路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

日暮らしの馬齢の数や木偶の坊

2010年07月10日 | Weblog

 夏、だな。
 そういえば今日は四万六千日、お暑い盛りでございます、だからな。

 夕暮れ、今年初めてのヒグラシを聞く。カナカナを聞くと晩夏の気分であるが、夏はこれからである。

                 

 ツバメが、マスター・キートン全18巻それぞれから好きなハナシを抽出する、というのを一覧にしていて、なにやってんの受験生、ということなのだけれど面白そうなのでワシもやってみた。半分くらいは同じで、あとは微妙にくいちがう。
 それにしてもキートンはもう二十年前の作品ということになる。我が家では今でも枕頭の書である。

                 

 ちなみに付録として二人のベスト5は以下のとおり。

 まずはツバメのベスト5。
 1位 貴婦人との旅
 2位 屋根の下の巴里
 3位 FIRE & ICE
 4位 遥かなるサマープディング
 5位 不死身の男

 で、ワシのベスト5
 1位 貴婦人との旅
 2位 屋根の下の巴里
 3位 アレクセイエフからの伝言
 4位 アザミの紋章 
 5位 背中の裏街 もしくは 真実の町

                  

 1位と2位は見事に好みが一致した。名作というべきかセンスが似ていると言うべきか。ツバメに言わせると、ワシの好みはオトナの好みであるらしい。

                  

 そんなわけで、たいがい今頃から夏は始まる。
 
 どちら様も御自愛を。