英語と子育て

英語を通して子どもたちの夢をサポートするブログです

クリスマスカード

2011-12-25 | その他
Merry Christmas! メリークリスマス 

 今年もクリスマスカードが何枚か届きました。 

 

 届いてからクリスマスまでは、紐に吊るしたりして部屋に飾ります。留学時代の友達から、今は海外に住む教え子、昔私のスクールで教えてくれていた講師など国もさまざまです。どのカードのデザインも美しくてかわいくて、眺めてはしばしうっとりします。

 またメッセージも'Merry Christmas'から'Happy Holiday'などいろいろあります。クリスマスは基本的にキリスト教に由来していますので、宗教が違う国は、'Happy Holiday'や’Seasons Greetings'などと書かれています。

 今はコンピューターも発達し、Facebookなどで簡単にメッセージも送れる世の中ですが、手書きのメッセージはそれだけで暖かさがあります。私や家族のことを想って書いてくれてるんだなあ、と想うと本当に嬉しくなります。

 数日前、アメリカのジョンからは「ジュンコ、カードが届いたよ。でもクリスマスの朝に読むからね」とメールがありました。

 私のカードもみんな、読んでくれているかな 

 大切な人のことを想って過ごすクリスマス・・・・そして、みなさまもよいお年をお迎えください。

クリスマス・キャロル

2011-12-23 | レッスン風景
もうすぐクリスマスです 

 今月は私のスクールもクリスマス一色。講師はサンタのコスチュームを着たり、サンタハットをかぶり、オープンクラスでは保護者のみなさんとクリスマスのアクティビティを楽しみました。

 幼児から小学生のクラスでは、学年ごとにクリスマスの歌を歌います。11月の中旬からレッスンで練習を始め、オープンクラスで発表します。

 例えば幼児クラスでは、「クリスマスベル」や「ジングルベル」、小学生クラスでは「クリスマスデイ」や「ジングルベル・ロック」を歌いました。

 特に「ジングルベル・ロック」は今年初めての試みで、講師たちも早くから練習に励み、私もダンスを覚えるのに必死  なんとか無事歌って踊ることができてほっとしています。

 名古屋市桜山にある教室(桜山プライムスクール)の幼児クラスでは、教室がある地域の商店街をキャロリングしました。子どもたちはクリスマスの装いでお店をまわり、クリスマスの歌を歌うのです。

    

 お店の方々もかわいらしいキャロリングににっこり 

 交番の前でも 

 みんな上手に歌えました。

 そして、商店街のみなさま、ご協力ありがとうございました。

 

 さあ、明日はいよいよクリスマス・イブ。子どもたちはサンタさんに何をお願いしているでしょうか? 

 子どもたちが楽しいクリスマスを過ごせますように 

 私はクリスマスディナーのメニューを今から考えます 

子どもが親を超えるとき

2011-12-15 | 子育て
確か長男が小学校5年生の時だったと思います。

 「お母さん、抱っこしたげるわ」
 「いやー、まだ無理だよ」

 と言った瞬間、ひょいと私を抱き上げました。

 びっくりしました 

 いつの間にこんなに力がついたんだろう 

 そのうちに長男も次男も私の背を追い越し、筋肉もついて逞しくなってきました。

 私は女家族に育ったので、男は父ひとり。力仕事はそれ相応にやらなければならない家庭でしたが、今の私の家族はなんと私が「紅一点」です。

 ですから夫と息子たちの観念としては「母さんは弱い」「母さんは力がない」といった感じで私はとても得しています。

 先日も洗濯機がとうとう壊れたのですが、それを男3人が外へ運び、また新しく購入した洗濯機は彼らが設置してくれました。一番嬉しいのはおそらく夫でしょう。今まで力仕事は一人で請け負っていたのに、子分(?)が二人もいるのですから。

 「ほんとに楽になったなあ 」と夫婦で喜んでいます。

 長男は成人してから「僕はもう大人だから」と口癖のように言うのですが、年は20歳に達し、体も親を追い越したとしても、まだまだ学費を出してもらっている身。「経済的に自立できたら一人前として扱いましょう」と言ってあります。

 子どもは親を追い越すことが嬉しいでしょう。

 「すぐに母さんなんて追い越すさ」と言っていますが、「いやいや英語力は全然追い越せないよ」と言うと、「うーん、確かに 」という返事。

 私もまだまだ追い越されないように、英語力を磨かないと 


 親は子どもが追い越してくれるのを楽しみにしています。
 それが成長というものでしょう。

 そのために全力でサポートしたいと思います。

 

ガーナという国 その2「食の大切さ」

2011-12-10 | その他
マラリアで帰国した長男は少しずつ体力も戻って、だんだん以前の食欲が出てきました。

 夜中に活動する夜行性のようで、朝起きて冷蔵庫を開けると、びっくりするくらい昨夜の残り物が消えています。自分で買ってきたものまで食べられてしまう次男は「まるで○○○○のよう」と言っていますが 

 ガーナにいる頃「日本食が恋しい!」とフェイスブックに書き込みをしていましたが、どんな食べ物を食べていたのか聞いてみました。

    「肉はなくて、野菜が3種類っていってたけど何があるの?」
 長男  「カピカピのトマト、カピカピのナス、それからカピカピの玉ねぎ」
    「その‘カピカピ’ってどういう意味?」
 長男  「水気がないの。」
  (冷蔵庫からドライトマトを出して) 「こんなの?」
 長男  「そうそう、それそれ、そんなの」
    「どうやって食べるの?」 
 長男  「スープにして煮込む」
    「なるほどね。料理上手になるね」
 長男  「いや、メニューの数しれてるから。食材ないし。
      ああ、そうだ‘おくら’があったわ。」
     「そうか、南アフリカ生まれの野菜だからね。」
 長男  「でも、日本のとは違う。ネバネバはしてるけど、繊細さがない。」
    「どーいうこと??」
 長男  「外側が硬くて、もっとでかい。」
    「なるほど (なんとなくわかる) 

 肉がないと言っても、彼が住んでいたところは僻地の村。首都のアクラに行けば、アジア料理の食材も手に入ります。ただ、それは数少ない大都市に限ったことで、地方は道路も舗装されず砂埃だらけで、野菜はあまり育っていないようです。

 それでも写真を見る限り女性はぽってりした人が多い。そのわけは彼曰く「揚げ物が多い」のだそう。バナナも揚げて食べるくらいですから。
 それと反対に男性は、痩せ気味で、いうなれば、マラソン選手のように細身です。きっと暑さにも強いのでしょう。

 「日中は平均38度くらいで暑いから外に出ない 

 とにかく日陰でじっとしていたんだそうです。

    

 飽食の国、日本から行った彼は、食べ物がなくて辛かったようです。おまけに「マラリア」ですから、帰国した時は体重50kgをわって、おなかがへっこんでました。

 人間の三大欲のひとつである「食欲」・・・今更ながらに大切なものだと思います。

 食べ物を大事に思って感謝して過ごしたいものです。長男にとってもいい経験でした。

ガーナという国

2011-12-05 | その他
「ガーナ」という国から何を想像しますか?

 おそらくほとんどの方が「チョコレート」と思うでしょう。もちろんカカオを生産していますが、現地の方の口にははいりません。
 
 インフラも整備されていませんし、教育も不十分です。

 そんなガーナに志を抱いて10月にインターンシップで出発した長男が先週帰国しました。

 本当は4ヶ月の活動予定だったのですが、運悪く「マラリア」にかかり、栄養もとれなくなって無念の帰国でした。

 子どもが遠隔地で病気になると、こんなに心配なものか、と初めて思いました。たいていのことではそう心配しないのですが、21年目にして初めての彼の弱気発言「母さん、身体がやばい、帰りたい」と聞いた時には、これは大変!と思いました。

 活動している地域はインターネットはつながらないところで、電波も悪くて電話もままならない。携帯電話がなかった昔ならそれもそうか、と思いますが、普通に通じるはずの現代で通じないと、反対にストレスになるものです 

 それでも現地の親切な方々に助けていただき、帰国することができました。

    

 帰ってきてから写真をみながら話を聞きました。

  「電話で聞こえた奇妙な声はなに?」
長男   「ヤギ。人間の次に一番多いのはヤギ。その次に鶏。」
     「栄(名古屋の繁華街)にいる鳩の数ほどヤギが歩いてる。」
     「ああ、もっと多いのが蚊だった
      (マラリアは蚊に刺されて発症します)

  「なに食べてたの?」
長男   「でんぷん。芋みたいなもの。たんぱく質もビタミンもない。
      野菜は三種類。歩いている鶏をたべたくなった。」

  「なにに感動した?」
長男   「漆黒の夜。蛍の美しさ。満天の星-感激した」

  「お風呂はあった?」
長男   「あるわけないでしょ。シャワーだってない。
      雨だよ、雨で洗うの」

   「じゃあ、トイレは?」
長男   「うちにはない。そのへんでするの。
      村長のうちには、穴が掘ってあった」

などなど。私は聞くたびに 「へえ~大変だね」と声がでます。

しかし最後に彼は言いました。

 「でもさ、みんな明るいんだよ。みんな笑ってるの。

確かに写真の中のガーナの人たちはみんなとびきりの笑顔でした。

長男はまたいつかリベンジを図ってガーナに行きたいそうです。身体は大変な目にあいましたが、経験という大きな対価を得ることができたようです。