今日からまた私の日常が再開する。
先週の水曜日から金曜日までは私としては日常ではなかった。昨日の日曜日で疲れもとれて、また元気いっぱいである。
もっとも一昨夜はまったく眠れず仕方なく高校の学習参考書である、『解析の基礎』続編(考え方研究社)の三角関数の章を読んでいた。
これは私が高校生の頃に買った本だから、60年以上前の本である。わかるところは高校生の頃に読んだのだが、読まなかった部分も多かった。そこも含めて読んでみようとしている。
だが、複素数の割り算の幾何学的作図の話がどうもあまり説明がきちんとしていないのではないかと思われた。この部分は高校生のころには、あまり読んではいなかったところである。
こういうことが最近ある。遠山啓著作集の三角関数のところを読んでいて、ヘロンの公式の幾何学的証明の箇所がどうもよくわかならなかったので、東京に行く前に自分なりにまとめていた。遠山啓著作集の三角関数の箇所も一応始めから終わりまで読んでみた。
ヘロンの公式の幾何学的証明は12月発行の「数学・物理通信」に掲載したいと思っている。