「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

『さまよう患者』-当事者と医療側の妥協点

2017年02月07日 21時28分20秒 | 「うつせみ和尚」のお説教

私は精神科の単科(ひとつの科)の病院しか見ていないのでわからないが、

精神科に関して言えば「再入院」の確立が非常に高い。

それも前回の入院から一年以内という短い期間だ。

各いう私も過去そうであった。それを足かけ三年続いた。

計三度の入院をしました。

その当時、知り合った患者さんが今なお入退院を繰り返しています。

なぜか?私なりの定点観測をしてみると、「薬物治療に頼りがちである」、

「退院後の日中活動が乏しい」、「患者同士の横のつながりが強い」、

「家族から白眼視されているか、理解度が低い」といった感じである。

私の場合は運良く拾われ、何度となくつまずきながらも

周りの人々の理解や妥協でこの就労が許されていることである。

はっきり言って「稀」であると思っている。

しかし、自分のガマンというか、努力というか、

そういうものを強く求められる場面が必ず来る。

その時に、「前進するか」、「決断しないか」、「回避するか」で

大きく後が変わってくると思う。

私自身もまだまだ「寛解」とはいえず、「薬物治療」に加え、

一年半くらい前から「カウンセリング」も受けている。

後戻りはまっぴらご免だからである。

今もなお、前に進んでいるのか、後ずさりしているのか時々分からなくなる。

不安になるが、そんな時はそのことに関して「思考ストップ」することだ。

違う前向きな材料を見繕ってそれを考えるに限る。

「寛解」に近づくには辛いことをせずには通れないが、

決して逃げずに味方をいっぱいつけて立ち向かうことである。

いずれは通らねばならぬ道である。

また、病院に入って解ったことだが医療者側にも問題があり、

「入れ(入院)さえすれば・・・」

そんなこんなで「△病棟の主(ぬし)」と言われるベテランがわんさと居ますよ。

結局、地域社会に出られずに病院で最期を迎える方も多いのである。

通院は生涯避けられぬかもしれないが、病院のベッドでおさらばゴメンである。 

 

 

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