よもやま解体新書

山下和也の制作、見聞記. 北へ西へ南へ。

回想13

2005-07-02 22:12:24 | Weblog
熱帯睡蓮は結局京都府植物園が一番近寄れて描きよかった。青い睡蓮は本当に澄んだ色をしていて見ているこちらの方も澄んでいくようなトリップ感があった。此花は結構閉じたり開いたりするのでまるでバレエの踊り子を見ているような気にもなる。(只の思い込みですけど。)
この時は偶然水野さんもスケッチに来ていた。のんびりとした彼は夏の夕方にふらっと現れてスケッチし、ふらっと帰っていった。ヘビうりの下少し話をしながら彼のスケッチを少し見せてもらった。丁寧に陰影が描き込まれたスケッチで、彼が言うに「スケッチに情報量が少ないとさー、後で困っちゃうんだよね。」確かに情報量って大事。スケッチに写し取った情報とそれ以上にそれを通して得る感覚とかって大事ね。その時見たスケッチは小品になって今は誰かの手元にあるらしい。





















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