神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

清水窪

2017-08-21 06:26:52 | 善福寺川6

 → 「段彩陰影図」で杉並、中野の区境に沿って、北側から合流する短い谷筋があります。「杉並の通称地名」(平成4年 杉並区教育委員会)によると、「高台にかこまれた小谷地で清水が噴出していた」ため、昭和初年まで「清水窪」と呼ばれていました。一方、「杉並の川と橋」(平成21年 杉並区郷土博物館)の湧水リストは区境にまたがる谷頭を「蛇窪」としてしていますが、いずれにしても、この谷筋が富士見橋で合流している水路の水源の一つでした。

 

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    ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)

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    1. 前回の最後に十貫坂下で左折しましたが、40mほどで今度は右折します。

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    2. 右手に車止めが並んでいますが、その先には細長い空間が残されています。

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    3. 数年前の→ 写真には、同じ場所に中野区の車止めが置いてありました。

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    4. この前後からしばらく、杉並、中野の区境と重なります。

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    5. ここで行き止まりです。200mほどの今となっては意味不明な細長い空間でした。