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なにが政治とカネ

2014年10月20日 21時00分41秒 | その他
 閣僚が2名辞任し後任が決まりました。経緯は報道されている通り、要するに選挙民への利益供与を疑われる事実があったのは確かであるように思います。

 これ「政治とカネ」の問題と言える? 以前「政治とカネ」と言えば何らかの口利きの謝礼、それも多額な金を政治家が懐に取り込むことを指したと思います。今回のは単純に見れば不正な支出であって収入ではありません。もっとも、そのための資金をどのように作ったのかを調べると別に不正が出てくるのかも知れません。昔に比べれば可愛いものと言ったら叱られますか。

 小渕氏の方は想像するに、地元から歌舞伎座までの往復、歌舞伎座のチケット、食事、おみやげなどを会費ですべてまかなうべきところを後援会がかなり補助したものと思います。同じような事は私の住まいの近所でも昔は行われていました。とてもお得との評判、という事は裏があった可能性が濃厚。冷静に考えればおかしいと分かるのに参加する方もする方。多分、小渕敬三氏の頃から習慣的に続いているものと思います。手法的には古いよね。

 
 辞任を受けて小渕氏の元秘書だった中之条町長が辞任するのも不思議。多分、この人が全責任を負って有罪になり、小渕氏は無傷で済まそうとするものと思われます。美談と言うよりいまどき異常な話。町長を辞任するというのは見方によっては町よりも小渕氏の方が大事と言うことになりかねず、無責任極まる話。大体小渕氏は犠牲を払ってまでも守るべき将来有望な政治家なのかとつい思ってしまいます。

 一方、松島氏のうちわは公職選挙法上の寄付に当たる疑いがあるとされました。確かにタダではないと思いますが、それほどのものではありません。夏季に歩いていると貰える宣伝用のものと大差ありませんが、松島氏のイラストが描かれていますから個人的には欲しいとは思えません。貰ってもそのうち破れて打ち捨てられます。

 両氏とも、法的には問題なしとは言えない事実を抱えているものの、直ちに大臣を辞任すべき重大事とは言えないと思います。そう言えば内閣改造後の野党は女性閣僚に的を絞って攻撃すると言われていましたから、いろいろとほじくり返した結果と思います。

 でも、このような下らない話題を審議するのが予算委員会とは呆れます。どう見ても予算との関係があると言えそうもありません。議員の歳費等だけでも巨額である上に、国会開催中には1日あたり億単位の経費がかかるとか。この程度の事は検察にまかせ、国会では本来の審議に専念して貰いたいものと思います。


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