英語と子育て

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サンタと「ベロワッチャ」

2013-12-07 | 英語学習
一昨日、英語に疎い妹からメールがありました。

「ラジオで ‘サンタが町にやってくる’って歌を聞いたけど、最初の’ベロワッチャ’ってホントは英語でなんて言ってんの?

メールを読んだのが日付が変わる夜遅くだったので、こちらも意味がピンとこず、

「ベロワッチャ? ナンノコッチャ?」と思いながら、「Santa Claus is coming to townって歌ってるんだけど」と返信。

次の朝、通勤の車でラジオを聞いていたら、DJが「では、カーペンターズのベロワッチャ、聴いてみましょう」と言うのでびっくりしました。

ほんとだ!! ベロワッチャって言ってる!!

なんてことはない、最初の歌詞です。

You better watch out. 注意したほうがいいよ
You better not cry. 泣かない方がいいよ
Better not pout. そんな膨れっ面しないでさ
I’m telling you why. どうしてだか教えてあげる

この最初の一行がまさしく「ベタワッチャ」に聞こえるんですね 

そして、
Santa Claus is coming to town.  サンタが町にやってくるんだよ。
と続きます。

真相がわかって心の中で大笑いしましたが、カタカナだけを読むと、ほんとに英語とはかけはなれたものになるんだなあ、とつくづく思いました。ということは、英語をカタカナに書いて覚えると、これまた危険だということです。


さて、この歌詞には英語でよく使うフレーズ’had better’が含まれています。日本語では「~したほうがいい」と学校では習いますが、本来これはかなりキツイ言い方で、ちょっとした命令形に近いニュアンスになるので、普段気軽には使いません。

反対の「~しないほうがいいよ」は’had better’の真ん中に’not’を入れて、’had not better’という形になります。ここまでは中学校で習いますが、身近な歌にもこうしてでてくるんですね。

私のスクールでは幼児から小学生まで1年にひとつずつ英語の歌を覚えて歌えるようにします。時にはダンスや手遊びも入れて楽しく覚えます。

身近なクリスマスの歌からも英語の基本が学べるのですから、これを機会にクリスマスソングを子どもたちと一緒に歌ってみるのもいいですね。

クリスマスまであと2週間。楽しみです 



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