goo blog サービス終了のお知らせ 

物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

ステンドグラスをドイツ語では

2018-12-18 15:35:46 | 日記

何というか。いまNHKの「毎日ドイツ語」を聞いていたら、ステンドグラスをGlasfensterと言っていた。

ところが私は以前に、日本人のゲルマ二ストがステンドグラスのことをGlasmalereiと言っているのを聞いたことがあるが、Glasfensterと言っているのを聞いたことがなかった。

ある独和辞典にはGlasgm"aldeというのも載っている。普通に使う言葉は何なのだろうか。

ある和独辞典にはステンドグラスの項がない。これはまた別の和独辞典であるが、それをドイツから帰るときにドイツ人の友人にあげてしまった。その和独辞典にはステンドグラスはBuntesglasであった。

こういう語は実際には聞いたことがないので、使われているのかどうかは確かではない。しかし、この辞書は三省堂のコンサイス和独辞典であり、ドイツ語学者の故早川東三先生が編者の一人であった。

たかが、ステンドグラスの訳語だが、昔から問題が大ありのようである。

ちなみに、das Glasであり、中性名詞である。

Goethe Institutの先生ならば-s Glasと表記されるであろう。また、男性名詞ならば、たとえば、der Vaterであるが、-r Vaterという風に書くし、die Mutterなら-e Mutterと略記する。

(2018.12.21補足)

ステンドグラスの訳ではfarbiges Glasだとかもインターネットでは出てくる。昨夜、ドイツ人のR氏に聞いてみたが、どうもあまりはっきりしない。Glasmalereiぐらいが穏当のところだろうか。

(2025.1.21付記)フランス語ではvitrauxというらしい。先日NHKプラスで「幸せ気分のフランス語」の放送を見ていたら、そういう語が出てきた。これは複数で、単数ならvitarilだが、単数でいうことはあまりないのではないか。 

 


コメントを投稿