英語と子育て

英語を通して子どもたちの夢をサポートするブログです

数字に慣れる

2011-11-21 | 英語学習
海外に行って一番緊張するのは数字の聞き取りです。

 フランス語は'80'というのに'quatre-vingts (40×2)'という言い方をします。私なんぞはパリで買い物にでてカッコよく'Combien?'と聞いたまではいいのですが、答えを聞き取れなくて、'Pardon?'を繰り返した挙げ句、結局レシートを見せてもらったという恥ずかしい経験をしています

 もっと数字に慣れておけばよかった と後悔しました。



 私のスクールの小学生クラスでは、ごほうびチップのかわりに、アメリカのコインを使うことがあります。

 アメリカのコインには5種類あります。

 1セントは'penny', 5セントは'nickel', 10セントは'dime', 25セントは'quarter', 50セントは'half-dollar'と呼びます。色も微妙に違います。昔は1ドルコインも使われていましたが、今はあまりみなくなりました。



 10セントは5セントより小さいので、子どもたちも「あれ??」と思うようですが、これも使っているうちに慣れてきます。

 小学校高学年クラスではホームステイにでかけた時の英会話をレッスンでとりいれています。先週はレストランでオーダーをする会話を学びました。例えばハンバーガーショップでジュースのサイズも選び、お金を払います。

 ペアで一緒に買い物してもらったのですが、例えば2ドル50セントの買い物をした時の払い方もいろいろあるわけです。2ドルは紙幣で払うとしても、50セントはダイムを5枚だすのか、クォーターを2枚だすのか、ペアで相談しなければなりません。持っているコインの数にもよります。



 仲良しペアで相談して、無事ものが手にはいった時は嬉しそうです(といっても本物ではありません、おもちゃのものですが)。



 「おお!買えた」という歓声があがったほどです。

 またゲームでもらったコインを最後に交換することもします。例えば、ペニーを5枚持っていたら、'one nickel, please.'とエクスチェンジするのです。

 こうやってゲーム感覚で数字に慣れていけば、きっと将来、アメリカで買い物しても、私のように恥ずかしい思いをしないでしょう。

 楽しく学ばないとね 

親子の関係

2011-11-14 | 子育て
先日、2年ぶりにあった友人が、去年私の長男と会って話した時に「的馬淳子そっくりだ!」と思ったというのです

 いやいや、そんなはずはないでしょう
 私は彼ほどいい加減じゃないし、会って話せば口喧嘩によくなるし、と答えたのですが、
でも、根本的に根は「怠惰」ですし、夢を持つとまっしぐら、束縛を嫌うというところは結構似ているかなと思いなおしました。

 じゃあ、ちょっと「マヤ暦を見てみよう」と彼女が言うので、サイトを見て調べたら、なんとまったく一致した性格でびっくり 

 彼女いわく、親子で一緒というのは、ほとんどないだろう、ということでした。

「前世は双子だったんだよ」なんて言われて蒼くなりました 

 占いはあまり信じませんが、自分の性格を振り返ってみて、今後のことをちょっと考えるいい機会になりました。帰宅してからは、夫と次男のも一緒に占って家族で盛り上がりました。

 ご興味のある方は覗いてみてください。結構楽しめます。

       

 さて、今週のTime Magazineには'Why Mom Liked You Best'というタイトルのおもしろい記事が載っていました。

 'The Science of Favoritism' 「好みの科学」とでもいうんでしょうか、親は自分の子どもたちに対して好き嫌いがあるという記事です。

 「嫌い」というほどでなくても、例えば3人子どもがいるとすれば、みんな均等に好きかっていうとそうではなく、父も母も70%近くは「好きな子ども」が一人いるというデータです。

 「ふうーん、そうなのか 

 ただ、これはある意味、動物のDNAのひとつでもあり、例えば動物の王様ペンギンとか黒鷲のように一番最初に卵から生まれた子どもを寵愛するという現象にも現れています。

     

 私は二人の息子のそれぞれの良いところ悪いところをひっくるめて、大好きです。

 公平に愛してきたつもりですが、これは息子たちに感想を聞いてみるといいかもしれません。

 大事なことは、チャンスがあるごとにきちんと向き合い、「あなたを大事に思っているよ」と伝えることじゃないかな、と思います。

 親に認めてもらえる子はぐんぐん伸びていくものです。

夢のチカラ

2011-11-01 | その他
テレビドラマはあまり見ないのですが、ここのところ目が離せないのがドラマ「南極大陸」・・・家族で見ています。

 終戦直後、敗戦国として夢も希望もなくした日本で、南極大陸に挑む人びとを描いたドラマですが、「南極に行きたい」という個人的な夢というより、日本の子どもたちに未来に向かう夢を与えたい、という隊員たちの気持ちに胸が打たれました。

 財政難で計画を受け入れない日本政府に対して、貧しい子どもたちが小遣いを募金しようとし、小学校での募金が国民の募金へと広がり、今は大企業となった当時の創始者たちが技と知恵でサポートし、日本が心ひとつになっていきます。

 「夢のチカラ」ってすごいな、と思いました 

 みなさんは夢がありますか? 子どもたちは夢がありますか?
 


 我が家の長男は大学でのNGO活動がきっかけになって、夢の第一歩として、先月アフリカのガーナに旅立ち、インターンシップで働いています。出発してから一週間ほど音信不通で、どうしているのかと思っていたら、ある朝、とぎれとぎれの電話がはいりました。どうやらインターネットもつながらないらしく、本人はそれがストレスのようでしたが、一昔前はインターネットなんてなくて当たり前でしたので、こういう不便な状況での生活からも得ることがあると思っています。夢の実現のためにがんばって欲しいものです。

 私の子どもの頃の夢はというと・・・年のはじめのブログに書きましたが、小学生で訪れた万博をきっかけに夢が大きく膨らみ、今の私に至っています。

 どんな小さいことでも、それが子どもの好奇心をくすぐり、未来の夢へと導いてくれます。

 さて、来る11月6日(日)に「リニモでワールドラリー」が開催されます。私が理事をしているNPO「フィール・ザ・ワールド」のイベントで、今回は愛知県国際交流協会や英検協会も後援してくれます。名古屋の藤ケ丘から豊田市の八草駅まで走る「リニモ(リニアモーターカー)」にのって、各駅で異文化体験ができます。参加者はパスポートをもってスタンプラリーを楽しみます。

 各駅でいろんな国を知ってもらいたい、文化を体験し、それぞれの国の人と交流してもらいたい・・・・そして「こんなとこに行ってみたいな」「あの国でこんなことやってみたいな」なんて子どもたちがちょっとでも感じてくれるといいなあ、と思っています。

 きっとそういう小さなきっかけが、大きな夢につながって、大きな「チカラ」になるんじゃないかと思うのです 

 子どもたちだけでなく、若者も大人の方も、たくさんご参加ください。お待ちしています