英語と子育て

英語を通して子どもたちの夢をサポートするブログです

多様性を身に付ける

2019-06-20 | 国際理解教育
外国人の方が、日本に来て一番驚くことは何だと思いますか?

「安全なこと」
「街がきれいなこと」
「みんな親切なこと」

はい、確かにそうですが、一番驚くことは、

「電車(地下鉄など乗り物)の中が静かなこと」  だそうです。

先日も二人の外国人(カナダ人とオーストラリア人)の対談を聞いていたのですが、二人とも同意見でした。

「自分の国では、乗り物の中はチャットする場。 

「友達とワイワイしゃべるよね。飲み物も飲むし、食べ物も食べるね。」

「本国から友人がくると、みんな、どうしてこんなに静かに乗ってるんだ!?」と聞かれる、

のだそうです。

確かに、電車に乗って観察していると一番多いのが、

「スマホを操作している人」
「スマホで何か聞いている人」

そして

「寝ている人 

です 

私も通学、通勤ではよく寝ていました 

立っている時はたいてい本を読んでいましたが、座ってしまうと急に眠気がやってきて、つい寝てしまいます。

これは幼少の頃からあの揺れが心地よく、「乗り物に乗るとすぐ寝る」という気質もあります。

しかし、それは日本の乗り物の中が「安全」であるという大前提があるからかもしれません。

実際、アメリカやヨーロッパを旅行していて、バスや電車の中でウトウトし、スマホやパスポートを盗まれた人を何人か知っています 

国が違うと当然生活環境も文化も考え方も違います。

これからはオリンピックに向けて、日本に外国からの方たちがどんどんやってきますし、住んでいる外国人の方も増えていく世の中に変わりますから、そういう多様性を受け入れて理解していくことは大切ですね。

     

来月7月21日(日)に愛知地球博記念公園(通称 モリコロパーク)において、NPO フィール・ザ・ワールドで「多様性サミット」というタイトルでちいさな草の根国際理解イベントを開きます。






午後2時から、参加費無料。

いろんな国の方のお話しを聞いて、多文化を知り、自分の考えを持てるようにしてくださると嬉しいです。

中高生や大学生は、今後のスピーチの題材にもなると思います。


参加申し込みは
1.メール: program@feeltheworld
2.ファックス:0561-67-1060

です。

日本語で進めますので、英語がわからなくても大丈夫!

是非、お友達お誘いの上、ご参加ください 

お待ちしています 



先駆者にみるチャレンジ精神

2019-06-11 | その他
大河ドラマ「いだてん」の視聴率が低いとSNSなどで読みましたが、個人的にはハマっています

脚本がクドカンこと宮藤官九郎ですから、流れに勢いがありますし、ユーモアもたっぷり、大声で笑ってます(家人にもう少し小さい声で笑って、と言われてます)

主人公が前半後半と二人仕立てで、またいくつかの話がスパイラルに絡んでいて息が抜けません。

あっという間の45分です。

それにしても豪華すぎる役者陣、すごい。。

     

現在主人公の「金栗四三」はストックホルムのオリンピックに日本人で初めて出場したマラソンランナーですが、オリンピックの敗退後、箱根駅伝を考え出した人でもあります。

お正月は我が家でもテレビをつけて応援していますが、こうして私たちに勇気と感動を与えてくれる大会が、こんなふうに生まれたんだと、納得しました。

何より、今でこそ当たり前に出場している「オリンピック」に、かつてどうやって日本が出場できるようになったか~新しい発想を持った人たちがチャレンジします。

「マラソン」という競技が知られていない中、足袋からランニングシューズへと進化させるあたりも、足袋職人の技が不可欠でした。

また貞淑かつ良妻賢母を掲げる女子教育の中、女子は着物、袴着用だから走ることもできなかったそう。

女性は「結婚=丈夫な子を産む」のが役目と定められ、それでも四三は「丈夫な子どもを産むためには女子が身体を鍛えなくてはいけない」と説きます。

そうして女子が「運動」に目覚め、それをたくさんの人達が支えて、今の私たちの「体育」という教科につながっていることを知れば知るほど、先駆者たちの熱い思いに毎回感動しています。

何事も前例がないことを新たに始めるということは、苦悩も試練もありますが、そういうチャレンジ精神が私たちの生活を新しくし実りあるものにしていくんだと思います。

いや~私は「凡人だから」と思わないで、小さいことでも新しいことを思いついたらトライしてみる精神を持ち続けたいな、と、このドラマを見るだびに思っています。

みなさんは、どうですか?

チャレンジ精神ありますか?

「ぼーっと生きてるんじゃないよ」と言われないようにしないとね