'Four Corners'(4つの角)という言葉があります。
アメリカの4つの州が交わるところがきれいな十字になっているのです。
(Wikipediaより)
ご覧のように、ユタ州、アリゾナ州、コロラド州、そしてニューメキシコ州の4つが交わっています。
ここには8つの国立公園と17の国定公園がある自然豊かなところで、別名「コロラド高原」と呼ばれています。
そしてかつて別々に離れていた2つの大陸がぶつかってできた隆起が今のロッキー山脈となりました。
そのユタとアリゾナの丁度境界にあるのが「アンテロープキャニオン」です。
実はここはナショナルパークではなくて「トライバルパーク」(部族の公園)で、ナバホ族のテレトリー(領地)です。
アメリカ原住民は今は600ほどの部族が300の居住地に住んでいますが、その中でもこのナバホ族が一番多いと言われています。
ここアンテロープはナバホ砂岩層と言われ、雨が降ると固まっていく赤い砂岩層です。
このあたりは集中豪雨が多く、鉄砲水が発生するのですが、昔1997年8月、まだ観光地でなかった頃、ここを訪れていた11人が鉄砲水で死亡する事故が起きました。それから、ナバホ族の人たちが管理することとなったそうです。
地上の上流にあるのが「アッパー Upper」
地下の下流にあるのが「ローアー Lower」
と呼ばれています。
今回私が訪れたのは、マックのPCの壁紙にもなっているアッパーキャニオンです。
さて、朝7時半、受付に行くとすでに各国から集まった観光客の列。基本、事前にインターネット予約がないと入れません。空きがでれば参加できますが、参加料60ドルを受け付けるのは「現金」のみ。クレジットカードは使えません。
受付を終わると、ナバホ族のガイドさんたちが、参加者のグループ分けして、8台ほどのジープでアンテロープの入り口まで行きます。
「持ち物は2つ。①水一本 ②カメラ、以上」
「どんな小さいものでも袋物はだめです」
サインがあちこちに貼ってありますが、それでもポシェットを下げている人、カメラケースをポケットに入れている人が注意されていました。
以前は、壁に落書きやら彫り物をしていく悪質な行為もあっただけに、とても厳しいです
「穴という穴に赤い砂が入り込みますから、マスクするといいですよ」と前日、日本人ガイドさんにアドバイスされていたので、帽子をかぶり、サングラスをかけ、マスクをし、シャツの襟をたて、スマホはポケットじゃなくて、シャツの下に隠してジープに乗り込みましたが、帰ってきたら耳から赤い砂がでてきました
入り口でガイドさんから注意事項を聞きます。
入る時は左側を通る。
写真をとっていいのは入っていく時だけ。ただ、長く立ち止まらない。
かえって来るときは左側をとおり、立ち止まらずにとにかく出る。
ワクワク!
ドキドキしながら入っていくといきなりこんな風景が飛び込んできます。
この世のものをは思えない美しさです。
ナバホ族は日本人と同じモンゴル民族ですから、なんとなく馴染みがありますが、彼らが話す「ナバホ語」は世界で一番難しい言語と言われています。
なぜかって
実は文字がないからです。
すべて音で覚えます。
「せっかくですから、ありがとう、はナバホ語でガイドさんに言ってみてくださいね。」と日本人ガイドさんに言われていたので、前日から練習しました。
文字がないからうまく書けないのですが、
「ありがとう」は「アッヒェヘェ」
「さよなら」は「ハコーネ」
ノースキャロライナからいらした日本人家族と一緒でしたが、そこのお父さんが間違えて、「アターミ」と別れ際にガイドさんに言ってましたが、通じず
あとから「ああ、間違えた」とおっしゃってましたが、みんなで大笑いしました
次回もバケットリストにはいっているパークに行きます。
アメリカの4つの州が交わるところがきれいな十字になっているのです。
(Wikipediaより)
ご覧のように、ユタ州、アリゾナ州、コロラド州、そしてニューメキシコ州の4つが交わっています。
ここには8つの国立公園と17の国定公園がある自然豊かなところで、別名「コロラド高原」と呼ばれています。
そしてかつて別々に離れていた2つの大陸がぶつかってできた隆起が今のロッキー山脈となりました。
そのユタとアリゾナの丁度境界にあるのが「アンテロープキャニオン」です。
実はここはナショナルパークではなくて「トライバルパーク」(部族の公園)で、ナバホ族のテレトリー(領地)です。
アメリカ原住民は今は600ほどの部族が300の居住地に住んでいますが、その中でもこのナバホ族が一番多いと言われています。
ここアンテロープはナバホ砂岩層と言われ、雨が降ると固まっていく赤い砂岩層です。
このあたりは集中豪雨が多く、鉄砲水が発生するのですが、昔1997年8月、まだ観光地でなかった頃、ここを訪れていた11人が鉄砲水で死亡する事故が起きました。それから、ナバホ族の人たちが管理することとなったそうです。
地上の上流にあるのが「アッパー Upper」
地下の下流にあるのが「ローアー Lower」
と呼ばれています。
今回私が訪れたのは、マックのPCの壁紙にもなっているアッパーキャニオンです。
さて、朝7時半、受付に行くとすでに各国から集まった観光客の列。基本、事前にインターネット予約がないと入れません。空きがでれば参加できますが、参加料60ドルを受け付けるのは「現金」のみ。クレジットカードは使えません。
受付を終わると、ナバホ族のガイドさんたちが、参加者のグループ分けして、8台ほどのジープでアンテロープの入り口まで行きます。
「持ち物は2つ。①水一本 ②カメラ、以上」
「どんな小さいものでも袋物はだめです」
サインがあちこちに貼ってありますが、それでもポシェットを下げている人、カメラケースをポケットに入れている人が注意されていました。
以前は、壁に落書きやら彫り物をしていく悪質な行為もあっただけに、とても厳しいです
「穴という穴に赤い砂が入り込みますから、マスクするといいですよ」と前日、日本人ガイドさんにアドバイスされていたので、帽子をかぶり、サングラスをかけ、マスクをし、シャツの襟をたて、スマホはポケットじゃなくて、シャツの下に隠してジープに乗り込みましたが、帰ってきたら耳から赤い砂がでてきました
入り口でガイドさんから注意事項を聞きます。
入る時は左側を通る。
写真をとっていいのは入っていく時だけ。ただ、長く立ち止まらない。
かえって来るときは左側をとおり、立ち止まらずにとにかく出る。
ワクワク!
ドキドキしながら入っていくといきなりこんな風景が飛び込んできます。
この世のものをは思えない美しさです。
ナバホ族は日本人と同じモンゴル民族ですから、なんとなく馴染みがありますが、彼らが話す「ナバホ語」は世界で一番難しい言語と言われています。
なぜかって
実は文字がないからです。
すべて音で覚えます。
「せっかくですから、ありがとう、はナバホ語でガイドさんに言ってみてくださいね。」と日本人ガイドさんに言われていたので、前日から練習しました。
文字がないからうまく書けないのですが、
「ありがとう」は「アッヒェヘェ」
「さよなら」は「ハコーネ」
ノースキャロライナからいらした日本人家族と一緒でしたが、そこのお父さんが間違えて、「アターミ」と別れ際にガイドさんに言ってましたが、通じず
あとから「ああ、間違えた」とおっしゃってましたが、みんなで大笑いしました
次回もバケットリストにはいっているパークに行きます。