阿佐ヶ谷の左岸流を追っての五回目です。前回は北五丁目の五差路下を過ぎたところまででしたが、引き続いて字小山の台地を左岸に見ながら進みます。狭くクネッた路地、車止め、コンクリート蓋と、水路跡の特徴を色濃く残した区間で、単調ですが迷うことはありません。なお、小山は「新編武蔵風土記稿」に「東の村界ひなり」とあるように、馬橋村との境にある小名でした。下の地図中色違いになっているところが元の村境で、現在は阿佐ヶ谷と高円寺の境となっています。
- ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)
- 1. 前回から引き続き南下します。正面の車止めの位置から、次の幅広道路の右手が水路だと分かります。
- 2. 水路単独の狭い路地となり、すぐに左折、右折のクランクで左手にシフトします。
- 3. このワンブロックはコンクリート蓋も復活します。
- 4. 細かいクランクの先で、けやき公園に向う道を越えます。
- 5. 馬橋村との境だった道に出ます。出たところで道沿いに右折、すぐに左折です。