ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

【老兵】足回りの修理【ミラジーノ】

2020-03-27 18:43:00 | ミラジーノ L650

2020年3/27現在、全世界が新型コロナウィルスの猛威に直面しています。

「テレワーク」などといった仕事の方法も提唱されていますが、そんな事が出来るのは本当に一握りの人達で、我々地方都市生活者にとっては縁の無い話です。

満員電車ではなく、田舎ではマイカー通勤が可能なのはコロナ対策には良いですね。

さて、私が通勤快速として重宝しているL650Sミラジーノの初年度登録は2005年11月で、現在の走行距離は80,000km弱。

15年選手です。生まれた赤ん坊が15歳になっているのと同じですから、短いようで長い時間です。

人間と一緒で、外見はなんとか化粧で誤魔化せても、寄る年波には勝てません。

昨秋、スタッドレスタイヤ交換のためにタイヤを外した際、思いがけず何ヶ所か修理しなくてはならないところを見付けました。

 

・フロント左右タイロッドエンドブーツ破れ(潰れてグリスが抜けている)

・左インナー側ドライブシャフトブーツ破れ

・エキゾーストパイプ腐れ穴あき

 

エキパイの穴あきは気付かなくて、修理の相談に行ったダイハツでたまたま発見しました。

ついでに修理の見積もりも貰ったのですが、タイロッドエンドブーツが一個6,000円!(笑)とか、ブーツはドライブシャフトごと交換で17,600円!とか(笑)、あり得ない金額を提示されたのでコーヒーだけ飲んで帰ってきました。

そんな訳でいつも通り、通販で安く部品を調達して、DIYと馴染みの修理屋(しかもスズキ笑)に部品持ち込みで直す、という事になりました。

 

まずドライブシャフトブーツですが、修理屋に相談したところ

「今は殆ど分割式でやってますよ」

との事だったので、スピージーのものを購入。

 

ダイハツで一個6,000円と言われたタイロッドエンドブーツも、適正価格で購入。

このブーツ類は自分でやる時間と体力が無かったため、修理屋でやってもらう事にしました。

修理前の写真を撮っていないので、以下、修理後の写真となります。

 

修理前は、このゴム部品が完全に潰れてちぎれてしまっていました。

 

ドライブシャフトブーツは、念のため左右同時交換しました。

 

これはたまたま見付けたのですが、左のアウター側のドライブシャフトブーツが分割式に交換されていました。

前のオーナーが乗っていた時に交換されたものらしく、右側は純正のモノが未だ頑張っています。

分割式は充分使える、という証左ですね。

 

これらの修理費用で約13,000円。安っ!

 

ここまでは修理のプロにやってもらい、エキパイの交換は自分でやります。(コスト削減)

 

取り付けだけでも5,000円はかかるので、自分で出来るところは自分でやります。

 

さてマフラーの交換なのですが、スズキの車と違ってダイハツ車のサイレンサー(タイコ)は、センターパイプと一体型となっており、タイコとエンドパイプがバラバラになっているのです。

どっちにしても、センターパイプ・エンドパイプ両方に穴が空いているので、両方交換です。

センターパイプを外すには、エンジン直下から外さなくてはいけません。

ジャッキで車体を持ち上げます。

 

真下から見たところです。

スプリング付きのボルト2本を外して取ります。

前もって、パイプにはめこんであるO2センサーも外しておきます。

 

真ん中が触媒、左がサイレンサーで、エンジン直下からズーッと繋がっています。

整備性は良くないですね。

 

やっと外れました。

エンドパイプは2本のボルトで固定されているのですが、ラチェットレンチで回している最中に運悪く片方のナットの山がナメてしまい、外せなくなってしまいました(泣)

そのため、前から後ろまで繋がった状態で外すハメになりました。

 

エンドパイプの下側ではなく、上側に穴が空いていました。

下から覗いても見えない訳です。

 

ナメちゃったナット。

 

ちょっと捩じったら、もげました(笑)末期状態ですね。

 

どうも溶接部分が弱いようです。

 

交換するエキパイは、社外品とはいえ純正同等の「辻鉄工所」製。

純正品(約42,000円)のほぼ半額。

変なメーカーの下品なマフラーは付けません。

今回は、センターパイプとエンドパイプ、両方に穴あきがあったのでペアで購入。

 

並べてみました。

ステンレス製です。傷みやすい溶接部分にはシルバーの耐熱塗装がされています。

必要なガスケット類は全て付属しています。

 

エキパイ各部をゴムでひっかけておいて、前の方から接続していきます。

これはエンジン直下の部分です。

 

フロントから見たところ。

タイコが外れなかったので、マフラーの下側を通っているクロスメンバーを外して、古いマフラーをフロントから引きずり出しました。

疲れましたね。

とりあえずこれで懸案だった排気系とベアリング系の修理が終わって安心しました。

ダイハツの修理見積よりかなり安くなった事は言うまでもありません。

とはいえ、ご覧の通りリアショックは抜けており、オイルも漏れています。

が、とりあえずこの車は通勤や近所の買い物メインなので、ショック交換までは考えていません。

後席に人が乗るとギシギシ聞こえるので、おそらくスプリングだけで加重を支えているものと思われます。

 

まぁ、とりあえず一安心です。


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