路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

晩成と云われて久し鰯雲

2011年09月02日 | Weblog

 9月だよなあ。早いというか、ようやく、というか。
 蒸し暑い。台風がくるとかで、そのせいか雨ふったりやんだり。ずっと空に雨袋があって、それが少し破れかかってるカンジ。ヤブレカブレだな。

 昨日までの昭和22年の新聞補遺。
 広告欄には、商店開店のお知らせが多い。殆どが閉店広告の今とはエライ違いだ。
 隅っこに「○○縣の皆さん」という小さな囲みがあって、「図書館の係は先生にも生徒にも大事なものを教えて呉れます。最近図書館へ行かれたのはいつですか?」とだけある。これは何だ?広告なのか、ただスペース埋めただけなのか。とてもスペースに余裕があったとは思えんが。広告だとしたら、誰が出してんだろう。
 やっぱり隅っこに、「白骨團体日取変更」という太字の囲み。なんじゃこれ、と思い、遺骨の収集のなにかか、それにしても白骨とは、と思ったけれど、どうやら白骨という温泉地への団体旅行の日取の変更、ということらしい、と想像する。当時の人はこれだけで判ったのかしらん。

 まあ、そんなこんなで、9月である。だからどうということもないけれど。

 9月と聞けば、でもちょっと落ち着くか。何がだよ、ということだけど。

 ともかく、9月だからね。
♪ 秋の気配/小田和正(オフコース)