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物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

定年退職と老後の生活

2008-03-05 11:33:52 | 社会・経済

定年退職をしたのは3年前のことである。それから自分のやりたいことをやってきたので、生活を楽しくやってこられた。ただ困るのは生活が経済的に苦しくなってきたことである。

新聞を読んでいたら、夫婦二人で320万円の年金生活が標準だそうであるから、ほとんどそれに等しい標準的な家庭である。ところが支出が多いのだ。いまのところ年間約100万円の赤字である。これでは長い目で見れば生活ができない。どうしたものだろうか。

学会は二つほど辞めたが、でもまだ入っておきたいものもある。また雑誌だがいくつかまだ取っておきたい学会誌もある。それらの購読料は全体で数万円だろうが、ここに来て大きな痛手になる。これは自分が月々給料をもらっていた頃にはそんなに感じなかったことである。

勤務を辞めたら、すぐに学会から脱会してしまう人もあり、これは生活を考えた結果なのだろうと今にして思う。生活贅沢をしているわけではないが、普通のヒトにとったら贅沢だと思われることもあろう。どうしたものだろうか。


e-taxで確定申告に挑戦

2008-03-04 12:11:33 | 社会・経済

長男が忙しいようだが、私も忙しい。これは数学エッセイもあったが,昨日はe-taxで確定申告をしようとしたからである。昨日一日中やって結局申告できなかった。これは書類は簡単にできるのだが、どうしたものか送れないのである。

それに至るまでも私にしてみたら大変な努力である。多くの書類を読んで、IC card reader-writerをインストールし、等々いい加減で放り出したくなる。コンピュータは面倒である。蹴飛ばしてしまいたくなった。


ドイツ語のクラスがはじまる

2008-01-11 12:23:11 | 社会・経済

毎週木曜日にあるドイツ語のクラスが始まった。今回はRさんがこの年末年始にドイツで制度とかが変わったことを話してくれた。ドイツでは主婦も職業として考えられていて離婚したときに失業保険を貰えるというのは初耳だった。

何年もドイツ語とかドイツのことを学んでいるのにそこに住んでいる訳ではないので知らないことが多い。もっとも離婚したときにと言おうとして離婚が出て来なかった、scheiden lassenだかgeschiedenとかなんとかいうのだろうが、出たのはdivorceという英語だった。なんということだ。


多くの女性は社会で働いている

2007-12-06 12:28:58 | 社会・経済

いま妻が医療生協にかかわっている。それで組合員の勧誘のためにあるとき狩り出されてある地域の一戸、一戸の家庭を訪問した。しかし、訪問しても多くの家庭は不在であったという。

これは多くの女性が社会で働いていることを意味するのだろう。もちろんその内実はいろいろであって、たとえば夫の給料だけでは生活ができないとか、そうではないが、より豊かな生活を求めている人もいるだろう。

ともかくも松山市郊外の住宅地では昔みたいに女性が在宅するという風ではないらしい。我が家も少し前まではそうであったし、いまは勤めに出ているわけではないが、妻はボランティアとかもろもろの活動や遊びに忙しい。郵便物が配達されても印鑑が必要だと配達通知だけが残って郵便物を結局は郵便局にとりに行くことが多い。

フルタイムで働く女性は多くはないかもしれないが、少なくともパートタイムで働く女性は多い。


イスラム哲学の原像

2007-11-21 11:17:46 | 社会・経済

JRに数時間乗って徳島での高校の同窓会に出席したので、そのときに岩波新書の「イスラム哲学の原像」をもって行き、少しだけ読んだ。イスラム教は一神教だが、神秘主義的なところがあるという。

仏教にも密教にはこの神秘主義があり、イスラム教の神秘主義とはある種の平行性がある。ただ、仏教は煩悩の根源を探るといったところに目的があるが、イスラム教では意識の構造化といったところに目的があるとか。

意識といっても最後には無意識をも構造化するのだからオウム真理教の世界観とも類似性が幾分あるかもしれない。でも目的はまったく違うし、だからオウム真理教が正しいということにはならない。

序文が読みにくくて、長男の以前に買ったこの本を前にも読もうとしたのだがまったく読めなかった。岩波文化講座か何かの講演速記に手を入れて前半ができているのだが、それのまた半分くらいしか読んでいない。

これを読んだら神秘主義のいくらかは解明されるので、関心のある方々は読んだらいいかもしれない。そのときは序文は読まない方がいい。この序文の段階で以前にはすでに脱落したと思う。本文の方は序文ほど難しくはないようだ。


土地の値上り

2007-03-30 14:01:12 | 社会・経済

先日土地価格の公示があった。東京とか名古屋等の一部ではあるが、商業地や住宅地の値上がりがあった。これはミニバブルともいわれている。

土地は社会の共有の財産という考えがヨーロッパにはあって、土地で金儲けをするという考えはあまりないが、日本では土地を使って金を儲けるという悲しい「さが」がある。

バブルの崩壊後そういう傾向にある程度ブレーキがかかったと思っていたが、東京都を中心にしてこのミニバブルが再燃している。

東京都とその近郊のマンションが値上がりをしているというテレビのニュースもあった。世田谷区だったか1億とか1億5千万のマンションが飛ぶように売れているという。

老齢社会に入って人口が減っていきそうだということで土地が少なくなるというイメージは減ったこと、また土地の値段が極端に上がったために普通の人が買えるという状況でなくなった。

そのために銀行等の倒産があり、バブルが崩壊した。それは大局的に見れば、健全なことであったと思う。


税務署でのやりとり

2007-03-09 11:31:35 | 社会・経済

昨日税務署に出かけた。

4階の小会議室にその仕事をしているところがあった。行って見ると先着の人がいたので、数分間待った。

前の人の用事が終わったので、何がいけなかったですかと尋ねたら、印鑑が一箇所押してなかっただけであった。それを押しておしまい。

時間にして2分くらいのことである。そのために1時間以上でかけている。税務署の職員もうちはお役所なもので印鑑がないと正式の書類にならないものでと恐縮している。

私も勤めていた頃にはそういう言葉を発したことが何回かあった。学生の父親とか母親が尋ねてきて、子どもの休学や退学の書類を出したいというようなときであったと思う。そういうときに面倒なことをさせてすまないという気持ちがこちらにあることがやはり必要なのではないかと思う。

どちらにしてもお役所仕事には変わりはないが、それに従事している人までも官僚的になってしまったらどうしようもない。せめて生の人間くらい機械ではないのだから、恐縮の意を表した方がいい。


税務署からの呼び出し

2007-03-08 11:58:16 | 社会・経済

先日確定申告を郵送で提出したら、昨日電話があった。どうも印鑑をつくのを忘れたらしい。どうしても税務署に行かなくてはならなくなった。でもあの30分待ちの状態ではないだろうから、そんなに大変でもないが、税務署に行くのは同じである。

いつもそそつかしくて困る。これは子ども時からの性癖であるからしょうがない。人間本質は歳をとってもあまり変わらないものだ。

妻にも確定申告書の作成を教えたので昨日自分で作っていたようだ。親の死去に伴って相続した不動産を昨年末に譲渡したので、その譲渡税の申告をしなくてはならないという。税金もよく調べないと沢山支払うことになってしまう。なかなか面倒であるが、自衛をしなくてはならない。ちょっとインターネットを調べてみたら、一昨日の計算とはちがって昨日の計算では30万円くらい節税になったようである。でも普通の人がこういうことを調べてみるのは面倒ですね。一昨日はもう面倒だから30万円余分に払うと言っていたのです。


今年の確定申告

2007-03-02 19:09:08 | 社会・経済

今年も確定申告の時期が来た。昨日確定申告をインターネット上でしようとしたら、pdfの画面が出てこないので失敗してしまった。仕方なくデオデオのサポートセンターに誰か来てもらうように頼んでおいたら、今日の午前に来てくれてpdfが見れるようになった。

それでacobat reader8が入った。国税庁のホームページでは8は相性が悪いとあったが、なんとか書類ができたので、印刷をして今年は税務署には行かず、郵送をした。昨年よりは少し賢くなったが、書類を作成しようとするのが遅かったので、e-taxは利用できなかった。来年はe-taxを使って書類を作成するつもりである。


構想が必要なのはどこでも

2006-06-01 02:39:41 | 社会・経済

この間二男のtetsuroの話を聞いていて、構想が必要なのは学問とか教育とかばかりではないなと思った。彼はある会社のサーバーの管理をしている。いわゆるSEなのだが、やはり構想が必要らしい。

というのはサーバーは世間一般からのアクセスで限度一杯に使って欲しいのだが、といってそれがパンクしてはシステムが動かなくなる。サーバーの容量を上げればいいのだが、利益がまだ十分上がると保障されていない段階ではサーバーの容量を上げて、会社の支出を上げるのは憚られる。

ということでストレスを抱えている。どういうふうにその辺の移行をスムースにするかという点が腕の見せ所だと思っている。しかし、それを同僚に話して問題意識を共有するところまでは行っていないという。

それを聞いてわが子自慢で申し訳ないが、そこまで二男が成長しているかと驚いたと同時に知恵というものをもっていることに感心した。知恵は誰かからの教育で身につけられるものではない。自分のものである。

知識は教育で身につくかもしれないが、知恵はその人の持って生まれたものである。私はいつも知恵とか叡智とか言うものに尊敬の念を抱いている。

話が突然変わるが、量子力学の創始者の一人Bornが後年語ったところによるとゲッチンゲン大学の彼のところで学んだ人たちの中からオッペンハイマーを中心とした原爆をつくった一群の原子物理学者たちが現れたが、彼等は確かにcleverではあったが、自分はもう少し彼等がwiseであって欲しかったと。

この話は私は湯川さんの講演録を読んで知ったのだが、(私が25,6歳であったろうか)その頃から知恵とかwisdomとか賢さというものに敬意を払うようになった。もちろん、知識もないよりはあったほうがいいが、そういうものにはあまり重きを置かなくなったように思う。


日銀の量的緩和の解除

2006-03-09 12:37:25 | 社会・経済

Koitiのブログで日銀の量的緩和の解除をめぐって、反対と賛成とのブログのあるなしを集めている。Koitiの探した限りでは反対かまたはそれに近いブログはあるが、賛成を表明してブログは見当たらないとのことだ。

話が経済なので、素人の私にはわからないが、金利がほとんと0%というのはやはりおかしいのではないか。景気との兼ね合いで今までは仕方がなかったのかもしれないが、やはりおかしいのだと思う。日銀に肩入れするのではないが、これについては日銀の判断を是としたい。

90年代にいわゆる世界的な社会主義の崩壊があって、資本主義が勝利したと言われたが、金利を極端に抑えるというような政策をとらないと経済が成り立たないということは資本主義の勝利ではありえないのではないか。特に銀行に多額の融資をしてその経営を支えたということはもう単純な資本主義ではない。

それを市場経済の勝利のように言うのは根本的に間違っている。また、ダイエーへの援助でもそうであろう。本来失敗したものはそのまま国民の税金で建て直しを要求できるようなものではない。速やかにその場から立ち去るべきである。それが市場経済ではなかったか。政治家にそのような自覚があるのだろうか。強いものは助けるが、弱いものは助けない。それが政治のすることだとすれば、世の中が間違っている。


確定申告に行って

2006-03-06 18:38:06 | 社会・経済

今日確定申告のために税務署に行った。初めて税務署に行ったのだが、沢山の人が雨降りなのに来ていて、むんむんするくらいだ。

受付で聞いて中に入り、番号札をもらう。90番だった。これはだいぶ待たなくてはいけないぞと思っていたら、案外早く自分の番がまわってきた。

それで書類を提出して3分くらいで用は終わった。それから市役所の地下駐車場まで堀の内公園を通って帰った。

駐車場が一杯で、出口へなかなか到達しない。それでも30分位してやっと出口へ出て家に帰り着いた。やれやれ。先日インターネットで見て調べていたが、それでも3日ほどかかった。来年はもっと楽にできるだろうか。


確定申告

2006-02-22 17:23:40 | 社会・経済

このブログはほとんど誰も見ていないと思うので、自分のメモ帳として使っている。だからその時々の私の関心事が出てくる。いまは確定申告の時期なので、確定申告について書く。

とはいってもいままで給与所得だけであったので、確定申告などする必要がなかった。今年は昨年の3月に定年退職したのでどうしても確定申告する必要がある。

いままでなんとか控除という書類を年末に数枚出せば、年末に税金が返ってくることが多かった。それで係りの人に助けられて自分は面倒なことをしないで済んでいたのがわかった。

もっともこのごろはインターネットで確定申告の書類をつくれるということでいま住宅取得控除の申告をしようと思ったのだが、この家にいつ入居したのか覚えていないということで書類をつくることを途中で断念しなくてはならなかった。また明日に出直しである。

しかし、いつの間にやら数学と物理のブログ(pysicomath=physics and mathmatics )からはずれてしまっているのは残念だ。