路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

吊るされて永らえており梅雨晴れ間

2010年07月06日 | Weblog

                  

 降るだろうな、と思っていたけどなんとなく一日もつ。
 こういう日に草取りでもすればいいのに、降るだろうなと思っていて何もしない。怠け者の典型である。

 随分と日も短くなってきたような気がする。今日など夕刻からの風が涼しい。まあ、これからだけど、暑くなるのは。

                  

 野見山暁治『パリ・キュリイ病院』読み始める。
 この本の存在は随分前から知っていたけれど出会えずにいた。先日出会えて、買って帰った。(復刊本だけれど。)

 野見山暁治の絵は、先日近代美術館で見てさっぱりわからなかったけれど、『四百字のデッサン』はもう何十年も以前に読んで感銘を受けた。つまりこの人には文恩(?)がある。
 この人の文章が好きだ。どこか小川国夫っぽいけどそれとも微妙に違う。
 ま、いいや。読後感はまた後日。

               

 庭の小さな池(もともとベビーバスだけど)に、睡蓮が咲いた。
 小さな睡蓮。

 朝ナイショでどこかから飛んできました、ね、ナイショだよ、みたいな花だな。