英語と子育て

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グローバルな子どもの育てかた~松香先生のお話を聞いて

2017-08-05 | 子育て
先月理事をしているNPO Feel the Worldの「トップセミナー」にmpi創始者の松香洋子先生をお招きして「グローバルな子どもの育て方」についてお話しをいただきました。



グローバル化が進み、学校教育がどんどん変わってきている中、どんな子どもに育てていくのが大事かというお話でした。

印象的だったのは3つの質問。

「グローバルでない子どもというのはどういう子か?」
 ズバリ、「自立性」のない子・・・・・・自分のことは自分でやる、という基本的なことができない子です。英語以前の問題でしょう。どこにいっても生きていける力が必要です。
炊事・洗濯・掃除の3つができなくちゃ、英語ができたって、世界に出たら生活できないし、生きていけない。企業にとっても使い物にならない人材になってしまう、ということです。

「グローバルな子どもというのはどういう子か?」
 上の答えからいけば「自立している子」そして「世界にでるために英語を勉強しているんだ、ということを理解していること」です。

松香先生は、世界に出てうまくいく具体的な3つの方策を教えてくださいました。

 一芸をもつ:何か人前で披露できるものを持っているといいよね。
そういえば、以前「アナザースカイ」というテレビ番組でミュージカル俳優の山崎育三郎さんが、アメリカの田舎の高校に留学した時、英語が理解できなくて孤独だったけど、みんなの前で歌を披露したら、一躍有名人になって友達がわんさかできた、という話をしていました。
 愛想がいい:目を見てにっこりできる子はそれだけでフレンドリーです。まあ、大人でもそうですが 
 意見がいえる、質問ができる:なんでも'I think'ってつけて言うようにしようよ!ってことです。

「これら3つのうち、どれかなくちゃ、英語を学ぶ意味がない」と松香先生。ナルホドです

 「どうやってグローバルな子どもを育てればよいか?」
 当たり前のことながら、英語を勉強するだけでは全然だめです。まずは「経験する!!」こと。
子どもは「身体が動く」と「心が動く」。「あ~そういうことだったのか!」「たのしい!」「こまった、どうしよう!」などなど。

いいことも楽しいことも、そして悪いことや困ることもどんどん経験させることが必要なんです。

スクールのレッスンでは今年度から「アクティブラーニング」を積極的に取り入れていますし、夏休みはすでにサマーキャンプで多くの子どもたちが様々な体験から学びました。

あと一ヶ月ある夏休み、「自立心」を育てるべく、炊事・洗濯・掃除のお手伝いをしてもらって、たくさんのことを経験させてあげてください 





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