私は精神科の単科(ひとつの科)の病院しか見ていないのでわからないが、
精神科に関して言えば「再入院」の確立が非常に高い。
それも前回の入院から一年以内という短い期間だ。
各いう私も過去そうであった。それを足かけ三年続いた。
計三度の入院をしました。
その当時、知り合った患者さんが今なお入退院を繰り返しています。
なぜか?私なりの定点観測をしてみると、「薬物治療に頼りがちである」、
「退院後の日中活動が乏しい」、「患者同士の横のつながりが強い」、
「家族から白眼視されているか、理解度が低い」といった感じである。
私の場合は運良く拾われ、何度となくつまずきながらも
周りの人々の理解や妥協でこの就労が許されていることである。
はっきり言って「稀」であると思っている。
しかし、自分のガマンというか、努力というか、
そういうものを強く求められる場面が必ず来る。
その時に、「前進するか」、「決断しないか」、「回避するか」で
大きく後が変わってくると思う。
私自身もまだまだ「寛解」とはいえず、「薬物治療」に加え、
一年半くらい前から「カウンセリング」も受けている。
後戻りはまっぴらご免だからである。
今もなお、前に進んでいるのか、後ずさりしているのか時々分からなくなる。
不安になるが、そんな時はそのことに関して「思考ストップ」することだ。
違う前向きな材料を見繕ってそれを考えるに限る。
「寛解」に近づくには辛いことをせずには通れないが、
決して逃げずに味方をいっぱいつけて立ち向かうことである。
いずれは通らねばならぬ道である。
また、病院に入って解ったことだが医療者側にも問題があり、
「入れ(入院)さえすれば・・・」
そんなこんなで「△病棟の主(ぬし)」と言われるベテランがわんさと居ますよ。
結局、地域社会に出られずに病院で最期を迎える方も多いのである。
通院は生涯避けられぬかもしれないが、病院のベッドでおさらばゴメンである。
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