英語と子育て

英語を通して子どもたちの夢をサポートするブログです

話題の本「スマホ脳」

2021-03-26 | 脳の働きと教育
ある日、ミツバチ🐝の本を読んでいて、蜜蜂の習性についてググってたのに、気がついたら、バッグ👜のセールのページで「購入します」のボタンを押しそうになって、我に還り、愕然としたことがあります😅

「私、何やってんの?

気がついたら1時間近くスクリーニングしてました。

なんと時間のもったいないことを 

日常的に不眠の私ですが、休日、山へ行けば熟睡できる理由はコレだな、とわかったのがこの一冊。



ここ数ヶ月、ベストセラーですが、スマホを離せない人、必読だと思います。


人間の進化と脳の働きがわかりやすく書いてあり、データは説得力があります。

脳が心地よく感じる「ドーパミン」の作用をsnsを開発した人たちは上手に利用しているんだなあ~と感心してしまいました

「うちでは、子供たちにデジタル機器を使う時間を制限している。」というスティーブ・ジョブズの一言に、マジですか!と唸りました。

スマホでついついYouTubeやYahooニュースをみちゃう人、子どもにおもちゃ替わりにスマホやタブレットを渡しているお父さんお母さん、読んだ方がいいです 

アナログを見直す

2017-01-14 | 脳の働きと教育
あなたのスケジュール管理は「手帳派」ですか?「スマホ派」ですか?

私は両方使っていますが、どちらがより重要か、といわれれば、絶対的に「手帳」です。

フランクリン・コビーの手帳をもう20年近く愛用しています。

スケジュールはもっと細かく書いてありますし、最新のアップデートも鉛筆でちょこっと書き込むだけでできますし、なんせ最近頼りない「短期記憶(ついさっきのことを忘れてしまう)」をバックアップするために、すぐメモするのがこの手帳です。

ただ、世の中ハイテクで便利になると同時にパソコンやスマートフォン頼ることも多くなります。

レストランの予約はネットで口コミをみて「ネット予約」し割引クーポンをゲットします。

飛行機のチケットはネットで予約し、メールで送られてくる「Eチケット」で、それをカウンターで見せればチェックインできる。海外の滞在先のホテルはもちろんネット予約です。

大きな理由のひとつはコストの節約です。

ネットのほうが、検索に時間がかかありますが、いつでもどこでも、自宅でできますし、安いものを見つけられます。

ただ、落とし穴もあります。

一昨年友人とマレーシアに旅した時のこと。

その際、Eチケットも、ホテルの予約確認表も、成田での友人との待ち合わせ場所も、要するにほぼすべての情報が私のスマートフォンの中にありました。

それが、羽田についた途端、このスマートフォンの画面が真っ黒

バッテーリーは十分にあるのに、どのボタンをどう押しても起動しないのです。

空港のSoftbankに駆け込みましたが、空港のお店は「旅行者用の貸し出し」専門で対応できず。

成田での待ち合わせ場所もわからないまま、あたりを決めてターミナル1までバスで移動。そこでもう一度、お店を探しましたが、同じことをいわれました。壊れていたとしても修理不可能。

真っ青です 

血の気が引くというのはこういうことをいうのでしょう。

途方に暮れていると、奥から若い女性がでてきてこうおっしゃいました。

「だめもとですが、こことここのボタンを20秒以上押してみてください

いわれた通り2つのボタンを押して20秒息を殺して数えました。

そうしたら、なんと!復活

あの時の安堵感は忘れられません。彼女はまさに「救世主」でした。



この時私が学んだのは「スマートフォンに頼らないこと!」です。

その後、必要重要書類はプリントアウトして「まさかの事態」に備えるようにしています。

昨今は「スクリーンショット」や「スナップショット」でネット画面が映像としてすぐ保存できます。

「忘れないように」と思って保存して、安心していることもありますが、記憶に残っているかどうかは非常に??不安です

やはり記憶に残そうとすれば、脳に情報をたたき込まなくてはいけない当然のことながら、いや、脳科学的にも証明されているとおり、「書く」ことで脳が活性化し、記憶に残ることを今一度思い出さなくてはいけないと思いました。

今年は「アナログ」に少し戻って脳を鍛えようと思っています 





記憶のメカニズム

2016-04-03 | 脳の働きと教育
試験勉強をする時、あなたは朝型ですか? それとも夜型? 一夜漬けは得意ですか?

私が高校生の頃の勉強というのは、だいたい夜遅くまでやっていましたから「夜型」だったと思いますが、寝ると覚えたことを忘れてしまうんじゃないかと思って、ずっと起きていて(俗に言う徹夜)、結局ふらふらになった失敗経験があります。

ですから、大学受験が近づくとともに「朝方」に切り替えた覚えがあります。

今はそんな勉強法なんてできるどころか、日々「忘却」と戦っていて、さっきまでやろうと思っていたことが、誰かに声をかけられ、応対しているうちに、やらなくてはいけないことをすっかり忘れてしまっている、ということは日常茶飯事 

それどころか、物をどこに置いたか、という記憶までなくなるのですから、情けないことしきりです。

一般的に脳の記憶のピークは18-20歳と聞いたことがありますが、それくらいの子供たちを見ていると、本当によく覚えてるので、この話には納得します。

さて、その「記憶」~脳の「海馬」というところで情報整理がされています。

実は私は大学院で言語習得のメカニズムを学んでから、カリフラワーをみると、脳を思い出すほど、脳の話が好きなので、今回読んだ「受験脳の作り方」の著者、池谷裕二さんの著書にはいつもワクワクします。



「海馬」がベストセラーになって、人間の脳のメカニズムがよりわかりやすくなりましたが、今回の「受験脳」の話には、びっくりぽん。

もっと早く知っとけばよかった!という事実が満載でした。

一番びっくりしたのは、

「人間は睡眠をとっている間に海馬が、記憶した情報を整理している」というくだり。

どういうことかというと、暗記をした後、睡眠をとることによって、記憶が定着するということです。

ということはですよ

一夜漬けはなんの役にもたたないということです 

「大事なことはしっかり寝て、海馬の活躍に期待すること」
「覚えたら忘れないうちに寝る」

なんですって

そのほかにも「感動的学習法」とか「ライオン法」とか興味深い記憶方法が説明されていて、これから覚える時はこの方法を使おう!と思っています。

受験生じゃなくても、知って得する情報いっぱいの一冊でした