipa.go.jp/security/txt/2014/12outline.html


◆《災害対策》平成26年長野県北部地震に係る災害に関して被災中小企業・小規模事業者対策を行っています

経済産業省は、平成26年長野県北部地震に係る災害に関して長野県に災害救助法が適用されたことを踏まえ、被災中小企業・小規模事業者対策を行っています。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/antei/2014/141126saigai.htm

◆《認定支援機関》経営革新等支援機関として新たに195機関を認定しました

本制度は、税務、金融及び企業財務に関する専門的知識や中小企業支援に係る実務経験が一定レベル以上の個人、法人、中小企業支援機関等を「経営革新等支援機関」として認定することにより、中小企業に対して専門性の高い支援を行うための体制を整備するものです。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/kakushin/2014/141219Nintei.htm

◆《認定情報》下請中小企業振興法に基づく認定申請を受け付けています

中小企業庁では、下請中小企業者等が、連携して行う取引先の開拓を図る取組を対象とする「特定下請連携事業計画」の認定申請の受付を行っています。法認定を受けると、各種支援措置の対象となります。

詳しくは、以下のサイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/2013/131226shitauke.htm

◆《認定支援機関》認定支援機関向け海外展開支援研修の申込みを開始しました

(独)中小企業基盤整備機構では、認定支援機関を対象に、海外展開支援のスキル向上を目的とした研修を実施します。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/kokusai/2014/140820kensyuu.html

◆《セミナー》全国各地で創業スクールを開講、受講生を募集しています

中小企業庁では、創業を予定している方、創業に再チャレンジする方等を対象に、全国各地の実施機関において創業スクールを順次開講いたします。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sogyo/2014/140819chiikisogyo.htm

◆《情報》ミラサポの「施策マップ」で概算要求の内容が見られます

中小企業庁が運営するウェブサイト、ミラサポの「施策マップ」に、国の中小企業関連の27年度概算要求の内容を一覧できる機能を追加しました。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
https://www.mirasapo.jp/measure_map/

◆《補助金》津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金(商業施設等復
興整備補助事業:民設商業施設整備型)の二次公募を開始しています

本補助金は、原子力災害被災地域及び津波浸水地域(岩手県、宮城県、福島県)において、住民生活を支える商業機能の回復を図ることにより、住民の早期帰還と復興の加速を図る観点から、津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金を拡充し、まちづくり会社等による商業施設の整備を支援するものです。

[公募期間]平成26年10月10日(金)~平成27年3月31日(火)

詳細については、以下のページをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/shogyo/2014/141010saigai.htm

◆《動画情報》平成27年度概算要求について説明した動画を公開しています

詳細については、以下のページをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/2014/141014yosanan.htm

  出典: e-中小企業ネットマガジン




中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業
中小企業対策事業 地域オープンイノベーション促進事業
中小企業対策事業 商店街活性化支援事業
小規模事業者支援パッケージ事業 地域力活用市場獲得等支援事業

 


 

開催日/曜/地

平成27年1月21日 (水) 開催地:東京

開催時間

19時00分 ~20時45分

         -

対象科目

製造・開発・資材

取得単位

    - 

 

 テーマ

JMCA経営コンサルティングチーム
 「中小企業経営革新塾」
協賛:公益財団法人 大田区産業振興協会
会場:大田区産業プラザPIO
 ■ 中小企業の成長は、社長力、管理力、現場力で決まる
~生産性向上を目指す工場長の秘策とは!~

 講師名

  経営士 小平一雄 氏

  ※ 上記以外の  公的機関 ・ 日本経営士協会 主催のセミナーも掲載しています。

全国共通 関連情報 ←クリック
   北海道・東北 関東・首都圏 中部 近畿 中国・四国 九州 ←クリック

◆経済産業省広報誌「METI Journal 12・1月号」最新号のお知らせ

特集1のテーマは、“あなたのまちにもパワーを!地域資源の磨き方”です。甲州ワイン、今治タオルといった、「地域ブランド」成功事例を紹介するとともに、それらに共通した取組姿勢や手法など「地域ブランド」成功のカギを紹介します。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.meti.go.jp/publication/data/2014_12.html

◆早期景気観測調査(11月調査・平成26年11月28日発表:日本商工会議所)

業況DIは、回復の弱さが続く。先行きも一段のコスト増で慎重な見方広がる。

詳しくは、以下のサイトをご覧下さい。
http://www.jcci.or.jp/lobo/201411.html

◆《調査情報》平成26年工業統計調査を実施します

経済産業省では、工業統計調査を実施します。本調査は、よりよい中小企業政策につなげるための基礎資料となります。調査は、12月から来年1月にかけて行いますが、調査をお願いする製造事業所の方々は、ご回答をお願いします。

詳しくは、以下のサイトをご覧下さい。
http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/kougyo/H26kougyo/H26kougyo.html

◆「第79回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2015」への出展者を募集しています

中小機構では、「第79回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2015」に中小機構ゾーンを設け、出展の事前準備から商談の活かし方など出展する企業をサポートします。

[日 程]平成27年2月4日(水)~平成27年2月6日(金)
[場 所]東京ビッグサイト(東京都江東区)
[出展料]44,400円/小間(3平方メートル)

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/giftsmrj/info.html

◆「事業承継セミナー」を開催します

中小機構では、中小企業経営者や支援機関等を対象に、円滑な事業承継の進め方について、わかりやすく説明するセミナーを開催します。

[場 所]全国100カ所の会場
[参加費]無料

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://jigyoshokei2014.smrj.go.jp/

◆「第6回ものづくり日本大賞」の募集を開始しました

経済産業省では、中小企業に勤務する優れた技術者など、ものづくりの第一線で活躍する方々を顕彰する内閣総理大臣表彰「ものづくり日本大賞」を実施しています。

[募集期間] 10月1日(水)~ 12月15日(月)

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.monodzukuri.meti.go.jp/

◆「FOODEX JAPAN2015」への出展者を募集しています

中小機構では、アジア最大級の食品・飲料専門展示会で、商社・フードサービス・メーカーなど各業種から国内・海外バイヤーが多数集結する「FOODEX JAPAN 2015」の出展をサポートします。

[日 程]平成27年3月3日(火)~平成27年3月6日(金)
[場 所]幕張メッセ(千葉市美浜区)
[出展料]65,186円(税込)/小間(4平方メートル)

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/foodexsmrj/index.html

◆経営革新等支援機関(認定支援機関)に役立つ情報サイトを開設しました

中小機構では、経営革新等支援機関(認定支援機関)への支援情報を取りまとめたサイトをリニューアルしました。研修・セミナーのご案内、認定支援機関のご支援を必要とする主な助成制度、実務でご利用いただける支援ツールなどを掲載しております。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/keiei/nintei/index.html

◆「Rin crossing」メーカーの第6期募集を開始しました

中小機構では、地域資源を活かしたモノづくり支援プロジェクト『Rin cr ossing』を実施します。販路拡大やバイヤーとの協働で市場ニーズにマッチした商品開発等の可能性を見出したいメーカーを募集しています。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://rincrossing.smrj.go.jp/members_support/index.php

◆新規事業へチャレンジする事業者を応援します!
~「企業実証特例制度」及び「グレーゾーン解消制度」について~

1月20日に施行された「産業競争力強化法」において、「企業単位」で規制の特例措置を講ずる「企業実証特例制度」と、新規事業の計画に即して、あらかじめ規制の適用の有無を照会する「グレーゾーン解消制度」が創設されました。企業単位の規制改革が進んでいます!是非、本制度をご検討・ご活用下さい。事業所管省庁により、しっかりサポートします。随時、事前相談を受付けます!

詳しくは、以下サイトをご覧ください。
http://www.meti.go.jp/policy/jigyou_saisei/kyousouryoku_kyouka/shinjigyo-kaitakuseidosuishin/index.html

    出典: e-中小企業ネットマガジン



関東・首都圏

 

◆《展示商談》ブラジル自動車部品バイヤー商談会を開催します

ジェトロでは、ブラジルから非日系外資自動車メーカーと地場自動車部品メーカーを日本に招き、同国への部品輸出、あるいは進出・技術供与などに関心のある国内自動車部品メーカーを対象とした商談会を開催します。

<東京会場>
[日 時]1月14日(水)15:00~18:00 1月15日(木)14:00~18:00
     1月16日(金)10:00~17:00
[場 所]東京ビッグサイト(東京都江東区)
[参加費]無料

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.jetro.go.jp/events/item/20141128941/

◆グローバル知財戦略フォーラム2015~明日のグローバル知財活用戦略を考える~を開催します

(独)工業所有権情報・研修館(INPIT)では、中小企業やベンチャー企業などの企業各層の競争力強化に必要な「グローバル知財活用戦略」について、取組事例紹介などのフォーラムを開催します。

[日 時]平成27年1月26日(月)10:00~17:30
         1月27日(火)10:00~17:20
[場 所]セルリアンタワー東急ホテル(東京都渋谷区)
[参加費]無料(事前申込制) 

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chizai-forum2015.com/

「創業パワーアップサポート!」事業を開始しました

創業時は資金や人材、情報など、足りないものばかり。そこで、経営支援のエキスパートである東京商工会議所と金融支援のエキスパートである日本政策金融公庫がガッチリ手を組んで創業された皆さまをサポートする新しい事業を開始しました。(相談料は無料)

東京商工会議所と日本政策金融公庫が用意している創業支援のメニューを御相談のうえ、御案内します。

http://www.tokyo-cci.or.jp/soudan/powerup/

◆「第79回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2015」への出展者を募集しています

中小機構では、「第79回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2015」に中小機構ゾーンを設け、出展の事前準備から商談の活かし方など出展する企業をサポートします。

[日 程]平成27年2月4日(水)~平成27年2月6日(金)
[場 所]東京ビッグサイト(東京都江東区)
[出展料]44,400円/小間(3平方メートル)

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/giftsmrj/info.html


◆「FOODEX JAPAN2015」への出展者を募集しています

中小機構では、アジア最大級の食品・飲料専門展示会で、商社・フードサービス・メーカーなど各業種から国内・海外バイヤーが多数集結する「FOODEX JAPAN 2015」の出展をサポートします。

[日 程]平成27年3月3日(火)~平成27年3月6日(金)
[場 所]幕張メッセ(千葉市美浜区)
[出展料]65,186円(税込)/小間(4平方メートル)

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/foodexsmrj/index.html

  出典: e-中小企業ネットマガジン



  北海道・東北 関東・首都圏 近畿 中国・四国 九州

◆《展示商談》ブラジル自動車部品バイヤー商談会を開催します

ジェトロでは、ブラジルから非日系外資自動車メーカーと地場自動車部品メーカーを日本に招き、同国への部品輸出、あるいは進出・技術供与などに関心のある国内自動車部品メーカーを対象とした商談会を開催します。

<名古屋会場>
[日 時]1月13日(火)13:00~18:00
[場 所]ウィンク愛知(名古屋市中村区)
[参加費]無料

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.jetro.go.jp/events/item/20141128941/

  
出典: e-中小企業ネットマガジン



   北海道・東北 関東・首都圏 中部 中国・四国 九州

◆店長・経営者必見!スマホで集客 WEBセミナーを開催します

北大阪商工会議所では、スマホサイトを中心としたWEBプロモーションの勘所をわかりやすく解説し実践へとつなげるセミナーを開催します。受講中にPCとスマホの両サイトを構築できます。

[日 時]
12月10日、17日、1月14日、21日(各水曜日)13:00~16:00
[場 所]北大阪商工会議所(大阪府枚方市)
[参加費]無料

詳細については、以下のサイトをご覧ください。
http://csup.kitaosaka-cci.go.jp/blog/159.html

◆インキュベーションマネジャーの募集をします

奈良市中心市街地活性化協議会では、起業支援に関する事業の企画・立案及び実施と、起業家への伴走型の支援を行うインキュベーションマネージャーを募集します。

[業務期間]平成26年10月22日~平成27年3月31日まで
[勤 務 地]奈良市中心市街地活性化協議会事務局(奈良県奈良市)

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://naracity-chukatsu.seesaa.net/


◆京都府後継者対策特別相談を開催します

公益財団法人京都産業21・京都中小企業事業継続支援センターでは、後継者対策にお困りの方を対象に特別相談窓口を設定します。

[開催日時]11月1日(土)~平成27年3月16日(月)13:00~16:00
     (原則 第1、第3月曜日。11月は土曜日も開催)
[場 所](公財)京都産業21(京都市下京区)
[相談料]無料(事前申込不要)

詳細については、以下のサイトをご覧ください。
http://www.jigyo-keizoku.jp/shien/37007/

◆「創業支援」専門家による相談窓口を開設しています

堺商工会議所では、創業について、「開業したい!どんな準備がいるのか知りたい!」「開業資金を借りたい!」などの相談ごとに対し、何度でも無料でアドバイスが受けられる窓口を開設しています。

(相談日時)13:00~16:00(原則、毎週火、水)

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.sakaicci.or.jp/senmonsoudan/index.htm

  出典: e-中小企業ネットマガジン


中国・四国

     北海道・東北 関東・首都圏 中部 近畿 九州

■ 中国地域 ■

◆中国経済産業局では、旬レポ中国地域12月号を発行しました

特集では、中国地域発の機能性食品について取り上げています。また、今月のトピックスでは、電気用品安全法や地域ヘルスケアビジネス推進フォーラムinちゅうごくなどをご紹介しています。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chugoku.meti.go.jp/info/densikoho/MT.htm

【お願い】

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■■ 経営コンサルタントになる「別な道」 【経営コンサルタント道場】  

2015-01-03 07:14:21 | 【話材】 ビジネス関連

■■ 経営コンサルタントになる「別な道」 【経営コンサルタント道場】  

   

 経営コンサルタントを目指す人は、「まず、中小企業診断士の資格を取ってから」といいますが、「別な道」があります。しかも、近道です。しかし、「裏口」ではなく、60年近い歴史のある「日本における最初の経営コンサルタント資格」なのです。

 

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■■【時代の読み方】 リニア新幹線への期待と課題 連載3/3 2015/01/02

2015-01-03 03:20:41 | 【話材】 ビジネス関連

■■【時代の読み方】 リニア新幹線への期待と課題 連載3/3 2015/01/02

 時代の流れを時系列的に見ると、見えないものが見えてきます。NHKの放送や新聞・雑誌などを見て、お節介心から紹介しています。


独善解説

■ リニア新幹線への期待と課題 連載2/3 2015/01/01

 1964年東京オリンピックの年に、日本人の期待を一手に集めたのが「夢の新幹線」ともいわれた今日の東海道新幹線の開業です。それから50年後の2014年12月17日に、最高時速500キロで、東京の品川と名古屋の間を40分で結ぶリニア中央新幹線が着工されました。開業は、13年後の2027年を目指しています。

 世界に例のない技術が導入されていますリニア中央新幹線ですが、期待、疑問、不安が入り混じっているのではないでしょうか。

 NHKの中村幸司解説委員のお話を中心にまとめてみました。

【これまでの記事】

  ◇1 リニア新幹線に関するQ&A

  ◇2 リニア新幹線の効果と課題

3 総工費の見積は予算通りに行くのか?

 公共工事でつきものなのは、計画を国会で通すために、総工費の見積が甘い結果、後に予算不足が起こるのがあたり前という、これまでの事実です。その一つの例が、すでに大幅な見直しが迫られている、2020年のオリンピック予算です。

 2045年に大阪まで延伸した際の品川-大阪間の工事費は、合計9兆300億円とされています。それをJR東海の自己資金だけでまかなおうというのです。

 JR東海は、これだけの投資効果はあるとしています。そうでなくても建設業関連の人手不足や資材高騰などから工事費の予想以上の高騰が懸念されますし、今後の人口減少を考えますと、需要が予測通りにあるのでしょうか?

 万一、トンネル内で異常が発生したときにも避難対策だけではなく、そのための諸設備や運用の仕組み作りもキチンと算定されているのでしょうか。素人判断ですが、安全目から、想定外の費用が大きく出て来るような気がします。

 日本の大動脈という東京圏と大阪圏をリニア中央新幹線と東海道新幹線で、二重にしておくことは、リスク管理上、不可欠と思います。

 一方、リニア中央新幹線はビジネスや生活を大きく変える可能性を持っています。品川から大阪まで67分で結ばれるという便利さは、そうでなくても懸念されています東京一極集中問題を加速させはしないのでしょうか。

 品川・名古屋間40分というのは、いまの「のぞみ」に比べて、約50分の短縮になります。[半分以下の時間」と考える人もいるでしょうし、「狭い日本、急いで駆け抜けて何になる」という人も出るのではないでしょうか。

 

■ リニア新幹線への期待と課題 連載2/3 2015/01/01

 1964年東京オリンピックの年に、日本人の期待を一手に集めたのが「夢の新幹線」ともいわれた今日の東海道新幹線の開業です。それから50年後の2014年12月17日に、最高時速500キロで、東京の品川と名古屋の間を40分で結ぶリニア中央新幹線が着工されました。開業は、13年後の2027年を目指しています。

 世界に例のない技術が導入されていますリニア中央新幹線ですが、期待、疑問、不安が入り混じっているのではないでしょうか。

 NHKの中村幸司解説委員のお話を中心にまとめてみました。

【これまでの記事】

  ◇1 リニア新幹線に関するQ&A

◇2 リニア新幹線の効果と課題

 開業によるさまざまな効果も期待されています。

 品川・名古屋間40分というのは、費用を考えず、時間だけのことを考えますと名古屋が東京の通勤圏内に入ることになります。その経済効果を高く評価するエコノミストも多いようです。民間のシンクタンクの試算によりますと、移動時間の短縮などに伴う経済効果は、年間およそ3700億円にのぼるとされています。

 現在の東海道新幹線では、「のぞみ」の運転本数が減り、「ひかり」や各駅停車の「こだま」中心のダイヤに変更されます。こだまやひかりに乗ったことのある人はご存知のように、現状では通過待ちが非常に多いです。それが少なくなるため、静岡など途中駅までの所要時間が短縮されるようです。

 リニア新幹線の実現に、期待の声は大きく、2020年のオリンピックに間に合わせるようにと言う声さえ上がりました。しかし、安全性を重視した準備や工期の短縮は不可能で、それはきっぱりと断られたそうです。

 とはいえ、巨大プロジェクトだけに「環境への影響」、「工事費」の問題、「安全性の向上」など、課題は山積のはずです。

 まず「環境問題」を挙げられます。

 リニア新幹線は、全体の86%がトンネルです。トンネル部分は、沿線への騒音は抑えられますが、一方で環境への影響が懸念されます。

 自然景観への影響もありますが、忘れてならないのが工事残土の問題です。

 青函トンネルの時もそうでしたが、実際に掘られるトンネル本坑、非常口に通じるトンネル、工事で出た土砂を運ぶための「工事用トンネル」、地盤の調査などの「先進坑」と、いろいろなトンネルが必要です。

 このようなトンネルの掘削で発生する土砂の量は、品川・名古屋間全体で、5680万立方メートル、東京ドームおよそ45杯分です。このうち、具体的に処分先が決まっているのは、15%にとどまっています。

 使い道がない土砂については、山間部に置き場を作って土に植林することも検討されているようですが、植林しても周辺の山と同じような深い緑になるまでには、数十年の年月がかかります。

 さらに、地下の水の流れが変わることによる影響も懸念されています。

 例えば、大井川については、地下の水がトンネルの中に浸み出すため、水の流れる量が1秒あたり12トンだったのが、10トン弱にまで減ると推測されているようです。

 地下の水が少なくなって、湧水や小さな支流の水が減るということも想定されます。その結果、植物が生息できなくなったり、動物や人間の生活への影響など、予測不可能な問題が発生したりしそうです。 <3/3へ続く>

 

■ リニア新幹線への期待と課題 連載1/3 2014/12/31

 1964年東京オリンピックの年に、日本人の期待を一手に集めたのが「夢の新幹線」ともいわれた今日の東海道新幹線の開業です。それから50年後の2014年12月17日に、最高時速500キロで、東京の品川と名古屋の間を40分で結ぶリニア中央新幹線が着工されました。開業は、13年後の2027年を目指しています。

 世界に例のない技術が導入されていますリニア中央新幹線ですが、期待、疑問、不安が入り混じっているのではないでしょうか。

 NHKの中村幸司解説委員のお話を中心にまとめてみました。

◇1 リニア新幹線に関するQ&A

 リニア中央新幹線は、品川から、南アルプスを貫いて、名古屋まで建設されます。工事費は5兆5235億円と見込まれ、全額をJR東海が自己資金でまかなうと言いますので、その時点で「大丈夫?」と疑問に思った人もいらっしゃるでしょう。

 近年、様変わりをしている品川駅のリニア中央新幹線のホームは、東海道新幹線の品川駅の真下、地下40メートルに建設されます。

 まず、懸念されるのが深度の大きさです。乗り換えに不便があるのではないかと懸念されますが、東京には、この程度の深さを走る地下鉄もあり、さほど懸念することはなさそうです。

 次に荷になるのが強力な超電導磁石を電磁波の影響です。列車に乗り込む時は、乗客や電子機器等が磁石の影響を受けにくくする「磁気シールド」で囲まれた特殊なゲートを通るそうです。客室も磁気シールドで囲まれています。

 安全性も気になりますね。

 リニア新幹線の研究は、いまから52年前、東海道新幹線開業前の昭和37年に始まったといいますから、その地道な努力には驚きです。

 宮崎の実験線では、超電導状態を安定して保つ磁石の研究や人を乗せる車両の開発など実用化に向けた実験が続けられたことは、まだ記憶にあります。宮崎で実験している当時は、夢のまた夢と言っても過言ではありません。

 その積み上げが、今日の新幹線での経験にプラスされ、安全性は高いようです。

 総工費が5.5兆円という大きな予算が組まれるのですから、それが運賃などに影響して、高額な支払が求められることも気になりませんか?ところが、東海道新幹線の指定席料金に700円上乗せした金額と言いますから、驚いたのは私だけではないでしょう。

 全席が指定であることはもちろんで、1編成で、およそ1000人の乗客を運ぶことができます。品川駅を発車してから2分ほどで、時速500キロに達します。ほとんどがトンネルの中を通るため、富士山ですら見られるのは一瞬だそうで、景色を楽しむローカル列車の風情はなさそうです。

 

■ ルーブルはなぜ下落、プーチンはどう動く 2014/12/30

 クリスマスを前にして、ロシアの通貨ルーブルが急落しまし、ルーブル安が続いています。ロシアでは、中央銀行が外貨建ての債務の返済期限が迫っている企業の借り換えを支援するため、金融機関に外貨建ての融資を行うと発表しました。ルーブル安の影響が拡大しないよう、プーチン大統領が異例の対策に乗り出しました。

 その背景は何なのでしょうか?NHKの石川一洋解説委員の番組を中心にまとめてみました。

◇1 なぜ、ルーブル安になったのか

 ロシアの中央銀行は、政策金利を大幅に引き上げましたが、ルーブル売りは止みませんでした。一時は1ドル80ルーブルを切るまで急落しました。その後ルーブルは持ち直し、2014年クリスマスには、1ドル55ルーブル前後です。これは年初めに比べてルーブルの価値が二分の一近くに落ちたことになります。

 では、なぜルーブルがこれほどまでに急激に下落したのでしょうか。

 主な原因は原油価格の下落です。

 2014年6月には、原油価格が100ドルを超えていましたが、ウクライナ危機が起こったのにもかかわらず、ルーブルのレートは1ドル35ルーブル前後で推移していました。しかし原油価格が下落してくるとルーブルも急落してきました。その結果、石油やガスに経済を依存するロシアの先行きに不安が広がったのです。1998年のロシア政府債務不履行の時のようにロシア金融危機が繰り返すのではないかとの恐れもささやかれています。

 石川解説委員は、その時と比較して、ロシア経済の現状は大きく異なるので、その心配はないとみています。

 その当時、ロシアは国が抱える巨額の債務を返済するためにルーブル建ての短期国債を発行し、国債の返済に回す自転車操業の状況でした。しかも外貨準備高も200億ドルしかなかったといわれています。

 現在、ロシアは貿易黒字国であり、また経常収支の面でも原油価格の下落にも関わらず黒字です。外貨準備高も4000億ドルを超えていて、国家予算は歳入と歳出が、1バレル60ドルなら均衡するでしょう。すなわち国家財政は危機的な状況ではないからです。

 一方、欧米の銀行から借り入れた巨額の民間債務があるのが問題です。

 原油価格の下落に伴い、ロシア中央銀行も来年はマイナス5%のマイナス成長と見るなどロシア経済は後退局面に入ったとの見方が強まっています。

 そのような中で、ウクライナ問題で欧米が金融制裁をとっています。ロシアの銀行や民間企業が新たな資金調達の道を制限され、債務の返済に不安が生じています。

 12月中旬には、そうした不安を背景に投機的なルーブル売りに加え、新年を控えて一般市民の間にもルーブルからドルに換えようとするパニックが広がり、ルーブル急落してしまったのです。

 ルーブル安は、OPECも関連していることは意外と見落とされているのではないでしょうか。

 アメリカのシェールガスが、原油価格より高めの今、オペック諸国がロシアをたたいて、原油市場での立場を強固にしようという算段があります。原油市場のだぶつきの中で、本来なら生産調整を図るはずのOPECが、生産調整をせずにいるのは、ロシアバッシングと考えるのは言い過ぎでしょうか。


2 プーチン政権にどの様な影響が

 では今回のルーブルの急落がプーチン体制の安定にどのような影響を与えるのでしょうか。石川解説委員によりますと次のように解説されています。

 プーチン大統領の支持率は、今も80%を超えています。経済危機が深まるのに支持率が高いのは、欧米による制裁が原因です。

 もしも欧米との関係が良好で経済危機が起きたならば不満はプーチン大統領に向かったでしょう。しかしロシア人は、我慢強く、外敵が存在するときは団結する傾向があります。経済の悪化の責任は欧米にある、あるいは欧米との対立の中で支払うべき対価だと考えている人も多いのです。

 プーチン大統領はロシアの国益を守っているだけだと述べて、表向きは強気の姿勢を崩していません。

 プーチン大統領「熊を静かにしておけば、森の周りの子豚を追いかけることもなく、木の実やはちみつを食べているだけでしょう。でもいつも熊を鎖につなごうと追いかけ、捕まえたら牙や爪を剥ごうとしているのです」(2014年12月18日記者会見)

 2000年大統領就任とともにプーチン大統領は、安定したルーブル、強いルーブル、ドルや円と同様海外でも通用するルーブルの確立を唱えました。実際ルーブルレートは安定し、外貨との交換可能な通貨となりました。

 それだけにルーブルの急落は、ロシア人への心理的なショックは大きくのプーチン路線への不安があるでしょう。安定した強いルーブルこそが、プーチン時代の象徴であり、ロシア国民のプーチン大統領への信頼を支えていたからです。

 ルーブルの下落は、輸入品の価格の上昇をもたらし、庶民の生活にも直接影響を与えます。食料品や医薬品、家電など、輸入に頼る生活必需品に頼った暮らし向きには、これらの値上がりが庶民を直撃することになります。

 そこで、プーチン大統領は、何とかして国民の不満の拡大を防がなければなりません。彼がまずとると思われることは、ロシアの国内産業の生産を、危機を利用して回復させことでしょう。

 しかし、ルーブル防衛のためにロシア中央銀行は金融引き締め策を取っています。これでは生産に資金がまわらないでしょう。インフレと景気後退が並行するスタグフレーションに陥る危険性があります。ルーブルの安定と経済の活性化をどのように両立するのか、プーチン大統領の経済チームの力量が問われています。


3 ルーブル安が及ぼす世界経済

 ルーブルの下落とロシアの抱える民間債務の問題は、ロシアに留まらず、ヨーロッパにも影響を及ぼすでしょう。

 ヨーロッパの金融機関は、2014年中頃まで続いた原油高の中で、ロシアに膨大な資金を貸し付けてきました。今後原油価格の下落とウクライナ危機に伴う金融制裁が続けば、ロシアの民間企業が債務不履行に陥ることは必定です。その結果、ヨーロッパにも信用不安を広がり、総出なくても厳しいヨーロッパの経済ですが、これに追い打ちをかけることになりかねませんので、ロシアと欧州が共倒れを何としても回避する必要があります。

 双方が共倒れすれば、ウクライナ経済の復興も望めなくなるでしょう。それがアメリカにとっても、ロシア経済の破たんが世界経済全体を混乱させ、それが国内リスクとなります。

 経済危機を避けるためにもウクライナ東部の安定化に向けたプーチン大統領の具体的な行動が望まれます。

 そのような中で、ロシアが進めているのは、中国をはじめとするアジア、新興国との関係の強化です。

 プーチン大統領は2014年秋に、ロシアへの制裁に参加していない中国、トルコ、インドを公式訪問しました。エネルギーの輸出先をヨーロッパから東方に展開することが目的です。今やロシアにとって最大の貿易相手国である中国へは、最新のステルス戦闘機や防空システムの輸出交渉を進めています。軍事面も含めて関係強化する危険な動きです。

 これが行き過ぎますと、欧米との対立はウクライナ問題での緊張が緩和したとしても、ロシアと欧米諸国との修復が困難になります。中には、ロシアを仮想敵国とする、冷たい関係が続くだろうとさえ、ささやく人がいます。


4 日本がとるべき対ロシア政策

 ロシアが苦境に立っていることは否めません。このような中、日本は何をなすべきなのでしょうか。

 ロシアは、中国だけに依存しないようにインド、トルコなど、日本とも親交の深い新興国とも結びつきを強化しようとしています。彼らも経済がらみとなりますと、日本だけにいい顔をしていられません。

 それを放置しておいては、せっかくこれまで築いてきた良好な関係が、比重面で薄くなりかねません。

 その中で、プーチン大統領は、安倍首相との人間関係を重視し、対日外交のさらなる見直しを図る可能性が高いです。プーチン大統領の日本公式訪問への準備が動き出していますが、日本への姿勢が強化される可能性が高いです。

 2015年は、第二次大戦後70年という節目の年です。その中でロシアにとって5月9日の対ドイツ戦勝記念日が重要な節目です。すでに習近平国家主席は出席を決めていますし、安倍総理も含めて、オバマ大統領、メルケル首相など各国指導者を式典に招待するでしょう。このときに、各国がどの様な対応をするのか、ウクライナ問題に対してどの様な行動をとるのか、目を離せません。

 とりわけ、経済面で厳しい状況ですので、これを機会に、エネルギー問題だけではなく北方領土問題もからめて、安倍政権がどれだけ精力的に動けるかが、ロシアだけではなく、日本の問題としても重要な課題と言えます。

 原油価格の下落が引き金となり、ルーブルが急落し、それがロシアを揺さぶり、資源国を中心に世界経済を不安定化させることになりました。世界を不安定化させないためにも、プーチン大統領自身が国際協調に向かうとともに、欧米もロシアとの対話の中で国際協調の再構築を目指すべきでしょう。

 2015年は、明るい歳になって欲しいです。

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