神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

字水久保2

2018-10-17 06:12:53 | 弦巻川・水窪川

 水窪川の流域で田圃があったのは谷頭の字水久保のみでした。それも大半は巣鴨村に属しており、前々回UPの→ 「巣鴨村絵図」に描かれている通りです。一方、雑司ヶ谷村に属する田圃は、右岸にはみ出した一部のみで、これは→ 「雑司ヶ谷村絵図」の右上隅の描き方とも一致します。前回はこうした水久保田圃の、主に南縁に沿っていた水路がテーマでしたが、今回は北縁と重なる道路をたどります。こちらに水路があったかは不明なので、いつもの青点線は書き込んでいません。

 

Mizukubo2

    ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)  

Mizukubom42

    ・ 「陸地測量部発行の1/10000地形図(明治42年測図) / 早稲田」  上掲地図と同一場所、同一縮尺です。なお、中央から左上隅に向かう破線が巣鴨、高田の村境です。

0623a 0623b

    1. 水路跡の右手を並行するこの道路が、田圃の北縁とおおむね重なります。

0623c 0623d

    2. 右カーブの連続で左手に孤を描いています。 

0623e

    3. 左手にあった水路との間は最大でも二十数メートル、細長い田圃でした。

0623f 0623g

    4. 突き当りで右カーブ、文化会館前の通りに出ます。