神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

地蔵堂分水路3

2019-04-09 06:06:13 | 谷端川・小石川1

 舌状台地の付け根をショートカットする、仮に地蔵堂分水路と名付けた水路を、合流地点からさかのぼっています。山手通りを越え、二百数十メートルで要町通りに遮られて中断しますが、その先にはこれまでの幅広な直線道路から一転、水路単独を思わせる狭い路地が、舌状台地の尾根まで続きます。この区間は区画整理の前後で変化はなく、分水路開削当初の切通しの様子をよく保っています。最後に、→ 「地蔵堂分水路(仮)」で扱った改修前後の二つの分岐点に到達するまでです。

 

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    ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)  

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    1. 要町通りを斜めに横切ると、その先に水路単独の狭い路地が顔をのぞかせています。 
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    2. 狭い路地は上りに差し掛かります。分水開削当時の面影をよく残しているところです。

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    3. 舌状台地の背にあたる、地蔵橋の架かっていたところを越えます。

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    4. 要小正門前を通過、その南西角で改修以前の分岐点に至ります。 

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    5. 改修後の本流との分岐点までで終了です。全長650mほどの行程でした。