ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

ウオッシング

2008-09-05 01:44:07 | WWⅡ 戦車模型 制作過程

次はウォッシングです。私はこの工程で油彩と、溶剤にペトロールを使用します。

油彩色はセピアだけです。他の色は混ぜません。これをペトロールでシャブシャブにして、キャタピラ以外の部分に塗りたくります。明暗はペトロールで調整し、まず透過度を高くしてから作業にはいります。

056

前段階と比べると、ワンランク、トーンが落ちているのがわかります。控え目に行ってこのくらいですから、濃い目にしないこと。

また、陰影がはっきりしてきて、立体感も出てきました。

057

表面が濡れたようになっていますね。乾燥すると艶が落ち着き、エッグシェル調になります。基本塗装を艶消しで行うと、表面のガサガサでこういう艶が得られません。基本塗装の際、クリヤーを入れるのはそのためなのです。艶にかんしてはあらためて説明したいと思います。

058 弾痕の色付けですが、この段階ではまだ模索中でした。「やらなきゃよかったかな・・・」と何度も考えましたが、失敗にならないように仕上げようと考える事にしました。


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