上州の素人菜園

毎日が新たな挑戦です。

耕運機、一年間お疲れ

2011-12-31 05:30:48 | 道具、その他
400坪の菜園なので、素手での作業はとても無理で、極力耕運機の力を利用するようにしている。

耕運機はヰセキK004(型式名)で、農業機械の種類は農業トラックター(歩行用)である。

この菜園を借り始めた後すぐに中古で買い求めた。





本体の製造メーカーはヰセキで、エンジンは川崎重工製の空冷1気筒OHV250ccエンジンだ。
さすが耕運機用だけあって、頑丈で粘り強い。冬でもチョークを引けば一発で始動する。

ロータリーの耕幅は600mmで、畑のレイアウト(畝間寸法)もこの600mmをベースに考えて作っている。
なぜかというと、畝間の除草はこの機械頼りだからである。

また、畝の下に掘る溝もこの耕運機が活躍する。
下の倍土機を取り付けて溝を掘る。溝に鶏糞などの肥料を入れた後の土戻しも耕運機で行う。
倍土機をはずして、一つの車輪を溝の底の中心を動かせば土が戻される。


①トラブル1
一度だけ故障だと思い、イセキの人を呼んだことがあったが、実際は耕運の歯と泥除けカバーの間に石が挟みこまれ、耕運クラッチを入れるとエンジンが停止するというものだった。石が挟まっているとは夢夢思わず、エンジントラブルだと思い込みイセキの人に来てもらった。来てもらったら、石が原因だということが直ぐにわかり、バールで石を叩いて取り出して修理完了だった。出張費5,000円也だったが、いい勉強になったと自分に言い聞かせている。

一つイセキの人に良いことを聞いた。最も多いトラブルは、長期保管じに起こるキャブの固着だそうだ。
長期に使わないときはエンジンSWでエンジンを切るのでなく、燃料コックを閉じてガス欠停止させると、キャブに燃料が残らずに良いそうだ。
冬場はこのエンジンの切り方をすることにした。

②トラブル2
耕運中に回転歯の辺りからこつんこつんと石が当たる様な音が規則的に聞こえたので、土よけカバーを上げて回転歯を見たらビックリ。
歯を固定しているボルトが緩んで、一番右の歯が外れてフリーに回るようになっていた。
多分、使っている最中にボルトが緩み、最終的に回転歯が外れたようだ。

下の写真は、外側の回転歯が外れた様子。取り付けボルトは、根元で曲がっている。


ボルトをスパナーではずしたら、下の写真の通りねじの辺りで曲がっていた。


幸い、回転歯には異常はなかった。
早々、曲がったボルトを持って近所のカインズホームに行って同じようなボルトはないか探したら、幸い10×130というボルトナット(¥160-)がぴったり同じだった。

下は早々に取り付けて直った写真。


今後は、頻繁にボルトの緩みがないか確認するようにする。

それで今年最後なので、コックOFFでエンジンを止めることとする。

OPENから
 
OFFへ


また来年、宜しく!!