私が教えている金城学院大学の早期英語コースでは、4年生の後期に「実習」の授業があります。
その実習がいよいよ始まりました。
今年度は私のスクールと市内の小学校で実際にレッスンをします。
3年生で一番最初の「早期英語教育概論」を取る学生は毎年50-60名ほどいますが、この実習まで残るのはほんの10数名です。「概論」から半期の授業が2つあって、それにパスしないと、この実習に参加できません。最終的に英語力がどうしても足りずに参加できない学生もいます。可哀想かもしれませんが、英語を教えるのに英語力が不足していては話になりませんので、ここは厳しく選定します。
「子どもに教えるから高度な英語じゃなくても」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、子どもだからこそ限りなくネイティブに近い英語を話す方でないと教えられません。
なぜなら、小さい子どもほど、耳から入っていくからです。
実際、子どもたちの前でレッスンする前に、理論の復習、レッスンプラン(指導案)の作成、練習と模擬レッスンを繰り返します。実習の間は私も24時間態勢で、学生のサポートにあたります。メールでプランの提出とリバイスが行ったり来たりします。私がその昔、教育実習をした頃は指導案の書き直しで夜中まで職員室に詰めてガリ版で刷っていましたので、それに比べればメールのおかげで大分楽になりました。それでも考えて悩むことは同じです。
あらゆる子どもの反応をシミュレーションしてプランをし、レッスンの臨みますが、それでも本番では緊張もあって、頭が真っ白になるのでしょう、フリーズする学生もいます。レッスン後「撃沈です」「子どもたちに申し訳ないです」と涙ぐむ学生もいます。
それでもほとんどの学生が「次は絶対うまくいくようにがんばります」と気持ちを新たにして、次のレッスンに臨みます。だからどんどん内容がよくなります。
これが若さなんでしょう 頼もしいです。
そして「失敗」から「学習」して「成功」へ道筋をつけます。「失敗」なくして「成功」はあり得ないのです。
実習が終わって無事にCertificate(修了証書)が渡される頃は、学生たちは一回りも二回りも大きくなっています。
「大学四年間で一番辛い授業で、一番充実した授業でした」
「子どもたちからたくさんのことを学びました」
「将来、この経験を活かしていきたいです」
多くの学生がこう述べます。
はい、是非、将来に活かしてください。期待しています。
今年もどんなドラマが生まれるか、今から楽しみです
その実習がいよいよ始まりました。
今年度は私のスクールと市内の小学校で実際にレッスンをします。
3年生で一番最初の「早期英語教育概論」を取る学生は毎年50-60名ほどいますが、この実習まで残るのはほんの10数名です。「概論」から半期の授業が2つあって、それにパスしないと、この実習に参加できません。最終的に英語力がどうしても足りずに参加できない学生もいます。可哀想かもしれませんが、英語を教えるのに英語力が不足していては話になりませんので、ここは厳しく選定します。
「子どもに教えるから高度な英語じゃなくても」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、子どもだからこそ限りなくネイティブに近い英語を話す方でないと教えられません。
なぜなら、小さい子どもほど、耳から入っていくからです。
実際、子どもたちの前でレッスンする前に、理論の復習、レッスンプラン(指導案)の作成、練習と模擬レッスンを繰り返します。実習の間は私も24時間態勢で、学生のサポートにあたります。メールでプランの提出とリバイスが行ったり来たりします。私がその昔、教育実習をした頃は指導案の書き直しで夜中まで職員室に詰めてガリ版で刷っていましたので、それに比べればメールのおかげで大分楽になりました。それでも考えて悩むことは同じです。
あらゆる子どもの反応をシミュレーションしてプランをし、レッスンの臨みますが、それでも本番では緊張もあって、頭が真っ白になるのでしょう、フリーズする学生もいます。レッスン後「撃沈です」「子どもたちに申し訳ないです」と涙ぐむ学生もいます。
それでもほとんどの学生が「次は絶対うまくいくようにがんばります」と気持ちを新たにして、次のレッスンに臨みます。だからどんどん内容がよくなります。
これが若さなんでしょう 頼もしいです。
そして「失敗」から「学習」して「成功」へ道筋をつけます。「失敗」なくして「成功」はあり得ないのです。
実習が終わって無事にCertificate(修了証書)が渡される頃は、学生たちは一回りも二回りも大きくなっています。
「大学四年間で一番辛い授業で、一番充実した授業でした」
「子どもたちからたくさんのことを学びました」
「将来、この経験を活かしていきたいです」
多くの学生がこう述べます。
はい、是非、将来に活かしてください。期待しています。
今年もどんなドラマが生まれるか、今から楽しみです