そんなわけで、まだ花火あげてるぞ。ホントうるさい。
今日は峠を越えて配達。まだ日中は暑いな。昨日花粉症の薬飲んだら、眠くて仕方がない、ような気がするのだけれど車中ではそうでもなかった。眠いのは薬のせいでもないらしい。(というか、花粉、すごいな。)
で、久しぶりにK堂へ寄ってしまう。
いつもながら品揃えはいいんだけれど、高いからなあ。欲しいのはあるんだけれど、千円以上すると手が全然出ない。まあ一冊400円くらいまでだな、ワシが買えるのは。
というわけで、引っ張ったり崩したり、戻したり積んだりしていると、オヤジさんが「ちょっとお茶のみませんか。」と声かけてくれる。よっぽど閑だったのかなあ。
しかし、古本屋のオヤジにお茶誘われるなんて、ワシ、ステージ一個上がった気分だなあ。
で、レジ前に出してくれた丸椅子に座って、しばし話す。でも、すごくギコチナイ。ギコチナイので話の内容は、抽象的というか高踏的というか、要するになんだかワカンナイ話に終始する。つまり、本屋は全然ダメだ、という話。ネットの普及とかそういった社会の変化が、といったどこでも聞く話と、最近本読む人がいない、というこれまたよく聞く話。この街にある大学の学生なんかほとんど来やしません、ダメですか、ダメですね。
20分くらいは話したかな。途中、大学教授っぽい初老男性が入ってきて、ソッコーで5,6冊の本を選び、マイド、とレジに置いたのをシオに辞去した。(こういう本の買い方は、ワシ死ぬまで出来んだろな。)
買ったのは、以下。
小林勇『蝸牛庵訪問記』(1991 講談社文芸文庫)
内田魯庵『魯庵の明治』(1997 講談社文芸文庫)
田山花袋『東京の三十年』(1981 岩波文庫)
「初期社会主義研究 第4号」(1990 弘隆社)
雑誌「初期社会主義研究」は扉に、「恵存 須崎慎一様」と書き込みがある。この書き込みが無かったら買わなかったけどね。
で、ビュンビュン飛ばして帰る。
なでしこ、があるからね。
なでしこ、お疲れ。
マスコミのせいだな。