英語と子育て

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優しい天気予報

2018-10-31 | 子育て
すっかり秋めいて、朝晩は結構冷えるようになりました。

一昨日、スクールの教師のエリーサと「寒くなったよね~」と話している時、彼女が言いました。

エリーサ 「日本の天気予報っていつからあんなに親切になったの?

彼女は以前にも日本に数年住んでいたことがあって日本語もわかるし日本文化にも長けています。今年二度目の来日です。

私は最初彼女の言った意味がわからなくて「どういうこと?」と聞きなおしました。

エリーサ 「今日の雨降る確率ってのはわかるけど、たとえば、上着を持って出かけた方がいいとか、傘を持っていったほうがいいとか、アドバイスが細かいでしょ。びっくりしたわ 

思い起こせば、私が子どもの頃は「最高気温と最低気温」「降水確率」ってのは天気予報で流れていましたが、その日着る服とか持ち物までは確かに言わなかった。

だから、学校帰りには雨に降られて「雨宿り」もしたし、

朝起きると空を眺めて、どんな服を着ていこうかなあ~と考えたりもしました。

でも、今はテレビの天気予報では「出かける天気」って放送しています。

昨日なぞは「一枚一枚脱ぎ着ができる服装でお出かけください」って言われて、思わず「はいはい、どうもありがとう」と言いたくなりました。

便利だなあ~と思う反面、これでいいのか?とも思います。

自分で考えて判断する力を付けるチャンスを逃しているような気がします。

人間は「失敗」から「学習する」わけで、いろんな失敗体験が考える力を育みます。

そういう意味では、親が子どもにするアドバイスも、多すぎないほうがいいかもしれません。

「傘持っていったほうがいいわよ~!」くらいがいいかもしれませんね。

みなさんはどう思いますか、今の天気予報。。





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