言語習得のために「読み聞かせ」が大事なことは前回にも書きました。
当然自分の子どもにも「読み聞かせ」の時間をと、寝る前には私が英語の本を一冊、夫が日本語の本を一冊読み聞かせるのが日課となっていました。
1980年代までは洋書というのは、洋販という大手が輸入しているものがほとんどで数も少なく、固定レートで換算されているので非常に高価なものでした。
ですので、海外に行くチャンスがあると必ず本屋に寄りました。
最初に長男に読んだのは、今は誰もが知っている'Brown Bear, Brown Bear, what do you see?'です。夫がカナダの本屋で見つけて買ってきました。
エリック・カールの絵本は色鮮やかで文も繰り返しでリズムもよく、最初読んだ時から息子たちは目が釘付けでした。
次男が生後10か月頃のある日、彼がしきりに私に言いました。
「レッバー! レッバー!」
最初はなんのことかさっぱりわからなかったのですが、よくよく観察していると、実はこれは'red bird'でありました。
絵本にでてくる動物のひとつ。彼はこの絵本を読んでほしいと訴えていました。
「ブラウンベアー」じゃなかったことも意外でしたが、もっと意外だったのは、英語の音がこんなふうに聞こえるんだ! とわかったことです。
また、彼が5歳の時、夏休みを私とカリフォルニアの友人宅に滞在し、帰りがけにおみやげにもらったのがこの本
↓
なんと、'X-MEN'のコミック!!
(実際もっている絵本は人にあげてしまったのでもうないのですが、これは違うバージョンです)
今までにこんな本は見たことがないので、それこそまた目が釘付け。
そして毎晩毎晩、これを読んでくれとせがみます。
「バキューン!」とか「どーん!」とか音声もたくさん英語ででてくるし、なにがおもしろんだろう?と思いながら読んでいるんですが、本人はじーっと聞いている。
どうしてこの本がいいの?と聞くと、「かっこいい~!」からと。
ある時、マンガの1コマ2コマ、ちょっとくらい飛ばして読んだってわからないだろう、と飛ばしてみると、「お母さん、お話とばしているよ」と言われて、これまたびっくりしました
子どものリスニング力を侮ってはいけないとつくづく思ったものです。
1995年に長男とひと夏子連れ留学をした時は、毎週末は本屋に行って、教材に使えそう絵本を買いだめ、段ボール4箱とともに帰国しました。
その後、私のスクールでは絵本を通した英語教育を進め、どんな絵本が教材として使えるか、M出版からもアドバイスを求められてカタログが完成しました。
それが今のスクールの「絵本音読」のスタートとなっています。
今はインターネットの普及で世界各国の絵本が簡単に入手できるようになりました。
小さいお子さんには、英語の絵本の読み聞かせ、ぜひ、やってみてください
当然自分の子どもにも「読み聞かせ」の時間をと、寝る前には私が英語の本を一冊、夫が日本語の本を一冊読み聞かせるのが日課となっていました。
1980年代までは洋書というのは、洋販という大手が輸入しているものがほとんどで数も少なく、固定レートで換算されているので非常に高価なものでした。
ですので、海外に行くチャンスがあると必ず本屋に寄りました。
最初に長男に読んだのは、今は誰もが知っている'Brown Bear, Brown Bear, what do you see?'です。夫がカナダの本屋で見つけて買ってきました。
エリック・カールの絵本は色鮮やかで文も繰り返しでリズムもよく、最初読んだ時から息子たちは目が釘付けでした。
次男が生後10か月頃のある日、彼がしきりに私に言いました。
「レッバー! レッバー!」
最初はなんのことかさっぱりわからなかったのですが、よくよく観察していると、実はこれは'red bird'でありました。
絵本にでてくる動物のひとつ。彼はこの絵本を読んでほしいと訴えていました。
「ブラウンベアー」じゃなかったことも意外でしたが、もっと意外だったのは、英語の音がこんなふうに聞こえるんだ! とわかったことです。
また、彼が5歳の時、夏休みを私とカリフォルニアの友人宅に滞在し、帰りがけにおみやげにもらったのがこの本
↓
なんと、'X-MEN'のコミック!!
(実際もっている絵本は人にあげてしまったのでもうないのですが、これは違うバージョンです)
今までにこんな本は見たことがないので、それこそまた目が釘付け。
そして毎晩毎晩、これを読んでくれとせがみます。
「バキューン!」とか「どーん!」とか音声もたくさん英語ででてくるし、なにがおもしろんだろう?と思いながら読んでいるんですが、本人はじーっと聞いている。
どうしてこの本がいいの?と聞くと、「かっこいい~!」からと。
ある時、マンガの1コマ2コマ、ちょっとくらい飛ばして読んだってわからないだろう、と飛ばしてみると、「お母さん、お話とばしているよ」と言われて、これまたびっくりしました
子どものリスニング力を侮ってはいけないとつくづく思ったものです。
1995年に長男とひと夏子連れ留学をした時は、毎週末は本屋に行って、教材に使えそう絵本を買いだめ、段ボール4箱とともに帰国しました。
その後、私のスクールでは絵本を通した英語教育を進め、どんな絵本が教材として使えるか、M出版からもアドバイスを求められてカタログが完成しました。
それが今のスクールの「絵本音読」のスタートとなっています。
今はインターネットの普及で世界各国の絵本が簡単に入手できるようになりました。
小さいお子さんには、英語の絵本の読み聞かせ、ぜひ、やってみてください